米カリフォルニア州アーバイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 患者安全運動財団(PSMF)は本日、台湾の病院と医療機関19組織が予防可能な患者死亡を根絶するプロセスを導入する誓約に署名したと発表しました。これらの誓約は台湾の台中市で2017年6月に発表されました。台湾呼吸療法士協会も誓約パートナーとしてPSMFに参加しました。PSMFは一貫して患者安全を世界規模で保護すべく、意識を高め、行動のための誓約を拡大することに努めていますが、今回の誓約はこうした取り組みにおける大きな節目となる成果です。
台湾の19の医療組織は同国の最有力病院の一部を含め、これまでにPSMFの実施可能な患者安全ソリューション(APSS)
などのプロセスを導入する誓約を独立に20件以上行ってきました。2017年3月、チャン・リャオ医師がPSMFの地域ネットワーク議長の1人となり、台湾における患者安全活動をけん引しています。チャン・リャオ医師は仁愛医療財団法人の会長、仁愛医院の副院長、台湾病人安全推広同好会(TPSCC)の創立者でもあります。チャン・リャオ医師は台湾内外で過去10年間を患者安全の向上に捧げてきました。
患者安全運動財団創設者のジョー・キアニは、次のように述べています。「私たちは台湾からこのように誓約していただいたことに感激しています。予防可能な死亡を根絶する誓約により、毎年1600人以上の命を救えると見込まれます。致死的な被害や意図しない被害から患者を守る運動は国際的な関心事であり、国際的な努力が求められます。患者安全は人権です。」
PSMF地域ネットワーク議長、仁愛医療財団法人会長、仁愛医院副院長、TPSCC創立者のチャン・リャオミン医師は、次のように述べています。「広く台湾医療界から多くの同僚がさらに踏み込んで予防可能な死亡ゼロを達成するための努力に加わってくれたことを誇りに思います。患者安全運動財団と仕事をすることで、台湾における私たちの患者安全活動を促進することができます。私はさらに多くの病院が今後数カ月でゼロ達成の誓約に向けて名乗り出るだろうと確信しています。一致協力して多くの命を救っていきましょう。」
下記のように、今日までに台湾の病院と医療機関19組織が1つ以上のAPSSの導入を誓約しています。各誓約の内容を確認するには、http://patientsafetymovement.org/challenges-solutions/commitments-pledges/をご覧ください。
彰浜秀伝紀念医院 | 高雄栄民総医院 | |||
彰化基督教医院 | 光田総合医院 | |||
澄清医院中港分院 | 衛生福利部楽生療養院 | |||
奇美医院 | 衛生福利部苗栗医院 | |||
衛生福利部嘉義医院 | 衛生福利部南投医院 | |||
中山医学大学附設医院 | 秀伝紀念医院 | |||
戴徳森医療財団法人嘉義基督教医院 | 衛生福利部台中医院 | |||
義大医療体系 | 台中栄民総医院 | |||
衛生福利部豊原医院 | 台北市立万芳医院 | |||
大里仁愛医院 | ||||
患者安全運動財団について
米国の病院で毎年20万人以上、そして世界で300万人が予防可能な要因により死亡しています。患者安全運動財団は、2020年までにこれら予防可能な死亡を0まで(0X2020)減らすべく、マシモ医療倫理・革新・競争財団の支援により設立されました。患者安全を改善するには、患者、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を含むすべての関係者の協働努力が必要です。患者安全運動財団は、すべての関係者と協力して患者安全のための実施可能なソリューションをもって問題に取り組みます。当財団は、世界患者安全・科学・技術サミットも開催しています。サミットでは、世界最高の良心の一部を呼び集め、示唆に富む議論や現状打破に挑戦する新しいアイデアを交わします。患者安全運動財団は、患者安全の課題に対処するための具体的で影響力が大きいソリューションである「実施可能な患者安全ソリューション」を紹介し、自社製品の購入者にデータを共有するよう医療技術企業に促し、病院に「実施可能な患者安全ソリューション」を導入するよう呼び掛けることで、2020年までに予防可能な死亡の根絶に向けた活動を続けています。http://patientsafetymovement.org/をご覧ください。
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