東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サンバイオ株式会社(本社:東京都中央区、社長:森 敬太)と帝人株式会社(本社:大阪市北区、社長:鈴木
純)は、サンバイオが開発を進めている脳卒中治療薬「SB623」(以下「本剤」)について、2009年に締結した日本における開発および販売に関する独占的ライセンス契約を解消することで合意しました。
帝人は、同ライセンス契約に基づき、慢性期脳梗塞の治験準備として、2012年から独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)と治験製品に関する薬事戦略相談を開始しました。サンバイオとも協力し、国内基準に沿った治験の実施に向けた取り組みを重ねた結果、2016年に行った相談において、本剤を用いた国内治験の実施が可能であることを確認しました。
2016年以降も両社で協力し、早期の承認を目指して臨床開発計画について治験相談を行いました。そして、相談結果を踏まえ、改めて具体的な実施計画の検討を継続してきましたが、その過程において、両社間で開発方針に相違が生じたことから、協議を重ねた結果、本日付で同ライセンス契約を解消するという結論に至りました。
これにより、国内の本剤に関する権利はサンバイオに返還され、今後は、同社が慢性期脳梗塞を適応症とする開発を行います。
なお、帝人は保有するサンバイオ株式について、現時点で売却する予定はありません。
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【 当件に関するお問合せ先 】
サンバイオ株式会社
経営管理部
松岡弘子
TEL:(03)6264-3481
または
帝人株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL:(03)3506-4055