米マサチューセッツ州ウィルミントン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）--
サイバーセキュリティー企業として2015年ガートナー・セキュリティー意識トレーニング・マジック・クアドラントでリーダーに認められたセキュリティー・イノベーションは、ブラックハット・ヨーロッパ2015でその専門知識を披露します。当社は、自動運転車、コネクテッド・カー、そしてモバイル・セキュリティーについて発表するために選ばれました。
セキュリティー・イノベーションの主任科学者のJonathan Petitが、「自動運転とコネクテッド・カー：センサーを錯覚させドライバーを追跡する」と題したセミナーを実施します。このセッションは、自動運転車のセキュリティーとコネクテッド・カーのプライバシーに注目し、Petit独自の研究と最近自動運転車に対して行われた公開ハックを話題にします。オランダのトゥエンテ大学で行われた実験で、Petitは自動運転車を錯覚させて周囲にほかの自動車や歩行者がいると思わせ、自動車を道の途中で停止させることに成功しました。しかもこれは、市販されている60ドル相当の機材で可能でした。
Petitは、このように語っています。「セキュリティーはあらゆる階層に実装されているべきです。ですから、今回の話は、ハードウエアのセキュリティーからV2X通信のプライバシーまでをカバーします。車載業界のコンソーシアムや標準化作業には私自身活発に参加していますが、このような貧弱な実装のシステムが抱えるセキュリティーやプライバシーのリスクを自動車メーカーも消費者も知ることが重要であると感じています。」
セキュリティー・イノベーションに入社する前は、Petitはアイルランドのコーク大学のコンピューター・セキュリティー・グループとモバイル＆インターネット・システム研究所のリサーチフェローでした。欧州のFP7
PRESERVEプロジェクトをコーディネートし、フランス・トゥールーズのポール・サバティエ大学で博士号と修士号を得ています。
Petitのセミナーに加え、セキュリティー・イノベーションのシニアセキュリティーエンジニアのDinesh
Shettyが、ブラックハットのインタラクティブ・デモ・エリアのArsenalで発表を行います。Shettyは、自ら独自に構築して意図的に脆弱にしたAndroidのアプリケーションであるInsecureBankを紹介します。Shettyは、ソースコード・レビュー・ツールや防衛的コーディング技術について語り、自分のアプリケーションをハックするように参加者に呼び掛ける予定です。自分のInsecureBankアプリについて、Shettyは次のように語っています。
「これは前のバージョンのInsecureBankを大きくアップデートしたものです。ユーザー・インターフェースを全面的に置き換え、例外処理機構を改善し、ルート検出機構も組み込みました。このアプリケーションは、セキュリティー問題への関心が高い人や開発者のために作られたものであり、この脆弱なアプリケーションをテストすることでAndroidのセキュリティーの問題について学ぶことができます。」
セキュリティー・イノベーションでの仕事に加え、Shettyは著者や講演者としても知られ、研究成果はPacket
Storm、Exploit-DB、PenTest Magazine、SecurityXploded、ClubHACK
Magazine、Exploit-Idといった業界の場で多数出版されてきました。製品やウェブ・アプリケーションの重要なセキュリティー面の脆弱性を発見して責任ある形で公開したことにより、アップル、アドビ、バラクーダネットワークスから讃えられています。
セキュリティー・イノベーションについて
2002年以来、セキュリティー・イノベーションはサイバーセキュリティー・リスクの分析および低減に関して、マイクロソフト、ソニー、GM、ディズニー、グーグル、デルといった世界の大手企業の信頼できるパートナーとなっています。ガートナー・セキュリティー意識トレーニング・マジック・クアドラントにおいて2年連続でリーダーに認められたセキュリティー・イノベーションは、車載、デスクトップ、ウェブ・アプリケーション、モバイル端末、クラウドといった最も厳しい環境で秘密データのセキュリティー確保と保護に努めています。セキュリティー・イノベーションは非公開会社であり、米国マサチューセッツ州ウィルミントンに本社を置いています。詳細情報については、www.securityinnovation.comをご覧ください。
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