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オアシスの株主提案に関する よくあるご質問


オアシス・マネジメントは、花王株式会社のパフォーマンスを強化するために5名の独立社外取締役を提案しました。オアシスは花王株の5.2%を保有し、現職の取締役の解任は計画しておらず、経営の多様化と強化を目指しています。花王の化粧品事業とヘルス&ビューティケア事業の成長を促進するため、オアシスの候補者は戦略的知見を提供するとしています。候補者には、サプライチェーンの最適化、グローバルマーケティング、財務戦略、ブランド管理、デジタルトランスフォーメーションの専門家が含まれており、これらのスキルが花王の国際市場での発展を助けると強調しています。オアシスは、2025年の株主総会でこれらの候補者への賛成票を呼びかけており、マーケティングやDXなどの分野で花王の成長を加速させる意図を示しました。

(証券コード: 4452 JT)

詳細情報およびオアシスによるプレゼンテーションはwww.abetterkao.comをご覧ください。

香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッド(以下「オアシス」または「当社」)は、世界的な化粧品、日用品を手掛ける花王株式会社(4452 JT)(以下「花王」または「同社」)の株式を 5.2%保有するファンドの運用会社です。オアシスは、金融庁の「責任ある機関投資家のための原則」(日本版スチュワードシップ・コード)に準拠し、この原則に沿って、投資先企業をモニタリングし、投資先企業と対話を行っています。

1. オアシスは花王の現在の取締役を入れ替えようとしていますか?

いいえ、オアシスは現職の取締役を解任・更迭するのではなく、独立社外取締役を新たに取締役会に加えることを検討しています。オアシスは花王の海外市場における成長を支援するため、成長ドライバーでありながら現在は低迷している化粧品事業とヘルス&ビューティケア事業を活性化するために、戦略的な知見を加えることで花王の取締役会を強化しようとしています。

オアシスの取締役候補者は、花王の現取締役会を補完する重要なスキルを提供します。それらは、花王の長期的かつ持続可能な成長を確実にし、すべてのステークホルダーに利益をもたらすために不可欠です。オアシスの取締役候補者がもたらす知見によって収益が拡大し、従業員にとってはより良い機会と賃金の上昇、サプライヤーにとってはチャネルの拡大、顧客にとってはより優れた製品の提供、株主にとっては株価の上昇につながります。

オアシスの取締役候補者は、花王がP&G、バイヤスドルフ、ユニリーバなどの業界トップ企業と競争できるようなグローバルトップ企業になるための、最良のチャンスです。

2. 花王の業績は改善基調ですが、なぜオアシスの候補者に投票すべきなのですか?

花王の直近の財務業績の改善は、ハイジーン&リビングケア(「HLC」)部門(主に国内洗剤)とケミカル事業に限定されています。HLCは、日本での価格設定の改善と原材料価格の低下により恩恵を受けていますが、国内消費者は依然として価格に敏感であり、これ以上の値上げ余地は限られている可能性があります。ケミカル事業も、価格設定の改善による利益率の改善から恩恵を受けていますが、現在の収益性レベルは景気循環のピーク時に見られるものと酷似しており、今後上昇の余地はほとんどありません。

一方、花王も認識している通り、潜在的成長ドライバーである化粧品事業とヘルス&ビューティケア事業は引き続き苦戦しています。化粧品事業は継続的に損失を生み出しており、ヘルス&ビューティケア事業は競合他社と比較して利益率が大幅に低く、業績が低迷しています。

花王は有望なブランドポートフォリオを持っていますが、戦略実行が不十分です。花王はこれらのセグメントで低迷を続けており、事業の立て直しを監督するための適切なスキルを有する人材が、現取締役会にいないことは明らかです。

そこでオアシスは、花王の化粧品事業とヘルス&ビューティケア事業を戦略的に活性化し、海外市場における成長と多様化のための知見を提供できる、5名の候補者を指名しました。花王にとって非常に大きなプラスの影響をもたらす可能性があるにもかかわらず、花王は正当な理由もなく、これまでオアシスの候補者指名に抵抗を示してきました。

3. なぜオアシスは1-2名でなく、5名の取締役を指名しているのですか?

