初の持続可能性研究プロジェクトの実施機関としてロチェスター工科大学が選ばれる
シカゴ--(BUSINESS WIRE)--付加製造(AM)の環境面の利点を促進するために設立された世界的業界団体の付加製造事業者グリーン・トレード協会(AMGTA)は本日RAPID + TCT 2021で、付加製造で設計製造された航空宇宙部品と従来の方法で製造された部品とを比較するライフサイクル・アセスメント(LCA)の実施機関として、当協会がロチェスター工科大学のGolisano持続可能性研究所(GIS)を選定したと発表しました。この研究はISO 14040に準拠し、従来の製造方法で製造されたジェット・エンジン低圧タービン(LPT)ブラケットとAMで製造された同ブラケットが環境に与える「揺りかごから墓場まで」の影響を比較するものです。
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AMGTAエグゼクティブディレクターのシェリー・ハンデルは、次のように語っています。「この新しい研究には最大18項目の異なる環境指標が含まれ、最適化されたジェット・エンジンLPTブラケットがライフサイクルの全体で、つまり材料採取から製造、輸送、使用、そして最終的な寿命までの全体で環境に与える影響を定量化します。そしてこのデータは従来の方法で設計製造されたLPTブラケットと比較され、粉末床溶融結合AM技術が環境に及ぼす影響が低いのは具体的にどこの時点なのかを判断します。」AMGTAは今後も堅実で独立の調査研究を通じ、付加製造業界の環境持続可能性を促進する研究報告書を発表していきます。
このLCA報告書は3人のLCA専門家パネルによる査読を受け、手法、データ、前提、結果、結論の正確性を確認されます。この報告書は2022年春の出版が見込まれ、研究で判明した重要事項は2022年5月にRAPID + TCTで発表されます。
AMGTAについて
AMGTAは、従来の製造方法に対する付加製造(AM)の環境上の利点を促進することを目的に2019年11月に設立されました。AMGTAは非営利の独立系団体であり、生産・プロセスの持続可能性に関する特定の基準を満たす付加製造事業者や業界関係者であれば自由に加入できます。
GISについて。GISは、ロチェスター工科大学の先進的な持続可能性研究教育組織です。GISは、材料・エネルギー効率を最大化しつつ環境への悪影響を最小化するための産業システム最適化に焦点を絞った多様な学術プログラムや応用研究センターで構成されています。
詳細情報については、www.amgta.orgをご覧ください。
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