令和6年(2024年)9月に実施した薬用植物園見学会の様子
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令和6年(2024年)9月に実施した薬用植物園見学会の様子
近畿大学薬学部薬用植物園(大阪府東大阪市)は、令和7年(2025年)7月19日(土)に、朝の時間帯の見学会「朝の植物園散歩 2025」を開催します。朝だからこそ見られる美しい花々を観察するほか、この時期に見ごろの植物の観察ポイントなどについて紹介します。
【本件のポイント】
●来場者の声に応え、猛暑の時間帯を避けた朝の時間帯に、薬学部薬用植物園の見学会を開催
●咲き始めの朝が最も美しい花など日中では見られない植物やこの時期に見ごろの植物を観察
●一般の方が参加できる見学会を定期的に開催することで、社会や地域への貢献を図る
【本件の内容】
近畿大学薬学部薬用植物園では約380種類の薬用植物を育成し、薬学部の講義や実習、薬学部生のクラブ活動の場として活用しています。平日の10時から16時までは一般の方にも自由に見学いただけます。
自由見学の来園者からの「猛暑が続く中での日中の見学は辛い」「開園時間が学校や仕事と重なり来園が難しい」という声をうけ、令和5年(2023年)から通常の開園時間帯以外で見学会を開催しています。朝の薬用植物園では、咲き始めの朝が最も美しい花など、日中では見られない植物を観察することができます。また、希望者には、薬学部の教員が園内の植物やその利用法について解説するツアーも実施します。
当園ではこれらの取り組みを通じて、地域の方々に薬用植物への関心を深めていただくとともに、社会貢献の機会とします。
【開催概要】
日時 :令和7年(2025年)7月19日(土)
<自由見学>7:30~11:30 <案内ツアー>7:45~8:45
場所 :近畿大学薬学部薬用植物園
(大阪府東大阪市小若江1-9-7、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約8分)
対象 :一般の方(参加無料、事前申込不要)
※案内ツアーは定員20名、先着順、7:30整理券配布
ツアー案内:近畿大学薬学部 薬用植物園 助手 島倉知里
お問合せ :近畿大学薬学部学生センター TEL(06)4307-3058
【当日観察が期待できる植物】
アサガオ、イトヒメハギ、イランイランノキ、インドジャボク、オオバギボウシ、オタネニンジン(果実)、キカラスウリ、クコ、ゲンノショウコ、コガネバナ、ゴマ、タバコ、チューベローズ、チョウマメ、トウゴマ、ハス(原始蓮・誠蓮)、ナンバンギセル、パパイヤ、ハマビシ、マオウ(果実)、モモ(稲田桃・果実)、モロヘイヤ、ライチ(果実)、レモン、ワタ
【案内ツアー概要】
・ウコン、キョウオウ(ハルウコン)、ガジュツ(ムラサキウコン)の比較:植物の形態や生態、生薬や食品としての利用、成分など
・見ごろの花や果実の解説
・植物の利用(薬、食品、香料など)について
【関連リンク】
薬用植物園 助手 島倉知里(シマクラチカリ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/816-shimakura-chikari.html
薬学部
https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/