花王の取締役会は、海外化粧品およびヘルス&ビューティケア市場における重要な経営課題に対処できていません。オアシスは以下の専門分野に長けた5名の独立社外取締役を提案しています。

  • サプライチェーンの最適化
  • グローバルマーケティング
  • 財務戦略
  • ブランド管理
  • デジタルトランスフォーメーション

これらのスキルは、化粧品事業とヘルス&ビューティケア事業における花王の成長ドライバーを活性化し加速するために、不可欠なものです。例えば、ブランド選択とマーケティング展開を成功させることにより、商品需要を世界的に劇的に増加させることができます。そのためには、より強力なサプライチェーン、優れたデジタルトランスフォーメーション(DX)と電子商取引(eコマース)の対応能力、競争力と収益性を確保するための価格戦略が必要となります。

オアシスの取締役候補者は一丸となって、花王のパフォーマンスとステークホルダー価値の向上に向けた監督とガイダンス機能を提供します。候補者5名全員が、海外市場における花王の成長を推進する鍵となります。これら候補者が花王の取締役会に加わることにより、花王の取締役会は14名に拡大し、花王のような企業における業界標準の取締役会の規模に合致することになります。

4. Yannis Skoufalos氏は本当に独立した取締役候補ですか?

はい、Yannis Skoufalos氏は独立した取締役候補です。

オアシスは、グローバルでの厳格な調査を実施し、223名の候補者を評価した後、最終的にSkoufalos氏を含む第一級の取締役候補者5名を選出しました。Skoufalos氏は現在、株主とのコミュニケーションを図るためにオアシスから報酬を得ていますが、これは株主総会後に終了し、その後は独立した立場で職務を遂行します。

Skoufalos氏の独立性に対する花王の批判は、同社による自社取締役会メンバーとの重要な外的関係性を考慮すると、整合性が取れていません。

  • Sarah Casanova氏は三井物産の取締役を務めており、三井物産は花王との合弁事業を有しています
  • 髙島誠氏は、花王のメインバンクである三井住友銀行の会長です
  • 桜井恵理子氏は、花王のメインバンクの持株会社である三井住友フィナンシャルグループで、高島氏と花王とは別の会社で取締役会でのつながりを有していました

これらの既存の関係は、Skoufalos氏へのへのオアシスの一時的な報酬を念頭に置いてもはるかに独立性が低いように思われます。

5. 花王の候補者であるLisa MacCallum氏とSarah Casanova氏と、オアシスの候補者であるMartha Velando氏とHugh Dineen氏の間に、スキルの重複はありますか?

いいえ、花王の候補者とオアシスの候補者の間に、スキルの重複はありません。

オアシスの候補者とのスキルの重複に関する花王の主張は、根本的誤解に基づいておりマーケティングに対する花王の理解の乏しさを裏付けていると言えます。花王の候補者は、グローバルビューティーブランドに関する知見が「欠けて」います。

  • Sarah Casanova氏(元日本マクドナルドホールディングス代表取締役会長)は、ライセンス契約のファストフード・チェーン店における、単一市場のマネジメントでは優れた経験を有していますが、ブランド所有者として海外市場でグローバルなビューティーおよびホーム・パーソナルケア(「HPC」)ブランドを構築することは、それとは大きく異なります。
  • Lisa MacCallum氏は、企業のESGブランディングを専門としており、数年前から既に花王に同サービスを提供していますが、花王の主要な化粧品およびヘルス&ビューティケアブランドのグローバルな運営改善は、ほとんど見られていません。

対照的に、オアシスの取締役候補者であるHugh Dineen氏とMartha Velando氏は、花王がまさに必要としている要素をもたらします。ビューティーブランドを成長させ変革した実際の経験、複数の管轄区域および価格帯にわたる知見、そしてヘアケア、ボディケア、スキンケア、化粧品で、花王と競争してきた実績があります。例えば、 Velando氏はイソップのチーフ・マーケティング・オフィサーとして、グローバルで100人以上のマーケティング専門チームを監督し、ブランドのグローバルにおけるプレゼンスを拡大し、大幅な増収を促進しました。これは、花王傘下のモルトンブラウンが達成できなかったことです。Velando氏は前職で10億ドル規模のグローバルマーケティング予算を監督し、ロレアルとコティでの経験から、ラグジュアリー、プレステージ、マス価格帯での広範な経験を有しています。

Dineen氏は、花王が事業変革の必要性を認識しているヘアケアを含む複数のブランドを変革しました。ジョンソン&ジョンソンでは、消費財部門の6つのブランドの立て直しを支援し、メットライフではB2B、B2C、子会社のスピンオフのための新しいブランド戦略を開発しました。

花王の候補者には、Velando氏とDineen氏が有するこれら重要な領域での同水準の経験を有している方はいません。このオアシスの取締役候補者2名は、花王の取締役会に補完的なスキルと監督機能をもたらし、それにより花王は化粧品事業とヘルス&ビューティケア事業における真のグローバルリーダー企業へと変革を遂げるでしょう。

6. 花王の取締役会メンバーである髙島誠氏と西井孝明氏とオアシスの候補者であるLanchi Venator氏の間にスキルの重複はありますか?

