米カリフォルニア州メンローパーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フレーザー・ライフ・サイエンシズは、アネット・ドハティ(Ph.D.、OBE、FRSC)をシニアアドバイザーに迎えたと発表しました。ドハティ博士は、化学者および医薬品研究開発部門のリーダーとして35年の国際経験を持ち、呼吸器、感染症、オンコロジー、免疫を含むさまざまな治療領域で新薬30種以上の開発・上市の主導に直接関与してきました。
ドハティ博士は直近において、GSKの製品開発・供給担当シニアバイスプレジデントを務めていました。GSK入社以前は、コネチカット州にあるファイザーの国際研究開発施設で製薬科学担当シニアバイスプレジデントを務めていました。また英国ケント州サンドウィッチにあるファイザーの国際研究開発施設でシニアバイスプレジデント、サイトリーダー、研究リーダーを務めていました。米国、フランス、英国に在住して勤務し、最大2000人の科学者から成るグローバルチームを率いた経験を有しています。
ドハティ博士は、英国医学研究評議会、英国製薬工業協会、ライフアークや王立化学会を含む慈善団体など、民間/公共/慈善/教育機関の理事を務めた豊富な経験を有しています。2013年には、国際純正・応用化学連合から「化学・化学工学で特別な功績を上げた女性賞」(Distinguished Woman in Chemistry/Chemical engineering)を受賞しています。博士は米国化学会(ACS)のシリーズ刊行物Annual Reports in Medicinal Chemistryの編集長を7年間務め、米国化学会医薬品化学部門の委員長に選出されました。
ドハティ博士は英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンで有機化学の博士号と化学の学士号を取得しています。またNATO特別研究員制度にてオハイオ州立大学で博士研究員として研究に携わりました。博士は100本以上の査読付き論文を発表し、30件以上の特許の共同発明者となっています。2009年には、製薬分野での貢献が認められ、エリザベス2世女王陛下よりOBE(大英帝国勲章)を授与されています。
ドハティ博士は現在、フレーザーでの職務に加え、ケンブリッジ大学病院NHS(国民保健サービス)財団トラストの非常勤理事長を務めています。また最近、英国王立化学会の次期会長に選出されています。
マネジングパートナーのパトリック・ヘロンは、次のように述べています。「私たちは、ドハティ博士のような優秀な人材を当社チームに迎えることができて感激しています。博士は、多くの治療領域と地域において豊富な経験を持っており、医薬品開発者として大きな成功を収めています。ドハティ博士と共に、未充足の医療ニーズに応える革新的な治療薬の開発を継続できるものと期待しています。」
フレーザー・ライフ・サイエンシズについて
フレーザー・ライフ・サイエンシズは、革新的なバイオ医薬品の発見、開発、商業化を行う非公開企業や上場企業に世界規模で投資しています。フレーザー・ライフ・サイエンシズのファンドは、企業創設や非公開企業に焦点を当てるベンチャーファンドや、中小規模の上場企業に焦点を当てるパブリック・ファンドを含め、33億ドル以上の調達資金で構成されています。2005年以降、フレーザー・ライフ・サイエンシズのポートフォリオ企業62社(その多くはフレーザーが設立または出資)が、IPOまたはM&Aを完了しています。フレーザー・ライフ・サイエンシズのチームは、バイオ医薬品に関する深い専門知識を持つ40人以上の専門家で構成され、主にカリフォルニア州メンローパーク(本社)、サンディエゴ、シアトル、ボストン、ニューヨーク、ロンドンで活動しています。
フレーザー・ライフ・サイエンシズの詳細情報については、www.frazierls.comをご覧ください。
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