東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社東芝ストレージ&デバイスソリューション社は、小型民生機器向けに最大定格40V・定格電流3.5Aの4ch
Hブリッジモータドライバ「TB67H452FTG」を製品化し、本日から量産出荷を開始します。
近年、小型民生機器(デジカメ、電動工具、ノートPC、タブレット端末、家庭用小型ロボット等)を中心に、低電源電圧で大きな駆動電流を必要とするアプリケーションが増えています。
新製品は、低い電源電圧においても出力電流を最大3.5A供給することができるため、例えば7.2V電源の電池駆動のアプリケーション(家庭用小型ロボット、電動工具、監視カメラ等)に適した仕様となっています。
またDCブラシ付きモータ駆動用だけではなく、ステッピングモータ駆動用のインターフェースも内蔵しているため、DCブラシ付きモータ2ch、ステッピングモータ1chなどの多様な組み合わせも可能で、ユーザーの選択の幅が広がります。
当社は今後も、様々な機器に対応するモータドライバのラインアップを拡充していきます。
新製品の特長
1. 低電源電圧で大電流駆動が可能
低電源電圧で大電流が必要なアプリケーションの駆動に適しています。
2. 複数のモータ駆動が可能
最大4つのブラシ付きDCモータの同時駆動が可能です。ステッピングモータモードでは最大2つのステッピングモータの同時駆動が可能です。
3. 小型パッケージの採用
小型で放熱特性に優れたQFNパッケージを採用することにより、セットやモジュールの熱処理の簡素化が可能となり、小型化とコスト削減に寄与します。
4. 低発熱の実現
低オン抵抗(0.6Ω以下、上下和)により、2ch同時駆動の発熱量を軽減します。
5. 低消費電力の実現
外部端子制御によるSleep機能を内蔵しており、待機時にIC消費電流を低減します。
6. 異常検出機能の搭載
過熱検出機能、過電流検出機能を搭載しており、機能動作時にエラー(ERR)出力することにより機器の安全性や高信頼性設計をサポートします。
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品番 |
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制御I/F | CLK-IN | |
絶対最大定格 |
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駆動ch数 |
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パッケージ | QFN48-P-0707-0.50 | |
励磁モード | 2相、1-2相、W1-2相 (ステッピングモータモードの場合) | |
その他・特長 |
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新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/info/lookup.jsp?pid=TB67H452FTG®ion=jp&lang=ja
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
ミックスドシグナルIC営業推進部
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