いいえ、花王の取締役会メンバーとLanchi Venator氏の間にスキルの重複はありません。

西井氏は味の素で要職を歴任してきましたが、財務部門の役職には就いていません。高島氏は金融機関での経験を有しているものの、消費財(FMCG)業界や美容業界における財務経験や専門知識、競争市場でこれらの製品の価格モデルを開発した経験はありません。両名とも、業界特有の財務の専門知識を有しておらず、実践的な業界の洞察を提供することができません。

一方、Venator氏は、エスティローダーに在籍していた際に、同社の売上を100億米ドルから180億米ドルに拡大させることに貢献しており、美容業界における直接的な財務経験を有しています。Venator氏は、マス、プレステージ、ラグジュアリー市場全体にわたって洗練された価格戦略を実践し、エスティローダーの売上成長と収益性の向上に直接的に貢献しました。Venator氏は、マーケティング投資のリターンに対する確固たる指標を確立し、消費者データを活用して重要な財務意思決定を行いました。Venator氏の戦略的アプローチは、美容業界における市場セグメンテーションとデータ駆動型の意思決定に対する高度な理解を示しており、特に海外市場において花王の持続可能かつ長期的な収益性を推進するための重要な専門知識となるでしょう。

Venator氏は、花王の財務および価格戦略に対して独自で深い監視を提供するとともに、海外での売上成長を促進するためのアドバイスを提供します。

7. 花王の取締役会は、サプライチェーンがすでに十分な水準にあり、強化の必要はないと考えていますが、なぜYannis Skoufalos氏を任命する必要があるのですか?

花王が数年間にわたる収益低迷を解決する道は、海外市場における成長と多様化にあります。この目標を達成するためには、海外市場における成長を支えることができるサプライチェーンの最適化を進めることが不可欠です。

花王はサプライチェーンが十分な水準にあると主張していますが、実際はそうではありません。例えば、北米に極めて限定的な物流センターと生産拠点しかないため、米国市場で効率的に事業を拡大する能力が著しく制限され、このボトルネックが成長と収益性を阻害しています。花王が既存のサプライチェーンをベースに海外市場で成長することは非現実的です。

サプライチェーンの専門知識は海外事業の拡大に不可欠なものであり、ライバル企業が取締役会にサプライチェーンの専門家が任命されているという事実によって証明されています。例えば、ハレオンの会長は英国政府のサプライチェーンアドバイザーを務めており、サプライチェーン専門知識の戦略的重要性を示しています。

花王がサプライチェーン専門知識の重要性を軽視していることは、同社が海外事業の拡大を効果的に遂行する準備ができていないことを反映しています。

Yannis Skoufalos氏は同分野における世界クラスのリーダーであり、P&Gで国際的なサプライチェーン業務を監督し、57,000人以上の人員を管理する上級管理職経験など、約35年のグローバルサプライチェーン専門知識を有しています。同氏は、花王の戦略的課題に対して重要な独立した監督機能を提供できる経験を有しており、また幅広い分野での経験は、変革的な運営戦略を実施してきた実績を示しています。

花王にはSkoufalos氏に匹敵する経歴を有する人材は不在で、同氏は花王の長期的な成長と収益性を確実にするために貴重な存在となるでしょう。

8. 花王の取締役会にDX専門知識を持つ取締役がいることがなぜ重要なのですか?

