米国ペンシルベニア州エクストン--(BUSINESS WIRE)--
ビル、橋梁、スタジアム、圧力容器、ダム、トンネルの解析などにおいてその正確性に定評のあるADINAのソフトウェアは、土木、構造、機械関連のエンジニアによって選ばれています。ADINA Systemでは、分野、資材、
シミュレーションの各種領域(構造、機械、流体、熱、電磁、複合物理)にわたって緊密な統合が実現されるため、エンジニアも、信頼性とレジリエンスが非常に重要視される包括的な安全性・性能調査を実施するにあたって、同システムを使用しています。
ユーザーは、インフラのデジタルツインを使用して、構造部の全体的な挙動を
シミュレーションすることで、単に法規上の規格を満たすために解析を行った場合よりも、安全かつ費用対効果の高い設計の確実性を実現できます。インフラのレジリエンスに関して特筆すべきは、既存のインフラ資産のデジタルツインでもADINAの応用が進められ、Bentley iTwinプラットフォームによって実用化されている、という点です。地震、風、洪水、圧力、熱、衝突、爆発などに起因する非常に強い応力が発生した場合に、非線形性を考慮しながら、資産について応答と脆弱性を
シミュレーションすることが目的です。
技術面と商業面での利便性を考えた統合が行われた結果、Bentley Systems独自のインフラエンジニアリング向けモデリングおよび
シミュレーションソフトウェアの包括的なポートフォリオを使用するユーザーは、ADINA Systemの非線形性
シミュレーション機能に直接アクセスできるようになります。ADINA Systemの非線形性機能が拡張され、既存の物理
シミュレーションアプリケーション(現在はSTAAD、RAM、SACS、MOSES、AutoPIPE、PLAXIS、LEAP、RM、LARS、SPIDA、PLSが対象)に導入されることで、インフラのレジリエンスに関するエンジニアリングを支える主流の
シミュレーション全体の価値が高まります。他にも、重要な接合部や断面に関する高度な動的解析、3DソリッドFEM、座屈荷重解析、基礎構造解析、高度メッシュ解析などにおいて、ADINAによるメリットが得られます。
「ADINAとその開発者の受け入れを、エンジニアリング
シミュレーションチームの誰もが喜んでいます。ユーザーにも同じく歓迎されるでしょう」と、Bentley Systemsのエンジニアリング
シミュレーション担当バイスプレジデントであるRaoul Karpは述べています。「Bathe博士は、有限要素
シミュレーションの推進に関する書籍のまさに執筆者であり、ADINA Systemは、その他の各種解析アプローチを評価する際の基準となっています。Bentleyの幅広いインフラ向けデジタルツイン
シミュレーション製品に、非線形効果の優れた再現性が取り入れられるのです」
ADINAの創設者で、技術顧問として引き続き在籍することになっているK.J. Bathe博士は、次のように述べています。「従業員とともに、豊富な人材と深い専門知識を備えたBentley Systemsの
シミュレーションチームに加わることを、光栄に思っています。ADINAにおける開発では常に、科学者やエンジニアのために信頼性と効率性に優れた解析ツールを提供することを目指していました。いまやBentleyにもADINAが取り入れられ、さらに開発が進み、インフラのレジリエンスにおいて多様で相互に関連した各種課題が解決される可能性が広がっています。これは素晴らしいことです」
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ベントレー・システムズについて
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