最新のArcGISソリューションの高度な映像解析により、地理空間ワークフローを強化
米カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --人工衛星、ドローン、防犯カメラ、センサーなどが膨大な数の画像を毎日撮影し、その多くは動画という形で残されています。その一方で、映像データから価値ある知見を引き出すことは困難かつ多大な時間を要する場合があります。この貴重な情報源を分析して映像コンテンツへの可能性を最大限に活用しなければならない企業を支援するため、ロケーション・インテリジェンスで世界をリードするエスリは、ArcGIS Enterprise向けのArcGISビデオサーバーを発表しました。この革新的なソリューションにより、ユーザーは地理的・時間的なコンテキストを持つ動画サービスを簡単に検索、公開、配信できるため、政府、公共安全、公益事業、建築・エンジニアリング・建設（AEC）事業体にとって豊富な情報を活用できます。
「ジオリファレンス付き動画は強力なデータソースであり、画像の一形態としてますます使用されるようになっていますが、価値ある知見を引き出すための処理に多大な時間を要する場合があります」と、エスリの製品管理担当ディレクターを務めるロブ・エルキンズは述べています。「これにより、ユーザーはこのコンテンツを、あらゆるデバイスやネットワークでアクセスできる最新のWebベースの形式で活用できます。これにより、組織全体でマップとデータを迅速で正確に操作し、把握しやすくすることができます」
履歴データ確認でもインテリジェンス分析でも、ArcGISビデオサーバーは、ArcGIS Excaliburなどのクライアント・アプリケーションと組み合わせて、組織のニーズに合わせて拡張できる包括的なソリューションを提供できます。公共事業部門は、ドローンを配備して建物の遠隔検査を実施し、労働力を増強して従業員のリスクを軽減できます。第一対応者は、ライブ動画ストリーミングを使用して火災などの脅威が発生したときに監視し、より適切な直接対応を行うことができます。建設会社は、画像分類と分析を実行して、適切な事業地を特定したり、時間の経過に伴う景観変容を精査したりできます。
2023年エスリユーザーカンファレンスでは、オレンジ郡（OC）公共事業の調査チームのメンバーは、ドローン画像と地理情報システム（GIS）技術を使用して、ジョン・ウェイン空港における漏水を検知する過程を紹介しました。新技術の早期導入者として、OC調査スタッフはArcGISビデオサーバーに空港の屋根を撮影したドローン映像をアップロードした後、Excaliburを使用して、マップ遠隔測定を実施しながら録画を再生することで、漏水をすぐに示すことができました。
動画をGISワークフローに統合すると、データを継続的に収集する方法がより迅速に提供されるため、ユーザーは局所地域で移動するオブジェクトにフラグを付けて追跡し、即時分析を行うことができます。また、ArcGISビデオサーバーは、Webを介して動画コンテンツにアクセスできる分析チームや関係者間の連携を向上させます。空間的に有効な視覚データによって、隠れた知見が明らかになり、効率性の向上と意思決定の改善が促進されます。
ArcGISビデオサーバーの詳細については、esri.com/en-us/arcgis/products/arcgis-video-server/overviewをご覧ください。
エスリについて
地理情報システム（GIS）ソフトウエア、ロケーション・インテリジェンス、マッピング分野のグローバルマーケットリーダーであるエスリは、お客様が運営およびビジネス結果を改善するためにデータの潜在力を最大限に引き出すことができるよう支援します。当社は1969年に米国カリフォルニア州レッドランズで設立され、そのソフトウエアは、フォーチュン500企業、政府機関、非営利機関、大学を含む世界中の数十万の組織に導入されています。6大陸100か国以上に地域事務所、国際代理店、パートナーを抱え、サポートを提供しています。地理空間技術と分析に対する先駆的な取り組みにより、エスリは、地理的アプローチを活用して、世界で最も複雑ないくつかの問題を、ロケーションの重要なコンテキストに配置することで解決する、最も革新的なソリューションを開発しています。詳細は、esri.comをご覧ください。
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