花王は、長谷部社長とMacCallum氏だけでDXに関連する取締役会の十分な専門知識を有していると主張しています。しかしながら、どちらも、ネスレ、マイクロソフト、モンデリーズ、カールスバーグ、そしてJTインターナショナルなどのグローバル企業での経験を有するオアシスの取締役候補者Anja Lagodny氏が提供することができる専門知識に匹敵するものではありません。

花王は国内外で競合他社に大きく遅れをとっているため、DX戦略を刷新する必要があります。例えば、花王のオンラインモール「My Kao Mall Japan」の月間訪問者数は160万人で、@コスメの2,360万人を大きく下回っています。キュレルは東南アジアの主要市場でのインターネット検索結果トップ10に31回しか表示されないのに対し、セタフィルは155回表示されています。SEO対策が不十分で、大きな収益機会を失っているのです。奇妙なことに、花王の多くのブランドウェブサイトが同社の監督下にないことも注目されます。

花王の成長と発展にとって重要なデジタル戦略の取締役会による監督機能が不足していることは明らかです。Anja Lagodny氏はこの問題を改善できます。彼女はJTインターナショナルのチーフ・デジタル・オフィサーとしての経験に基づく貴重な専門知識を有しており、グローバルデジタル戦略の策定、データ駆動型デジタルビジネスの確立、R&D、サプライチェーン、およびeコマースプラットフォーム全体での効率性の向上における知見を提供することができます。

花王はDXの重要性を繰り返し強調していますが、取締役会にはDX戦略を監督するための経験と専門知識が欠けています。Lagodny氏を任命することで、国内外の市場での花王の将来の成長と競争力を高めることができます。

9. 取締役会が担う機能の一つは監督機能ですが、オアシスの候補者は監督機能を提供できますか?

オアシスが提案する取締役候補者は、多様なグローバル経験と、ビジネスの改善を推進してきた実績に基づく重要な戦略的な監督機能を提供します。

サプライチェーンの最適化、マーケティング戦略、財務計画、ブランド管理、DXに関する専門知識を持つこれらの候補者は、現在花王の取締役会に欠けている独自の視点とスキルを提供します。

オアシスが提案する全ての取締役候補者が有する総合的なバックグラウンドは、特に業績が低迷している化粧品事業とヘルス&ビューティケア事業、および海外事業において、会社の戦略的方向性と事業を変革するための綿密で専門的な指針を提供するための能力を有しています。これらの分野は、会社の将来の成長にとって重要であるにもかかわらず、これまで花王が十分な監督を行ってこなかった領域です。

10. オアシスの候補者の中に日本での経験を有する人材はいますか?花王の取締役会に加わるには日本での経験が必要だと考えていますか?

はい、オアシスの取締役候補者の全員が日本における経験を有しています。

Martha Velando氏はイソップのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)として、同社にとって重要な市場である日本の事業を監督していました。Hugh Dineen氏はメットライフで大規模な日本チームを率いていました。

Anja Lagodny氏はJTインターナショナルのデジタル戦略を指揮し、それがJTの国内デジタル戦略の基礎となりました。

Lanchi Venator氏はエスティローダーでグローバルな価格戦略を実施する任務の一環として、日本市場を担当していました。

Yannis Skoufalos氏は、2021年にパナソニックが買収したブルー・ヨンダーの取締役を務めたほか、P&Gの製造工場の監督者として日本におけるサプライヤーネットワークの運営も担当していました。

しかし、オアシスは5名の候補者を国内での経験や専門知識を理由として提案しているわけではありません。

花王の現在の取締役会はすでに国内でのビジネス経験においては飽和状態ですが、ブランドを国際的に効果的に拡大できるグローバルFMCG、消費財、美容の専門知識を持つ取締役が不足しています。

オアシスの候補者は一丸となって、花王に欠けているケイパビリティを補完することで花王の海外事業を変革し、花王のビジネスの長期的な回復に向けた揺るぎない事業基盤を確保するために必要な戦略的知見と監督機能を提供します。

11. 多くの取締役を追加したことで取締役会が大きくなりすぎませんか?

いいえ、私たちが提案する社外取締役候補が加わったとしても取締役会の規模が大きすぎるということはありません。

むしろ、花王の現在の取締役会の規模は業界における競合と比較して小さすぎます。

取締役会に適切なスキルが不足していることと、その小さな規模が組み合わさった結果として、花王は実行可能な海外成長戦略を策定できず、これが同社の業績不振の主な原因となっています。

オアシスの提案する取締役候補は、特に化粧品、ヘルス&ビューティケア、海外事業での監督機能を向上させ、海外での成長を促進するための重要なスキルをもたらします。 オアシスが提案する候補者を追加した後でも、花王の取締役会はP&G、ロレアル、エスティローダーなどのFMCG企業と規模が同等であり、ロート製薬、コーセー、ハレオンよりもわずかに大きくなる程度です。

12. 花王は取締役の面接と指名において効果的で透明なプロセスを経たと述べていますが、オアシスはそれに同意できますか?

