ミルウォーキー--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) --
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は本日、集中型シンクライアント向けリモートデスクトップ/サーバー管理ソフトウエアを提供する一流企業のオートメーション・コントロール・プロダクツ(ACP)
を買収しました。ACPの2つの中核的製品であるシンマネージャー(ThinManager®)とレレバンス(Relevance®)は、製造・産業分野のリーダー企業にビジュアルディスプレーとソフトウエアソリューションを提供し、情報管理とワークフローの合理化によって製造環境の接続性を向上できるようにしています。
この買収は、コネクテッド・エンタープライズのビジョン、すなわち製造現場の情報を社内全体で共有できるようにすることを目指したビジョンを通じて、顧客が世界的な競争力を高められるように支援するロックウェル・オートメーションの成長戦略を支えるものです。これは、データ分析、遠隔監視、モビリティーなど、産業用モノのインターネットと技術の進歩によって加速しています。
ロックウェル・オートメーションのアーキテクチャー・ソフトウエア部門担当シニアバイスプレジデントのFrank
Kulaszewiczは、次のように語っています。「現代の工場のエンジニアは、製造品質と信頼性を改善しつつ、生産性を高めるために、当社の技術革新と専門知識を頼りにしています。ACPの業界有数の製品が当社ポートフォリオに加わることで、デジタル化とネットワーク化が進む製造環境の作業員に新たな機能を提供できます。」
シンマネージャーは、制御室からエンドユーザーまで、現代の製造業務のあらゆる側面において、コンテンツの管理と視覚化を集中的に行えるようにします。ワークフローを合理化し、ユーザーによるハードウエア操作と保守費を削減します。レレバンスは占有的な位置ベース技術によってシンマネージャーの機能を拡張し、ユーザーが場所を問わずにコンテンツやアプリケーションを安全に利用できるようにします。
ACPのマット・クランデル最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「当社製品は、ロックウェル・オートメーションの産業オートメーション向けサービスに加わる製品として理想的です。同社のサービスは、信頼性、生産性、セキュリティーを向上させ、エネルギー費と維持費を削減しながら、世界的な大手メーカーが持続可能な技術を導入できるようにすることを目指しています。当社のお客さまは、メーカーのニーズに対応するために2つの組織が協力することの価値を、すぐに理解してくれるものと確信しています。」
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業オートメーションと情報ソリューションに専心する世界最大の企業で、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約2万2000名の従業員が、世界80カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。
ACPについて
買収前のACPは、オートメーション業界のリーダー企業として、フル機能搭載の産業業シンクライアント管理・位置ベースモビリティーソフトウエアを提供していました。ACPはジョージア州アルファレッタに本拠を置く非公開企業で、従業員数は30人弱です。同社のソリューションは、世界各地の3000拠点に設置されています。30カ国に1000社を超える顧客を抱え、そのうち約30社は世界的なメーカーの上位100社に含まれます。
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