ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --RFRは、パークアベニューのシーグラム・ビル、ブライアントパーク地区の475フィフス、フィナンシャル・ディストリクトの17ステート・ストリートにおけるリキャピタリゼーション（資本再構成）、そしてノーホーの11ボンドにおけるビル全体の商業用リース契約など、主要なトロフィー・アセットにおける複数の取引が無事完了したことを発表しました。
「一連の取引の成功で新年をスタートさせることができました。これは当社の資産の質の高さ、そして価値を高めるための実践的なマネジメント、戦略的リース、再投資における専門性を当社が有していることを示すものです」と、アビー・ローゼンは述べています。「ポートフォリオに対する深いコミットメントは変わりません。引き続き堅調な市場環境が続くなか、新たな成果を成し遂げ、機会を捕捉するのを楽しみにしています。」
シーグラム：RFRは、マンハッタンのミッドタウンにあるパークアベニューの38階建てビルであるシーグラムビルに関連する債務の借り換えを行うために、12億ドルの商業不動産担保証券（CMBS）発行に関する手続きを完了しました。シーグラムにおける12億ドルの商業用不動産担保ローンによる資金調達確保は、今年最大規模の資本再構成の成功例といえます。CMBSから得られた収入は、JVPマネジメントによるメザニンローンなど、RFRが不動産を担保に借り入れた債務の返済に充てられます。
17ステート・ストリート：RFRは、25年間所有するロウアー・マンハッタンの42階建ての象徴的なオフィスビル「17ステート」の借り換えのために、3年間のローン延長を確保しました。17ステートはそのはっきりとした曲線を描くファサードにより、都市の景観の象徴となっています。本物件は2階から42階まで、ニューヨーク港とその向こうの景色を常時遮るものなく見渡すことができます。
475フィフス：RFRは、ニューヨークのブライアントパークに面したトロフィーオフィスビルである475フィフス・アベニューについて、資本再構成に加え、シティバンク、JPMorgan、Rithm Capitalからの1億6,000万ドルの期間3年の不動産担保ローンによる既存融資の借り換えにより資本増強を行いました。フィフス・アベニューの不動産のうち、ブライアントパークに直接面している物件は5つしかなく、そのうちの1つが475フィフス・アベニューとなります。戦前に建てられた建築物として建築の歴史上重要な建物であり、ブライアントパークを一望できる活気あふれる6つの屋外テラスを備えた目立つ角地に位置する475フィフス・アベニューは、Swanke Hayden Connellが設計し、新しく改装されたロビー、厳選されたパブリックアートプログラム、そして世紀の変わり目の優雅さを再現した、細部にこだわったファサードが特徴です。
11ボンド：RFRは、英国を拠点とするフィットネスアパレルおよびアクセサリー大手のジムシャークと、11 ボンド・ストリートのビル全体のリース契約を締結しました。高級トレーニング用品の消費者直接取引（DTC）による小売業者であるジムシャークは、マンハッタンのノーホー地区の中心部にあるボンド・ストリートとラファイエット・ストリートの角地に、アメリカ大陸初の実店舗として15,000平方フィートのスペースを確保しました。ボンド・ストリートに面した100フィートの4階建てのランドマーク的なスペースは、ジムシャークの米国における旗艦店となる予定です。
RFRについて
RFRは、ニューヨーク市に拠点を置く総合不動産投資会社で、米国とドイツの厳選された都市市場に重点的に取り組んでいます。1990年代初頭にアビー・ローゼンとマイケル・フックスによって設立されたこの会社は、過去30年間の大半にわたり、ニューヨーク市とドイツの不動産市場で積極的に活動してきました。RFRのポートフォリオは、厳選された国内および海外市場にある100を超える商業施設、住宅、ホテル、小売施設に及びます。
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