アラブ経済統一会議が「アラブ・デジタル経済の共通ビジョン」を発表
ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
「アラブ・デジタル経済の共通ビジョン」は、デジタル経済を通じてアラブ世界の政治的・社会的安定を促進することを目的としてアラブ連盟のアラブ経済統一会議(CAEU)によって進められている大胆な計画です。
アラブ経済統一会議顧問のアリ・ムハンマド・アルホウリ博士は、このイニシアチブがアブダビ皇太子でアラブ首長国連邦軍副最高司令官シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下の支援を受けたと述べました。この計画は、アラブ社会の安全保障、福祉、繁栄を促進するデジタル包摂、知識ベースの立法・技術的基盤、公共および民間の枠組み作りを目指しています。
アラブ共通ビジョンへのUAEのサポートは、アラブの共同行動を促進します。アルホウリ博士は、投資機会の創出、雇用、新市場の実現を通じて持続可能な発展と経済成長率の目標を達成する手段として技術が果たす役割の重要性を強調しました。
UAEは、知識ベースのアプローチと若者のエンパワメントで高い評価を受けています。UAEは、「100万人のアラブ人プログラマー」プロジェクトや5,000万人を超える世界中のアラブの学生に教育を提供するEラーニング・プラットフォームをはじめとするアラブ社会の持続可能な発展を支援する様々なプロジェクトなど、スキル開発のための数多くのイニシアチブを促進しています。
アラブ経済統一会議(CAEU)は、この計画の実行機関です。CAEUの代表団は、UNDPのアラブ諸国の地域ディレクターでアシスタント・アドミニストレーターおよび事務次長補のMourad
Wahba氏と、国連の公共機関とデジタル・ガバメント部門の上級職員と会見しました。アルホウリ博士は、UNDPによるアラブ地域に向けた投資は10億米ドルであると述べました。
アルホウリ博士は次のように述べました。「このイニシアチブは、アラブ社会の社会的、経済的安全を促進するための基盤となるでしょう。そのため、国際組織と協力し、アラブと世界の識者や実行者を集めて戦略の開発を行うことが重要です。このような取り組みによって、世界的な影響力と導入が確実になるでしょう。」
アルホウリ博士は次のように締めくくりました。「これは、世界的な課題に取り組むためにアラブ世界の経済を発展させる新しいモデルです。UAEは、アラブ諸国の持続可能な発展を促進するために、その専門知識を活用していきます。」
この戦略は、2018年12月16日と17日にアブダビで開催される国際会議で発表される予定です。その成果は、2019年3月にチュニジアで予定されているアラブ・サミットでアラブのリーダー達に紹介されます。
世界銀行は、アラブ世界における包摂的な経済開発機会のための道を拓く戦略の重要性に言及しました。国連、UNDP、世界銀行は、アラブ諸国間の包括的開発と協力強化のためのイニシアチブとCAEUを支援しています。
*配信元:AETOSWire
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