本合意に基づき、初期フェーズとして2025年第4四半期までに144本の非在来型坑井の掘削を促進し、第2フェーズではさらに多くの坑井を掘削することも検討
アラブ首長国連邦アブダビ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --SLB (NYSE:SLB)は、ADNOCドリリング、SLB、パターソンUTIとの合弁事業(JV)であるターンウェル・インダストリーズLLC OPC(ターンウェル)を設立することで合意したと発表しました。このJVにより、3社はAI、スマート掘削設計、コンプリーション・エンジニアリング、生産ソリューションにおける卓越したイノベーションを活用できるようになります。
このJVは、アラブ首長国連邦の非在来型石油・ガス開発計画の促進に重点を置き、まずは2025年末までに144本の坑井を完成させる予定です。SLBはこの合弁事業の一環として、掘削、坑井刺激法、坑井仕上げにおける統合サービス、プロジェクト管理、デジタル機能、地下サポートを提供します。出資比率については、ADNOCドリリングが完全子会社のADH RSC LTDを通じて55%を、SLBが30%を、パターソンUTIが残りの15%をそれぞれ占めることになります。
「今回のADNOCドリリングとの戦略的提携は、非在来型エネルギー資源の開発においてデジタル、掘削、坑井仕上げに関する革新的な技術を展開するSLBが、地域で主導的な地位を占めていることを示しています」と、SLBの中東・北アフリカ地域担当社長を務めるTarek Rizkは述べています。「アラブ首長国連邦は将来有望な非在来型エネルギー資産を有しています。安全かつ持続可能な方法でそのパフォーマンスを向上させることをとても楽しみにしています。」
「ターンウェルと当社の主要パートナーであるSLB、パターソンUTIにとって本日はまさに決定的な瞬間となります。私たちの合弁事業を定義するイノベーション、提携、卓越性の追求が、坑井開発計画の促進へとつながりました。」と、ADNOCドリリングの最高経営責任者(CEO)であるAbdulrahman Abdulla Al Seiariは述べています。「ターンウェルは、アラブ首長国連邦における世界クラスの非在来型エネルギー資源の大いなる可能性を引き出し、さらに世界のエネルギー産業に新たな基準を打ち立てることになります。アラブ首長国連邦の内外において、責任を持ってエネルギーの未来を形作る道をリードできることを誇りに思います。」
SLBについて
SLB(NYSE:SLB)は、バランスのとれた地球のためのエネルギー革新を推進する世界的なテクノロジー企業です。世界100か国以上で事業を展開し、その約2倍の国籍の従業員を擁する当社は、石油・ガスの革新、大規模なデジタルの提供、産業の脱炭素化、エネルギー転換を加速する新たなエネルギーシステムの開発と拡大に日々取り組んでいます。詳細については、 slb.com をご覧ください。
ADNOCドリリングについて
アブダビ証券取引所に上場(ADXシンボル「ADNOCDRILL」、ISIN AEA007301012)しているADNOCドリリングは、フリートで掘削および総合掘削サービス(IDS)を提供する中東最大の企業であり、世界最大級の複数分野に跨る掘削船隊を所有・運営しています。同社はADNOCの上流事業において重要な役割を担っており、ADNOCは世界的なエネルギー需要の高まりを踏まえ、生産能力目標を確実に推進しています。ADNOCドリリングは2018年にIDSをポートフォリオに組み入れており、現在は坑井に関する事業の開始から終了までと、その関連サービスのトータルソリューションを提供しています。詳しくは、www.adnocdrilling.aeをご覧ください。
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