- 研究開発の成果となる約4,000の特許を積極的に保護するために強力な特許権利行使を本格始動
-
ソウルバイオシスの特許を侵害するUV LED関連の多くの企業に対して追加の訴訟を準備中
韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- LED専業メーカーのソウル半導体(www.seoulsemicon.com/jp/)の子会社であり、世界的なUV
LEDソリューション企業であるソウルバイオシス(www.seoulviosys.com/jpn/main/)は、米国Salon
Supply Store, LLC (以下、「サロン社」)との特許侵害訴訟で勝訴したと明らかにした。
紫外線(UV)硬化製品を扱う米国のサロン社は、過去の侵害行為で発生した損害を賠償し、今後販売される紫外線硬化製品に対する特許ロイヤルティをソウルバイオシスに支払うことで合意した。それだけにとどまらず、問題になった特許侵害製品を今後供給または販売しないことにも合意した。今回の判決により、ソウルバイオシスは、紫外線LED業界で、自社保有特許に対する権利を明確に認められるようになっただけでなく、、さらに自社特許を無断で使用した企業に対して強いメッセージを送った。
サロン社が侵害したソウルバイオシスの紫外線LED特許技術は、紫外線を発生させるエピ(EPI)とファブ(FAB)技術、そしてこの素子をパッケージングする技術、さらに硬化器を製造するシステム技術までUV
LEDとその応用製品全般を包括する技術である。
ソウルバイオシスは、2001年からUV
LEDの研究開発のために、日本のナイトライド・セミコンダクター社と協力してきた。また、1999年に設立された米国の短波長UV専門企業SETi社と協力関係を維持し、2005年から投資を実施しUV
LEDを共同開発してきた。昨年、米国国防総省と投資委員会の許可を受けて本格的にUV LED商用化し、市場拡大に乗り出している。
ソウルバイオシスの紫外線LED応用技術である「バイオレッズ(Violeds)」は、国際宇宙ステーションで宇宙飛行士の健康のためのクリーン技術として用いられており、人類の健康を脅かす蚊を誘引して捕らえる製品「MOSclean
(モスクリーン)」にも応用され、インターネットショッピングで品薄状態が続いている。最先端の産業分野で、日常生活部門に至るまで急速に拡大している次世代のクリーン技術「バイオレッズ」は、清潔で安全な、人類の生活に欠かせない技術になると予想されている。
ソウルバイオシスのユン・ヨジンUV開発センター副社長は、「私たちは、世界の人々の健康と幸せな生活のために、紫外線の応用技術、「バイオレッズ」の大量生産体制を整え、手頃な価格で製品を供給し、白色LEDのように誰でも簡単に紫外線応用製品を使用できるようにしたい」と語り、「知的財産を尊重しない企業には断固として対応し、次の四半期にも追加の訴訟を進める予定です」と強調した。
*バイオレッズ(Violeds)技術について
バイオレッズ技術は、紫外線(UV)
LEDソリューション企業、ソウルバイオシスと米国のSETi社が10年以上共同で開発を進めてきた短波長LED技術を基にした世界初の新概念のクリーン技術。卓越した殺菌能力で、すでに宇宙ステーションを無菌状態に維持するために使用されており、殺菌だけでなく、空気清浄や脱臭、水質浄化、皮膚疾患治療、硬化など様々な応用分野に活用が可能。従来光源として使用されているUVランプは、水銀などの環境汚染物質を使用しており、衝撃に弱く、応用範囲が非常に限定的だったが、バイオレッズは、UV技術と半導体技術、そして機能性光子および光触媒技術が加わり、UV水銀ランプだけでなく、既存UV
LEDとも区別される新概念の未来クリーン技術として脚光を浴びている。
*ソウルバイオシスについて
ソウルバイオシスはLED専業メーカーであるソウル半導体とその社員が設立し、投資して運営されている紫外線LED
(UV LED)と青色LEDチップの専門メーカーである。2002年の設立以降、海外企業との連携や投資などを通じて紫外線 (UV)
LED関連の研究開発およびその応用分野の研究開発を行っている。クリーンテクノロジーであるUV
LEDの普及拡大に貢献しており、次世代の未来産業を主導する電子素子に関連する研究開発も行っている。ソウルバイオシスの2015年(6月)基準の資産規模は3,700億ウォンに達しており、現在、約700人の従業員がUV
LEDの製造および研究開発を行っている。
Contacts
報道関係者お問い合わせ先
日本支社:ジャパンソウル半導体株式会社
広報担当
03-5360-7620