ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ムーディーズESGソリューションズは本日、市場参加者が欧州連合（EU）のタクソノミー規則の開示要件を満たす支援をする新しいデータ・ソリューションであるEUタクソノミー・アラインメント・スクリーニングを提供開始しました。ムーディーズは、このツールをゼロから構築しました。これは、この分野において当ソリューションを際立たせ、基礎データがEUタクソノミーの技術的基準に可能な限り厳密に一致することを保証するアプローチです。
ムーディーズのESG指標グローバル責任者のサビーネ・ロックマンは、次のように述べています。「責任投資の状況は、開示慣行の新しい基準とESGラベル付き商品への需要により、絶えず進化しています。EUタクソノミー・アラインメント・スクリーニングは、私たちの規制データ・ソリューションのスイートに追加された最新のものであり、市場参加者が規制要件に対応し、革新的な金融商品を創造し、より持続可能な経済を構築するための努力をサポートする上で役立ちます。」
EUタクソノミーは、環境的に持続可能な活動を特定するためのこの種で初の分類システムを提供し、欧州がパリ協定に基づく気候に関する責任を確実に果たすことが可能なように支援する重要なツールです。今後数年の間に、市場参加者は自らの活動のEUタクソノミーの基準との整合性を報告し、より分類と合致した商品およびサービスを開発することが期待されています。
ムーディーズのEUタクソノミー・アラインメント・スクリーニングは、ユーザーに対して、規則の主要な構成要素である「実質的な貢献」、「著しい害を及ぼさないこと」、「最低限の社会的セーフガード」にわたる包括的なデータを提供します。今日、このスクリーニングはEUタクソノミーに記述される100個の活動すべてを対象としており、これは、規則がさらなる環境的・社会的目標を含むように進化するにつれて、拡大を続けていきます。
この新しいソリューションは、2021年6月にムーディーズが、市場参加者がEUのサステナブル・ファイナンス開示規則の要件を満たすサポートをするためにリリースしたSFDR PAIデータセットを補完するものです。
詳細については、moodys.com/esg-measuresをご覧ください。
ムーディーズESGソリューションズについて
ムーディーズESGソリューションズ・グループは、ESGと気候に関する洞察に対する世界的な需要の高まりに対応するムーディーズ・コーポレーションの事業部門です。同グループは、ESG、気候リスク、サステナブル・ファイナンスに関するムーディーズのデータと専門知識を生かし、ムーディーズ・インベスターズ・サービスおよびムーディーズ・アナリティックスと連携して包括的かつ総合的なESGおよび気候リスク・ソリューションを提供します。これには、ESGスコア、アナリティックス、持続可能性格付け、サステナブル・ファイナンス評価・認証サービスが含まれます。
詳細情報については、ムーディーズESGおよび気候リスク・ハブ（www.moodys.com/esg）をご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Contacts
Moody’s ESG Solutions:
Lisa Stanton
MD-Global Sales Lead/ESG
+1 (415) 874-6000
Lisa.Stanton@moodys.com
Media inquiries:
Tim Whatmough
VP-Communications
+33 (153) 303-385
Tim.Whatmough@moodys.com
