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GSMA、世界の省電力広域市場の技術標準でモバイル通信業界が合意したことを歓迎



3GPPがNB-IoT LPWA技術標準に同意:パイロット試験とオープンラボ試験が進行中で、2016年に商業導入開始へ


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
GSMAは本日、新たに登場した省電力広域(LPWA)市場向けの技術標準でモバイル通信業界が合意し、3GPPが同標準を受け入れたと発表しました。業界が狭帯域IoT(NB-IoT)、エクステンデッド・カバレッジGPRS(EC-GPRS)、LTEマシンタイプ通信(LTE-MTC)の共通規格で足並みを揃えることにより、モバイル通信事業者およびそのエコシステムパートナーは、2020年までに市場規模が5890億米ドル¹に達し、機器間(M2M)市場の約47パーセントを占めるとマキナ・リサーチが予想するLPWA市場から利益を得ることが可能となります。これらの補完的技術は3GPPリリース13で規定される予定で、認可周波数帯を使用して提供され、すべてのLPWA使用事例に対応するため、顧客の選択肢が確保されると同時に、モノのインターネット
(IoT)市場の繁栄に寄与します。




世界一流のモバイル通信事業者、OEM、チップセット企業、モジュール企業、インフラ企業の27社により支えられているGSMAの「モバイルIoTイニシアチブ」では現在、LPWAソリューションの開発促進の取り組みを進めており、2016年前半に世界の複数地域で試験運用を実施し、同年後半には完全な商用ソリューションの提供を開始します。また、GSMAは合意されたNB-IoT規格の詳細を詰めるために、1月18~22日にブダペストで3GPP臨時作業委員会を開催します。



GSMAの事務局長代理で最高技術責任者(CTO)のアレックス・シンクレアは、次のように述べています。「これは、通信事業者が既存の高品質のマネージドネットワーク、サービスプラットフォーム、世界レベルの顧客管理能力を拡大することで、業界標準のソリューションを提供できるようにするための重要な前進です。省電力広域市場は、モノのインターネットで高成長が見込める分野であり、その開発は非常に大きなチャンスとなります。グローバルな共通のビジョンにより、断片化を排除して、業界標準ソリューションの提供を加速させ、市場のポテンシャルを大幅に高めることができます。」



NB-IoTフォーラムおよびオープンIoTラボ



先日発表されたNB-IoTフォーラム³の会員は、本フォーラムがGSMAのモバイルIoTイニシアチブの一部となり、NB-IoT技術向けの世界的なエコシステムの構築に傾注することで合意しました。本フォーラムの柱の1つは「オープンIoTラボ」の開設です。オープンIoTラボは、LPWA技術を開発して商業提供を促進するとともに、多種多様な垂直業界向けのNB-IoT対応デバイス/アプリケーションを開発するよう企業に促すことを目的とし、あらゆる通信事業者、モジュールベンダー、アプリケーションプロバイダーが利用できるものです。このラボでは、エンドツーエンドの相互運用性試験を実施する機会も提供していきます。



ボーダフォン・グループの研究開発ディレクターで、NB-IoTフォーラムの会長を務めるルーク・イベットソン氏は、次のように語っています。「これは非常に重要な節目となる成果であり、この技術に関して3GPPが合意に達したことをうれしく思います。NB-IoTフォーラムは、エンドツーエンドのエコシステムを構築し、この魅力的な新機能のグローバル展開に備えるための業界の取り組みをサポートしていきます。」



GSMAのモバイルIoTイニシアチブ



モバイルIoTイニシアチブは、LPWAソリューションの認可周波数帯での商業提供を加速させることを目的としています。LPWAネットワークは、低データ転送速度で長いバッテリー駆動時間を必要とし、たいてい遠隔地で長時間にわたって無人で稼働するM2Mアプリケーション向けに設計されています。



LPWAネットワークは産業資産追跡、安全監視、水道/ガスの検針、スマートグリッド、駐車場、自動販売機、街灯など、広範な用途での利用が期待されています。また、人やペットトラッカーなどのウエアラブルデバイスの接続にも使用できます。LPWAモジュールは低コストであるばかりでなく、接続にかかる費用も低くなると見込まれるため、市場の規模拡大に役立ちます。IoTアプリケーションの要件は多種多様であることから、単一の技術ではLPWA使用事例のすべてに対応できません。このため、当イニシアチブは3件の補完的な認可済み3GPP標準規格に傾注してきました。



-以上-



編集者への注記



1.) 金額(米ドル)は、接続がLPWA技術に最適か適合するM2M市場の2011年における実質値です。



2.)
GSMAのモバイルIoTイニシアチブは業界の重要企業から支持されています。これらの企業にはAT&T、アルカテル・ルーセント、ベル・カナダ、中国移動通信、中国電信、中国聯合通信、ドイツテレコム、エリクソン、エティサラート、ファーウェイ、ジェムアルト、インテル、KDDI、ノキア、NTTドコモ、オベルチュール・テクノロジーズ、ウーレドゥー、オレンジ、クアルコム・インコーポレーテッド、シエラ・ワイヤレス、シングテル、テレコム・イタリア、テレフォニカ、テレノール、テルストラ、u-blox、ベライゾン・ワイヤレス、ボーダフォンがあります。



3.)
NB-IoTフォーラムは中国移動通信、中国聯合通信、エリクソン、エティサラート、GSMA、GTI、ファーウェイ、インテル、LGユープラス、ノキア、オベルチュール・テクノロジーズ、クアルコム・インコーポレーテッド、テレコム・イタリア、テレフォニカ、ボーダフォンを含め、業界の重要企業により支持されています。



GSMAについて



GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち250社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、モバイル360シリーズといった業界を主導するイベントの開催も行っています。



詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA



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For the GSMA
Charlie Meredith-Hardy
+44 7917 298428
CMeredith-Hardy@webershandwick.com
または
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pressoffice@gsma.com

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