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防災週間に考えるべき「空気の防災」 国内初シェルター用換気システム「ATバリア150」記者会見・実機見学会で初公開



シェルター用換気システム「ATバリア150」による煙除去の清浄デモンストレーションの様子


メディアの関心も多く寄せられました


システムの特徴や意義を述べる小熊 正輝代表取締役(左)と親会社のヤブシタホールディングス株式会社の森 忠裕代表取締役社長


記者会見の様子

近年、地震や津波に備える意識は高まっていますが、災害時に見過ごされがちなのが「空気の危険」です。来る防災週間(8月30日~9月5日)を前に、プロテクトアーツ株式会社(ヤブシタグループ本社:北海道札幌市、代表取締役:小熊 正輝)は、国産技術を結集して新開発した災害時の空気の防災システム「ATバリア150」に関するメディア公開説明会及び実機見学会を開催し、「空気の防災」の重要性を強調しました。

記者会見は2025年8月20日(水)、プロテクトアーツ株式会社の協力会社である北広島市の株式会社アース・ネットで行いました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/532281/LL_img_532281_1.jpg
シェルター用換気システム「ATバリア150」による煙除去の清浄デモンストレーションの様子
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/532281/LL_img_532281_2.jpg
メディアの関心も多く寄せられました

プロテクトアーツ株式会社の小熊代表取締役は「近年は大きな地震や台風、火山の噴火だけでなく、感染症や国際情勢の緊張など、私たちの暮らしに影響する脅威が増している」と危惧した上で、世界各国では有事に備えたシェルター整備が進んでいる一方、日本ではシェルターの基準が未整備で、普及率は極端に低いことを指摘しました。

また、ライフラインが途絶えた環境や換気が制限される空間において必要となる換気装置などは海外製品に依存し、納期遅延などの問題が起きていることから、「日本で必ず作らなければならないと思った」と開発の経緯を述べました。

避難所生活では、においが大きなストレス要因となっており、十分な解決策が講じられていないことにも触れました。

ATバリアの高性能フィルターは、放射性物質や煙、有毒ガスだけでなく、においの元となる微小なガスや悪臭物質も吸着・分解し、避難所環境のストレス軽減に寄与します。

小熊代表取締役は「避難所では汗や排泄物の臭気が大きなストレスの要因となり、避難生活に伴う健康リスクや災害関連死が多く取り沙汰されているため、その改善にも大きく貢献できる」と強調しました。

この後、共同開発者である名古屋大学大学院工学研究科の朝倉 裕介准教授が、現在開発中の一酸化炭素除去技術について説明を行いました。

会見終了後は、ATバリアを用いた煙除去の清浄デモンストレーションを行い、性能の高さを披露。防災用途としての信頼性の高さをアピールしました。

現在、一酸化炭素除去もできる換気装置を開発中で、2026年春に販売開始予定です。
一酸化炭素除去ができるシェルター用換気装置は世界初となります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/532281/LL_img_532281_3.jpg
システムの特徴や意義を述べる小熊 正輝代表取締役(左)と親会社のヤブシタホールディングス株式会社の森 忠裕代表取締役社長
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/532281/LL_img_532281_4.jpg
記者会見の様子

【ATバリア開発の背景】
◆政府が推進する地下シェルター整備
近年、激甚化する自然災害や国際情勢の不安定化によるテロや武力衝突のリスクの高まりを受け、国民の安全確保のための地下シェルター整備が喫緊の課題となっています。政府が地下シェルター整備を推進する上で、避難者の生命と健康を守る高性能な換気システムの導入は不可欠であり、その安定供給体制の確立が求められています。

◆海外製品依存からの脱却
国内で利用可能なシェルター用換気システムの多くは海外製品に依存していましたが、空調・冷熱部材トップシェアを有するヤブシタグループの総合力を結集し、名古屋大学大学院工学研究科の技術協力により、国内初のシェルター用換気システム「ATバリア150」の開発に成功しました。

◆防災の“最後の穴”とも言える「空気の備え」
火災による死因の多くは一酸化炭素中毒や煙の吸引によるものであり、また避難所では悪臭や感染症が深刻な課題となっています。ATバリア150は、これら火災・煙・臭気・感染症など、空気中の脅威から人々の命を守る「空間防衛型・換気システム」です。防災の“最後の穴”とも言える「空気の備え」に挑みます。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/532281/LL_img_532281_5.jpg
国内初のシェルター用換気システム「ATバリア150」

現在、一酸化炭素除去もできる換気装置を開発中で、2026年春に販売開始予定です。
一酸化炭素除去ができるシェルター用換気装置は世界初となります。
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