カリフォルニア州上級裁判所が6600万ドルの損害賠償を認定
米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
2018年8月10日に、男性6人女性6人の陪審が、世界をリードするLED企業の1社でサンノゼを本拠とするルミレッズの主張を認める評決を下しました。陪審では、携帯電話の照明、自動車のヘッドライト、一般照明に使用される高出力パワーLEDを製造するためのルミレッズの中核的技術に関係する企業秘密を中国の競合企業が不正入手したと判断されました。このルミレッズ対広東徳豪潤達電気、Donglei
“Tony” Wang、Gangyi
Chen（カリフォルニア州上級裁判所、サンタクララ郡）事件では、被告に知的財産の不正入手による損害を賠償する責任があると判断されました。陪審はルミレッズに6600万ドルを認めました。
陪審は、広東徳豪潤達電気（ETI）、Donglei Wang氏、Gangyi
Chen氏がルミレッズの企業秘密を不正入手し、中国へ持ち込み、ETIのLED技術の開発に使用したと結論づけました。この6600万ドルの認定額は、ETIが自社開発を行わずにルミレッズの企業秘密を使用したことで節約できたと陪審が判断した研究開発費の額です。
ルミレッズ最高経営責任者（CEO）のMark
Adamsは、このように述べています。「ルミレッズでは、顧客をサポートするために技術革新に多大な投資を行っています。当社は、司法当局、捜査当局、適切な政府機関と今後も協力し、価値の高い当社の知的財産権を保護していきます。」
この企業秘密盗難の状況には、ETIの最高経営責任者（CEO）で被告のWang氏と、ルミレッズに雇用されていた科学者で被告のChen氏が関係しています。Wang氏は、Chen氏への多額の支払いを承認しました。これは、Chen氏がルミレッズから去って中国のETIで働き始める4カ月前のことであり、Chen氏はルミレッズで最も秘密性の高い企業秘密の技術に関して毎日のように作業している間に、同時にETIから事実上の給与を得ていたことになります。
ルミレッズのこの件に関する代表者は、上席副社長でゼネラルカウンシルのCheree McAlpineと外部リードカウンセルのBrian
Roche（リード・スミスのパートナー）です。
Cheree
McAlpineは、このように述べています。「Chen氏、Wang氏、ETIによる明確な知的財産の不正入手が陪審によって認められ、この不正行為によって生じた損害の程度も認定されたことをうれしく思います。本日の評決によって確立された前例は、業界の健全性を守るために知的財産が保護され、その権利が執行されるという明確なメッセージを業界に送ることになります。」
ルミレッズについて
ルミレッズは、革新的な照明ソリューションを求める自動車、モバイル、IoTおよびイルミネーション関連企業を顧客とする世界的なリーディングカンパニーで、30カ国以上に9000人を超える従業員を擁しています。ルミレッズは、お客さまとの連携により照明の可能性を切り拓いていきます。
当社の照明ソリューションの詳細については、lumileds.comをご覧ください。
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