ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界的な経営コンサルティング会社で海事産業の脱炭素化に関する主要なアドバイザーであるボストン コンサルティング グループ（BCG）と、海洋・沖合企業および資産への船級サービスの提供で世界をリードするアメリカ船級協会（ABS）は本日、海洋・沖合産業における双方の技術とコンサルティングの専門知識を結び付けて顧客の脱炭素化プロセスに共同支援を提供するための基本合意書に署名しました。
ABSは、海洋・沖合産業の深い知識および経験と、このダイナミックなセクターの規制環境に関する幅広い知見、そして持続可能性センターの世界的なネットワークを持っています。
BCGは、海洋・沖合バリューチェーンで将来の利益を獲得するための独自のエンドツーエンドの提案をもたらす戦略的視点、変化管理、移行設計を提供します。
BCGのパートナーでインフラストラクチャー・輸送・都市業務部門の気候および持続可能性グローバル・リードであるピーター・ジェイムソンは、次のように述べています。「規制、技術、新しい市場に関する高い不確実性により、海洋バリューチェーン全体のすべての関係者が協力することが必要となっています。不確実性の中であっても大胆なリーダーシップの立場を取ることで、先発者に優位性が生み出され、後発者に持続可能な事業がもたらされます。」
ABSの会長・社長・最高経営責任者（CEO）のクリストファー・J・ウィアニッキは、次のように述べています。「業界で認められた2つの世界的なブランドを組み合わせ、海事産業、政府、用船主、サプライヤー、造船所、船主が脱炭素化の課題と機会に対応するサポートをすることに期待を感じています。ABSは、安全性、技術、規制のスイートスポットで役割を果たし、BCGは戦略、変革、変化管理のスイートスポットで役割を果たすように構築されています。これらの能力を組み合わせることで、業界が安全に価値を解き放ち、リスクを管理し、変化する世界でクリーンエネルギー移行のライフサイクルにわたる機会を活用できるようにサポートする独自のサービスが提供されます。成功はチームスポーツであり、ABSとBCGは力を合わせて違いを生み出します。」
新しい共同提案は、資産所有者が運用および技術の改善のための実行可能な選択肢を探求する努力をサポートして、顧客がネットゼロ目標を達成する支援をして、炭素回収技術や代替燃料および低炭素燃料の採用について助言をするとともに、炭素削減戦略をサポートするその他のコンサルティング・サービスを提供します。
BCG／ABSのサービスはまた、ネットゼロへの移行によってもたらされる機会を活用しようとしている企業も対象としています。これには、再生可能エネルギー生産企業、低炭素フリート開発、海中貯蔵など、沖合産業の低炭素バリューチェーンに関与するあらゆる企業が含まれます。
編集者への注記
ボストン コンサルティング グループは、ビジネスや社会のリーダーと提携して、その最も重要な課題に取組み、最大の機会を捉えています。BCGは1963年の創立時、ビジネス戦略の先駆者でした。今日、当社は顧客と密接に協力して、すべてのステークホルダーに利益をもたらすことを目的とした変革的アプローチを採用し、組織が成長し、持続可能な競争優位性を構築し、社会へのプラスの影響を推進できるようにしています。
当社の多様でグローバルなチームは、業界と部門の深い専門知識と、現状に疑問を投げかけて変化を引き起こす幅広い視点をもたらします。BCGは、最新の経営コンサルティング、技術と設計、企業およびデジタル・ベンチャーを通じて、ソリューションを提供しています。当社は、顧客の成功を支え、顧客が世界をより良い場所にできるようにするという目標に後押しされ、会社全体で、そして顧客組織のあらゆるレベルを通じて、独自の協働モデルに基づいて仕事をしています。
ABSについて
ABSは船舶・海洋業界に船級サービスおよび技術的助言サービスを提供する世界的有力組織であり、設計・建設の安全性と卓越性の標準確立に傾倒しています。高度な技術とデジタルソリューションの安全で実用的な適用に傾注するABSは、業界や顧客と協力し、船舶・海洋資産向けに、正確でコスト効果の高いコンプライアンス機能、最適性能、運用効率を開発しています。
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