- Violeds技術とスウェーデンのWatersprint社の水処理制御技術で浄水供給システムを開発
- 飲料水の汚染で困難を経験する世界7.5億人の人々に清潔で安全な飲料水を提供する道を開く
韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なUV LED (紫外線発光ダイオード)ソリューション企業のSeoul Viosys Co., Ltd.
(本社:韓国安山市、代表理事:キム・ジェジョ、www.seoulviosys.com、以下「ソウルバイオシス」)は、スウェーデンの水処理専門企業であるWatersprint社(代表取締役Anders
Ruland、http://watersprint.com)とVioleds
(バイオレッズ)技術を適用した浄水供給システムを共同開発したと11月5日に発表しました。
両社が開発した浄水供給システムは、ソウルバイオシスのVioleds技術によって、汚染された水を殺菌し、Watersprint社の遠隔制御可能な水処理制御システムで飲料に適した状態を維持することができます。特に、ソウルバイオシスのVioleds技術は、水銀や他の化学薬品を一切使用しない環境に優しい技術であり、超小型モジュール形態で提供されるため、産業、商業施設だけでなく、一般家庭でも簡単に利用することができます。また、Watersprint社の水処理制御システムは、Wi-Fiを通じて水の殺菌状態を24時間監視することができるため、汚染のない水の供給を常時受けることができます。
煮沸した水や、殺菌後に真空密閉した瓶の中の水でも、一定時間後には、ウイルスや細菌に汚染されます。また、家庭やオフィスの浄水フィルターや浄水器内部の貯水槽、シャワー、水道管などに存在するウイルスや細菌は様々な病気の原因になります。今回浄水供給システムに採用されたVioleds技術は、宇宙ステーションの宇宙飛行士に安全な環境を提供する殺菌技術で、ウイルスや細菌を99.9%以上除去する優れた殺菌力であることが証明されています。
2006年にノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのムハンマド・ユヌス(Muhammad
Yunus)教授は、水質汚染のために、飲料水の確保に困難を経験してきたバングラデシュの水質を改善し、クリーンで安全な飲料水を供給するマイクロプロダクションセンター(Micro
Production
Center)プロジェクトを推進してきました。ソウルバイオシスのVioleds技術は、Watersprint社の浄水供給システムへの採用を通じて、同プロジェクトを主管するユヌスセンターに供給されました。
ソウルバイオシスとWatersprint社は、バングラデシュだけでなく、飲料水汚染のために困難を経験している全世界7.5億人の人々にVioleds技術が適用された浄水供給システムによって、清潔な飲料水を提供する先頭に立ち、世界中の恵まれない人々のために事業を継続的に拡大していく予定です。
Watersprint社のAnders
Ruland代表は「Violeds技術は、浄水供給ソリューションの中核技術であり、世界的なUV殺菌技術を保有するソウルバイオシスとパートナーシップを結ぶことになり、光栄に思う」とコメントし、
「私たちは数ヶ月前にバングラデシュのユヌスセンターと協力して、浄水事業としてマイクロプロダクション(Micro
Production)センターを稼動させ、優れた殺菌力を誇るVioleds技術で浄水供給で先頭に立つことになったことを誇りに思う」と付け加えました。
ソウルバイオシスのキム・ジェジョ代表は「最先端の殺菌技術であるVioleds技術と世界的な殺菌水処理専門企業Watersprint社の水処理システムがシナジー効果によって、世界中の隣人の飲料水の殺菌と浄水の供給に大きく貢献できることを希望している」とし、「今後も両社は、継続的な研究開発と相互協力を通じて人類の生活の質をさらに向上させる新製品を開発し、関連事業を拡大していきたい」とコメントしています。
*Violeds (バイオレッズ)技術とは?
Violeds技術は、UV
LEDソリューション企業ソウルバイオシスと米国のSETi社の10年以上に及ぶ共同開発によって生まれた世界初の短波長LED技術力を活用して、人類に安全でクリーンな環境を提供するための新概念のクリーン技術。Violeds技術は、宇宙ステーションを無菌状態に維持し、宇宙飛行士の健康を維持することが目的ですでに活用されている。単純な光触媒結合ではなく、光集積と指向角に関連する特許を活用した光源一体の技術で、化工薬品を一切使用せず人体に無害で、従来のLEDとは異なり、殺菌や汚染物質の分解特性を有する特定のエネルギーの機能性光子(光の粒子)と光触媒を利用して、水、空気、表面などの殺菌及び浄化、脱臭などの用途に応用することができる。生活用品、治療、診断目的の生命科学応用機器などにも多様に応用可能である。
*ソウルバイオシスについて
ソウルバイオシスは、LED専門企業ソウル半導体とその社員の投資によって運営されている紫外線LED (UV LED)とBlue
LEDチップの専門メーカーである。 2002年の設立以来、紫外線(UV) LED関連の研究開発を継続し、紫外線応用分野に注力して清浄技術、UV
LEDの普及拡大に貢献しており、次世代の未来産業を主導する電子素子に関連する研究開発も継続して行っている。ソウルバイオシスの2015年(6月)の基準資産規模は、3,700億ウォンに達しており、現在約700人の従業員がUV
LEDの製造および研究開発を行っている。
*Watersprint社について
スウェーデンに本社を置くWatersprint社は、水中の細菌やウイルスなどを殺菌する浄水製品およびシステムを開発し、提供する企業である。水の専門知識とナノテクノロジー、IT、通信技術を駆使して環境に優しく、エネルギー効率の高い浄水システムを顧客に供給している。
*ユヌスセンター(Yunus Centre)について
バングラデシュダッカに拠点を置くユヌスセンターは、貧しいビジネスマンにマイクロファイナンス(Micro
Credit)の資金を貸与するGrameen
Bankを設立して貧困との闘いに寄与した功績で2006年にノーベル平和賞を受賞したムハンマド・ユヌス教授が設立した機関として、バングラデシュの貧困撲滅および社会事業を活発に展開している。ユヌスセンターは、バングラデシュの飲料水の品質を改善し、きれいな水を供給するために、マイクロプロダクションセンター(Micro
Production Center)と呼ばれるプロジェクトを推進している。
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日本支社:ジャパンソウル半導体株式会社
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