ネットアップがヴイエムウェアおよびAWSと提携し、クラウドで顧客の最新化とエンタープライズ・ワークロードの拡大を支援

Amazon FSx for NetApp ONTAPは現在、VMware Cloud for AWSの補完的データストアとして認定、サポートされる唯一のネイティブなAWSクラウドストレージ・サービス

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ（NASDAQ：NTAP）は、ヴイエムウェアおよびアマゾン ウェブ サービス（AWS）と共同で本日、VMware Cloud on AWSを備えたAmazon FSx for NetApp ONTAPの一般提供を開始したと発表しました。これは、VMware Cloud on AWS向けの補完的データストアとして認定、サポートされた最初で唯一のネイティブAWSクラウドストレージ・サービスです。

この新しいデータストア・ソリューションにより、企業は迅速かつ簡単にコスト効率よく、データを多用するエンタープライズ・ワークロードをVMware Cloud on AWSに移行できます。これにより、組織はクラウドコンピュートと関係なくクラウドストレージを拡張できるため、コストを最適化し、クラウドのスピードと拡張性で新たに最新アプリケーションを導入して、既存のIT投資の価値を最大化できます。さらに組織は、現在オンプレミスで約2万社のヴイエムウェアの顧客が活用しているONTAPの充実したデータ管理、保護、効率性の恩恵を利用できるようになります。

ネットアップのソリューション＆アライアンス担当バイスプレジデントのフィル・ブラザートンは、次のように述べています。「ヴイエムウェアおよびAWSとの強固な関係、深い統合、共同革新がさらなる節目を迎えたことで、組織は、エンタープライズ・ワークロードの効率的なクラウド移行を容易に行うことが可能になります。ネットアップもしくはネットアップ以外のストレージをオンプレミスで利用しているヴイエムウェアの顧客は、エンタープライズ・クラスのパブリック・クラウドストレージ・サービスとONTAPの機能が利用可能となります。これらはすべてAWS上で動作し、VMware Cloud on AWSの補完的データストアとして、初めて認定、サポートされています。」

ヴイエムウェアのクラウド・ソリューション担当バイスプレジデントのナラヤン・バーラドワジ氏は、次のように語っています。「組織の多くは現在、ヴイエムウェアのプラットフォームでワークロードを実行しています。それがオンプレミスでも、VMware Cloud on AWSでも、一貫性のある運用とアーキテクチャーを活用したいと考えています。AWS、ネットアップ、ヴイエムウェアは、コンピュートとは関係なくクラウドストレージを購入して設定できる柔軟性をお客さまに提供し、さまざまなエンタープライズ・アプリケーションのニーズに対応します。私たちの共同革新により、エンタープライズ・ワークロードをクラウドに移行するお客さまは、コストを最適化して、環境をよりよい形で拡張できるようになるでしょう。」

認定、サポートされたサービスの新たな利点により、以下のような点が改善されます。

• スピード：ネットアップもしくはネットアップ以外のストレージを使い、データを多用するオンプレミスのvSphereベースのワークロードをVMware Cloud on AWSに移行し、複雑性を軽減できます。これは、ヴイエムウェア製品間の一貫性のあるワークロード移行と、Amazon FSx for NetApp ONTAPによるONTAPのスピード、性能、簡素性を組み合わせることで実現します。
• コスト管理：クラウドストレージを問わずVMware Cloudのコンピュートを拡張し、要求の厳しいワークロードのコストを大規模に最適化できます。さらに、ONTAPの充実したデータ効率化機能により、重複排除、圧縮、コンパクション、シンプロビジョニングなどを行い、大規模なコスト管理を行うことができます。
• 効率：オンプレミスとクラウドで、人員、プロセス、技術など、既存のヴイエムウェアを中心としたリソースへの投資を活用し、一貫性ある運用が可能です。

さらに、ネットアップ、ヴイエムウェア、AWSのパートナーは、この技術革新のメリットにより、VMware Cloudに関する現行サービスをさまざまな方法で拡張することができます。

• 適正規模のクラウドコンピュートとクラウドストレージにより、エンタープライズ・ワークロードを移行する際のコスト障壁を解消し、ハイブリッド・ワークロードやクラウドネイティブなワークロードの新規ビジネスが可能に。
• 既存のクラウド・サービスを拡大し、データを多用するワークロード向けに顧客がハイブリッド・ソリューションとクラウドネイティブなエンタープライズ・ソリューションを計画、設計、導入、最適化できるように支援。
• ネットアップとヴイエムウェアの統合されたサポート付きのクラウド・ソリューションにより、顧客が自信を持ってエンタープライズ・ワークロードをクラウドに移行、拡張、保護できるようにして、顧客のリスクを抑制。

CDWのデジタル・インフラストラクチャー・チーム・リードのTroy Brick-Margelofsky氏は、次のように述べています。「当社はフルスタックITソリューションの主要マルチブランド・プロバイダーであるため、最も大量のデータを利用するワークロード管理向けのソリューションおよびサービスの提供で、お客さまから頼りにされています。VMware Cloud向けの認定されたサポート付きのデータストアとしてのAmazon FSx for NetApp ONTAPを利用することで、お客さまがワークロードを迅速かつ効率的にクラウドに移行し、時間、資金、リソースを節約できるように支援できます。さらに、ネットアップのポートフォリオ全体と統合できるというメリットもあります。」

Amazon FSx for NetApp ONTAPは、ONTAPの好評なデータアクセス・管理能力と共に、AWS上でフルマネージド共有ストレージを提供します。このソリューションにより、組織はオンプレミスのストレージ・プロバイダーにかかわらず、ONTAPの企業グレードのストレージ・ワークフローとデータ管理能力により、アプリケーションを容易に移行して、AWSで実行できるようになります。

VMware Cloud on AWSの補完的データストアであるAmazon FSx for NetApp ONTAPは、本日より利用可能です。

補足資料

• ヴイエムウェアの発表
• ブログ：VMware Cloud on AWSとAmazon FSx for NetApp ONTAPの統合を発表
• ブログ：パートナーシップの力：マルチクラウドを一般化
• Amazon FSx for NetApp ONTAP

ネットアップについて

ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramでネットアップをフォローしてください。

NetApp、NetAppのロゴ、www.netapp.com/TMに記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

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