花王の行動は、オアシスの社外取締役候補者を否定することが前提となっており、花王の成長に向けた建設的な議論に無関心であることが示されています。

花王の一連の対応は以下の通りです:

  • 花王は、P&G、ロレアル、エスティローダーなどの企業での経歴を有するオアシスの5名の有資格者全員を否定しました。
  • 花王は過去10年にわたり、株主総会が開催される前月の2月に取締役候補者を発表していましたが、今回はそれよりも早く2024年12月に2名の取締役候補者を先行して発表した後、初めてオアシスの取締役候補者との面談を行いました。
  • 花王は、オアシスが大量保有報告書を提出した直後に、オアシスの取締役候補者に連絡を取りました。
  • 花王の指名委員会のメンバーのうち、2名のみが候補者との面接を実施しましたが、これは自ら設定した選考プロセスに反するものです。
  • 指名委員会のメンバーは誰も、取締役候補者を適切に評価するための業界経験を有していませんでした。

オアシスが提案した取締役候補者に対する花王の拒否は、矛盾しており、逆効果でもあります。オアシスが提案した取締役候補者は、客観的に見ても各分野を代表するグローバルレベルの専門家であり、花王に明らかに欠けているスキルを有しています。今回のオアシスのキャンペーンは、花王の取締役会を強化することで花王の長期的な企業価値の成長を確実にし、すべてのステークホルダーに利益をもたらすことを目的としています。

***

結論として、当社は 2025 年 3 月 21 日に開催される花王の定時株主総会でオアシスが指名する 5 人の独立した世界クラスの取締役候補者に賛成票を投じることを株主の皆さまに推奨いたします。マーケティング、サプライチェーン、デジタルトランスフォーメーション、ポートフォリオ再構築などの主要な戦略分野でグローバルな専門知識を持つ 5 名の非常に有能な独立社外取締役は、花王を成功への正しい道に導くために全力を尽くします。また、経営陣のインセンティブを会社の業績と一致させるオアシスの提案された改訂報酬プランに株主が賛成票を投じることも推奨いたします。オアシスの提案は、花王のガバナンスを世界の競合他社と一致させ、株主にリスクのない有意義な改善の機会を提供いたします。

3 月 6 日にオークラ東京で開催されるオアシスの花王の株主のための投資家説明会にぜひご参加ください。オアシスの社外取締役候補者と面会し、より良い花王に向けたオアシスの計画についてご説明いたします。

株主の皆様は、https://abetterkao.com/makekaobettertoday/よりご登録ください。定員に限りがあります。有効な確認コードをお持ちの登録者のみ入場できます。

花王のステークホルダーの皆様からのご連絡は、info@ABetterKao.comまでお願いいたします。また、オアシスからの提案詳細は www.ABetterKao.comにてご覧いただけます。

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オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッドは、さまざまな国やセクターにわたる幅広いアセットクラスの投資機会にフォーカスしている投資ファンドです。オアシスは、現在最高投資責任者 (CIO) を務めるセス・H・フィッシャーによって 2002 年に設立されました。オアシスに関する詳しい情報は、https://oasiscm.comをご覧ください。オアシスは日本の金融庁の「責任ある機関投資家の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)」を遵守し、この原則に沿って投資先企業のモニタリング及び、エンゲージメントを行っています。

本プレス・リリースの情報と意見は、Oasis Management Company Ltd(以下、「オアシス」とする)が情報提供目的またはご参考に供する目的でのみ提供するものです。本プレス・リリースは、受領者に対して、 オアシスと共同して特定の会社の株券その他の金融商品取取引法における大量保有の状況等に関する開示制度の対象となる有価証券を取得し、若しくは譲渡し、又は議決権その他の権利を行使することを勧誘あるいは要請するものではありません。そのような共同行動をとる株主は大量保有の状況等に関する開示制度の共同保有者とみなされ、共同保有者は一般への情報開示のために合算した保有株式数を関係当局に報告しなければなりません。オアシスは、そのような合意を明示的に締結する例外的な場合を除き、日本の金融商品取引法上、他の株主と共同保有者や特別関係者として扱われる意図を有しておらず、共同保有者としての報告義務を発生させる一切の行為を行わないことをご了承ください。また、オアシスは、他の株主の保有する議決権の行使につき、当該株主を代理する権限を受任する意思はありません。なお、本書の内容は、オアシスの所見、解釈、及び評価にとどまります。


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