カタール・ドーハ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 中東・アフリカの大手銀行であるQNBグループは、2016年3月31日締め四半期の業績を発表しました。
2016年1~3月期の純利益は29億カタール・リヤル(7億8700万米ドル)、前年同期比7.1%増となりました。
慎重なコスト管理策と高い収益力により、当グループは効率比率(費用収益比率)を22.7%に維持することができました。この数字は、この地域の金融機関の中で最も良好な水準と考えられます。
総資産は2015年3月から9.7%増加して5500億リヤル(1511億米ドル)となり、過去最高に達しました。これは、貸出金が16.4%増加して4020億リヤル(1104億米ドル)となったためです。
当グループの資産と負債の増加にはエジプト・ポンドの大幅な下落が影響しており、これにより総資産と顧客預金はそれぞれ70億リヤル(18億米ドル)および50億リヤル(14億米ドル)押し下げられました。
当グループは、不良債権率(総貸出額に対する不良債権の比率)を1.4%に維持することができました。この数字は、中東・アフリカの銀行で最も低い水準と考えられ、当グループの貸出債権の質の高さと信用リスクの効果的な管理を表しています。当グループは慎重な引当方針を維持しており、2016年3月31日時点の貸倒引当率は120%に達しました。
また、顧客預金は10.1%増加して4030億リヤル(1107億米ドル)となり、預貸比率は99.7%に達しました。
2016年3月31日時点の総資本は2015年3月から11.1%増加して600億リヤル(166億米ドル)に達しました。1株当たり利益は2015年3月の3.2リヤルに対し、3.4リヤル(0.9米ドル)となりました。
カタール中央銀行(QCB)およびバーゼルIIIの要件に従って計算された2016年3月31日時点の自己資本比率(CAR)は15.8%で、カタール中央銀行およびバーゼル委員会が定める規制最低基準を上回りました。当グループは、今後の戦略プランを支えるため、強固な資本基盤の維持に努めています。
QNBグループは、中東・アフリカ地域で最も信用格付の高い金融機関としての地位を維持しています。これは、QNBグループの強固な財務基盤、資産の質の高さ、金融セクターのリーダー的な地位を反映しています。
堅調な業績を維持していることと世界的な基盤の拡大に支えられ、QNBは中東・アフリカ地域で最も価値の高いブランドとしての地位を維持しています。これは、中東・アフリカを代表する金融機関としてのQNBとQNBのブランド価値が引き続き評価されていることを示しています。
QNBグループは、子会社と関連会社を通じて世界の27カ国、3つの大陸で事業を展開しており、総合的な商品とサービスを提供しています。従業員総数は1万5300人を超え、640カ所以上で業務を行っています。また、ATMネットワークのATM設置台数は1400台を超えています。
*配信元:ME
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