ドイツ、ヘルツォーゲンアウラハ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --プーマは、世界的な非営利組織であるテキスタイルエクスチェンジやレザーワーキンググループが展開するイニシアチブ「Deforestation-Free Call to Action for Leather(森林破壊のない皮革調達への呼びかけ)」に署名したと発表しました。公正で透明性が高く、森林破壊に関わりがない皮革サプライチェーンを構築する方針としています。セクター横断的なイニシアチブは、森林破壊や皮革の調達とつながりのある自然生態系の転換を終わらせるような行動をブランドに働きかけることを目的としています。そうすることで、野生動物の生息地や生物多様性の保全、気候変動を緩和するための炭素の貯蔵、そして人権保護に関心が向かうことになります。
アパレルのサプライチェーンは土壌劣化、自然生態系の転換、水質汚染と関係があります。生物多様性への悪影響の多くは、原材料生産、材料の準備および加工、販売終了といったバリューチェーンにおける3つのステージが原因です。
プーマのサステナビリティ担当シニアヘッドであるベロニク・ロシェは、「当社の生産プロセスを原因とする生物多様性の喪失リスクを軽減するため、プーマは持続可能な素材の使用を拡大させる目標や、気候、化学製品、水、大気におけるサプライヤーの取り組みを評価するプログラムを通じて、環境汚染リスクに対処しています。こうした森林破壊フリーについてのコミットメントは、生物多様性への影響の低減に資するものであり、プーマの10FOR25サステナビリティーターゲットの1つを直接的にサポートするものです。また、絶滅の危機にさらされた森林や種の保護を支援するために、プーマは古くからの森林や絶滅危機に瀕した森林から作られた木材や木材繊維を使用しないことを約束します」と述べています。
現在プーマの皮革は100%レザーワーキンググループが認証する製革所から調達しています。これは、環境管理やトレーサビリティに関する業界のグッドプラクティススタンダードを満たす製造業者から調達した皮革が、プーマ製品に使われていることを意味しています。プーマは現在、LWG(レザーワーキンググループ)のメダルを獲得している製革所の上流のトレーサビリティのパフォーマンスを監視しています。
しかし、プーマが使用する皮革の半分は、フルグレインレザービジネスの副産物であるスエードとなっています。現在、スエード革業者の大半は、安定供給を担保するために代理店や仲介業者と協力しており、このことが畜産農場レベルまでトレーサビリティを徹底することを困難にしています。
プーマは業界と協力し、皮革サプライチェーンであるテキスタイルエクスチェンジやレザーワーキンググループとともに障害を乗り越え、ソリューションを見つけることを楽しみにしています。
プーマ
プーマは、フットウェア、アパレル、アクセサリーのデザイン、開発、販売、マーケティングを行う、世界有数のスポーツブランドです。75年間にわたり、プーマは世界で最も速いアスリートをサポートする商品を作ることで、スポーツと文化を絶え間なく前進させてきました。プーマは、サッカー、ランニング、トレーニング、バスケットボール、ゴルフ、モータースポーツなどのカテゴリーにおいて、パフォーマンスとスポーツにインスパイアされたライフスタイル商品を提供しています。また、著名なデザイナーやブランドとのコラボレーションにより、スポーツの影響をストリート文化やファッションに反映させています。プーマグループは、プーマ、コブラ(Cobra Golf)、stichdのブランドを所有しています。120か国以上で商品を販売し、全世界で約2万人の従業員を抱え、ドイツのヘルツォーゲンアウラハに本社を構えています。
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