イートンがCONEXPO-CON/AGG見本市で端子とコネクターを展示

米ミシガン州ゲールズバーグ--(BUSINESS WIRE)---- （ビジネスワイヤ） -- インテリジェント・パワー・マネジメント企業のイートンは本日、3月14～18日にラスベガスで開催される建設見本市のCONEXPO-CON/AGGで、電動および内燃機関の建設車両とオフハイウエー車両で使用される電源コネクターと電源端子の製品ラインを展示すると発表しました。

展示されるコネクターは、イートンが2022年に買収したロイヤル・パワー・ソリューションズ（RPS）が設計と開発を行いました。1938年に設立されたRPSは、極めて重要な高精度の電力・信号分配向け端子・コネクターの開発と製造における世界的リーダー企業です。

イートンのeモビリティー事業部門パワーコネクション担当ゼネラルマネジャーであるクリス・マンキューソは、次のように述べています。「建設業界は他の多くの業界と同様に電化への移行を進めています。イートンの展開地域は世界規模の多様性を持っているため、この市場での当社のリーチと成長能力が拡大しました。建設業界の電化が進むにつれて、端子とコネクターを差別化する必要性が並行して高まっています。私たちは自動車市場で同様の移行を目にしてきました。」

イートンの業界をリードする電気ソリューションのポートフォリオには、最大500アンペアの電流レベルに対応できるよう設計された端子、コネクター、その他の電気部品が含まれます。そうした部品の中には、振動や過酷な環境に耐えるスタンプドバッテリー端子やアイレット端子があり、商用車やオフハイウェイ車両に最適です。

ハイパワー・ロックボックス・コネクターは保護機能と優れた性能を提供

イートンのハイパワー・ロックボックス（HPLB）電源コネクターは、現在と将来の電化建設／オフハイウエー車両ソリューションに最適で、保証に関する一般的な問題を減らすことができます。HPLBコネクターは、省スペースのプロファイル、優れた性能、コスト削減の特性を提供し、製造の複雑さを低減します。このHPLB端子は、効率性と信頼性を提供し、現在市場に出回っている端子よりも強力な通電能力を備えています。

このHPLB端子システムは、温度が上昇するにつれて接触力が向上する独自の方法で接続を形成します。従来の競合他社のボックスアンドブレードやピンアンドソケットの端子接続とは異なり、イートンのHPLB端子は、逆接点システムの手法を用いて、より強い接続を実現します。

建設業界と骨材業界のために設計された端子

HPLB製品ラインの一部である低プロファイル12（LP12）、低プロファイル16（LP16）、ラウンド14（RD14）の端子は大きめで、建設と農業の分野で使用されることが一般的な車両用に設計されています。最大500アンペアを通電できるこのHPLB端子により、世界中のお客さまは製造プロセスを簡素化し、電化されたオフハイウエー車両の新たな機会領域を開くことができます。

バスバーは設計要件を満たす低プロファイルと柔軟性が特徴

建設やオフハイウエー車両の分野におけるお客さまが利用できるようになったイートンのもう1つの技術が、お客さまの要件に応じて銅またはアルミニウムで製造されるRigiFlex^™バスバーです。独自のシンプルなシングルピースのフロー製造プロセスを使用しており、お客さまのあらゆる仕様に合わせて、生産規模を拡大できます。

RigiFlex^™バスバーは、一部の領域では剛性がありますが、システム設計で膨張・収縮、または高さの変更が必要な部分では柔軟性を発揮します。この柔軟性は、充電と放電のサイクル中、セルの厚さの変化によって膨張と収縮に従う必要があるバッテリーパックの領域でもうまく機能します。

バスバーが低プロファイルであるため、ヒートシンク不要のスペース効率に優れた設計が可能になり、重量の節約が実現します。またイートンは、競合他社が比肩できないほどの長さで一定レベルの平坦度を備えたバスバーを製造することもできます。

マンキューソは、次のように述べています。「オフハイウエー機器の組み立ては、丸いワイヤーはロボットにとって掴むのが困難で、ロボットが扱うのは難しいため、主に手作業で行われます。当社のRigiflex^™バスバーでハイパワー・ロックボックス端子を採用すれば、製造プロセスを完了するための組立プロセスと安全性が向上し、時間が短縮され、機器と組立作業員も少なくて済みます。」

イートンは、あらゆる場所の人々の生活の質を向上させ、環境を保護することに専心するインテリジェント・パワー・マネジメント企業です。当社を導いているのは、適切にビジネスを行い、持続可能な事業運営に当たり、お客さまが今日および将来もずっとパワーを管理できるよう支えるとの約束です。電化およびデジタル化という世界的な成長トレンドを生かしながら、当社は社会全体の再生可能エネルギーへの移行を加速させ、世界で最も喫緊のパワー・マネジメントの課題の解決を支援し、当社のステークホルダーと社会全体にとって最善のことを行っています。

イートンは1911年に設立され、ニューヨーク証券取引所に上場して100周年を迎えようとしています。2022年には208億ドルの売上高を計上し、170カ国以上のお客さまにサービスを提供しています。詳細情報については、www.eaton.comをご覧ください。ツイッターとリンクトインで当社をフォローしてください。

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