スイングの動画から骨格分析を行いAIが言語化する
なお本取り組みは、データ&イノベーション学群で今年度より本格始動するPBL(課題解決型学習:Project Based Learning)第1期プロジェクト内のひとつです。今回の公式戦での運用は、4月に行った予備調査において、AIが導いた各選手への改善案が、砂入雅之監督(明徳ゴルフ部)に認められたのを機に決まりました。今後も、AIやデータサイエンスを活用し、選手を技術・メンタル両面からサポートするなかで、スポーツデータサイエンスのさらなる発展に貢献できるよう、明徳ゴルフ部と連携を深めていく予定です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/435390/LL_img_435390_1.png
スイングの動画から骨格分析を行いAIが言語化する
<「高知県ジュニアゴルフ選手権競技」概要>
日時:2025年5月17日(土) 8:00~昼ごろ(予定)
場所:パシフィックゴルフクラブ(高知県南国市才谷778)
名称:2025年度 高知県ジュニアゴルフ選手権競技
(兼 国民スポーツ大会少年男子の部選考会)高校生の部
競技:18ホール・ストロークプレー
(全ホールを周り終えた段階での打数を競い合う競技方法)
主催:高知県ゴルフ協会
<当日実施予定のAI等を用いたコーチングについて>
明徳ゴルフ部の7名(男子5名 女子2名:競技中のデータの取得、ならびにフィードバックについて了承済)を対象に、AI等によるフィードバックを行います。競技中は、本学データ&イノベーション学群2年生が、対象の選手のスイングの様子を撮影。それを即座に骨格分析し、そのデータをもとにAIが言語化します。AIが言語化するのは、スイングの課題や改善に向けたアドバイスなど。当日は、ゴルフ歴36年の砂入監督とも情報を共有し、AIの助言を踏まえ、どう修正していくのか話し合われる予定です。あわせて、心拍数データが取得できる腕時計型のウェアラブルデバイスを選手に装着してもらい、心拍変動(HRV)を解析し、メンタル面でのフィードバックも行う予定です。