画期的IPがリアルタイムの1080pのシーン分類、物体検知、画素分画を組み込みデバイスで実現
米カリフォルニア州サンタクララ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
サービスとしてのシリコンプラットフォーム(SiPaaS®)を手掛ける企業のベリシリコン・ホールディングス(ベリシリコン)は本日、コンピュータービジョン/人工知能向けに高度に拡張可能でプログラム可能なプロセッサーのVIP8000を発表します。VIP8000は毎秒3テラMAC以上を実現し、消費電力は1.5
GMAC/second/mWより効率的で、16FFプロセス技術により業界最小のシリコンエリアとなっています。
Vivante
VIP8000は高マルチスレッドのパラレルプロセッシングユニット、ニューラルネットワークユニット、ユニバーサル・ストレージ・キャッシュ・ユニットで構成されます。VIP8000はCaffeやTensorFlowなどの定評ある深層学習ネットワークが生成するニューラルネットワークを直接的にインポートし、ニューラルネットワークはOpenVXフレームワークを使用してその他のコンピュータービジョン機能へ統合することができます。現在の定評あるニューラルネットワークモデル(AlexNet、GoogleNet、ResNet、VGG、Faster-RCNN、Yolo、SSD、FCN、SegNetを含む)とレイヤー(畳み込みと逆畳み込み、ダイレーション、FC、プーリングとアンプーリング、種々の正規化層と活性化関数、テンソル・リシェーピング、エレメントワイズ・オペレーション、RNN、LSTMの諸機能を含む)のすべてをサポートし、新たなニューラルネットワークと新タイプのレイヤーの採用を促すように設計されています。このニューラルネットワークユニットは8ビット精度固定小数点と16ビット精度浮動小数点の両方をサポートするとともに、混在モードのアプリケーションをサポートすることで、最高の計算効率/精度を達成しています。
Vivante VIP8000のVIP-Connect™インターフェースにより、特定用途向けハードウエアアクセラレーションユニットの迅速なカスタマーインテグレーションによって標準的なVivante
VIP8000ハードウエアユニットと協調動作できるようになります。
このプロセッサーは、顧客の特定用途向けハードウエアアクセラレーションユニットを含め、広い種類のハードウエアユニットを対象とした統一プログラミングモデルで、OpenCLまたはOpenVXによりプログラムされます。ハードウエアユニットすべてが同時に動作し、共有データをキャッシュして帯域幅を劇的に削減します。
Vivante
VIP8000は異種の市場区分における組み込み製品により良く対応できるよう、パラレルプロセッシングユニット、ニューラルネットワークユニット、ユニバーサルストレージユニットの独立した拡張性などを通じて高度に構成可能であり、ACUITY™
SDKはトレーニングに加え、完全なIDEツールセットを提供します。
ベリシリコンのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高戦略責任者(CSO)を務めるウェイジン・ダイは、次のように述べています。「ニューラルネットワーク技術は急速に拡大・発展しており、Vivante
VIP8000の使用事例は元々の監視カメラや車載製品の顧客層を超えて広がっています。Vivante
VIP8000の優れたPPA(性能・消費電力・面積)、特許申請中の汎用キャッシュアーキテクチャーを通じた帯域幅低減の革新成果、圧縮アルゴリズムにより、クラウドと協調するAI端末としての組み込みデバイスを実現して、エンドユーザーに革命的なAI体験を提供するための動きが加速します。」
ジョンペディー・リサーチのジョン・ペディー社長は、次のように述べています。「組み込みデバイスによるAIの急成長を実現するためには、OpenCLやOpenVXのような業界標準のAPIを備え、高効率で強力なプログラム可能エンジンが不可欠です。この効率はニューラルネットワークの革新とコンピューティング密度の向上という両要因によってもたらされるでしょう。」
詳細情報についてはwww.verisilicon.comをご覧ください。
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