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最も権威のある日本唯一の城郭関連顕彰事業 第4回日本城郭協会大賞「小谷城址保勝会」が受賞


公益財団法人日本城郭協会が第4回日本城郭協会大賞の受賞者を発表しました。「小谷城址保勝会」が、初の2冠で大賞と文化振興賞を受賞し、小谷城跡の保存活動が評価されました。「日本城郭文化特別賞」は、城めぐりアプリを運営する「ユーエム・サクシード株式会社」が受賞しました。さらに、鳥取県米子市は「調査・整備・活用賞」を尾高城跡の国史跡指定により受賞しました。審査員特別表彰は、城郭イラストの第一人者である故香川元太郎氏に与えられました。受賞者は6月に行われる総会や年末の「お城EXPO2025」で表彰される予定です。


創立100周年記念式典


史跡の清掃整備


ニッポン城めぐり(1)


ニッポン城めぐり(2)

公益財団法人日本城郭協会(理事長:小和田哲男)は、小和田理事長を審査員長とする審査会にて第4回日本城郭協会大賞の選定を行い、日本城郭協会大賞に「小谷城址保勝会」の受賞を決定しました。併せて城郭・城址の維持・整備を自主的に行うボランティア団体等を賞する日本城郭文化振興賞も「小谷城址保勝会」が受賞し、本賞として初の2冠受賞となりました。城郭文化の普及に寄与した個人・団体を賞する日本城郭文化特別賞は「ユーエム・サクシード株式会社(代表取締役:坂本昇治氏)」に、城郭管理者として特筆すべき成果を挙げた自治体等を顕彰する調査・整備・活用賞を「鳥取県米子市」に授与することを決定いたしました。
また、昨年亡くなった城郭イラストの第一人者香川元太郎氏に審査員特別表彰を行うこととし、4月6日(城の日)に発表しました。
それぞれの受賞理由は以下の通りです。


◆「日本城郭協会大賞」「日本城郭文化振興賞」
【小谷城址保勝会(滋賀県長浜市)】
小谷城址保勝会は小谷城跡を文化遺産として残し、浅井家三代の顕彰などを目的に、官山だった小谷山の払い下げ運動を担った旧小谷村七村を前身として大正13年に発足した団体。現在は小谷小学校区11自治会と近隣住民約630世帯が会員となり、草刈りや案内板・標石の設置、郷土史勉強会やガイド、小谷城戦国まつりの開催、小谷城戦国歴史資料館の指定管理などに取り組んでいる。2024年に100周年を迎えた日本最古のNPO団体のひとつ。全国の同種団体の先例として、また浅井氏・小谷城を切り口に地域文化再生の中核団体として活躍されていることを評価しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/431303/LL_img_431303_1.jpg
創立100周年記念式典
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/431303/LL_img_431303_2.jpg
史跡の清掃整備

◆「日本城郭文化特別賞」
【ユーエム・サクシード株式会社(代表取締役 坂本昇治氏)
~「ニッポン城めぐり」の作成・運営~】
ユーエム・サクシード株式会社(代表取締役 坂本昇治氏)は、旅行者や城ファンはもちろん専門家まで、20万人以上のユーザー数を誇る城めぐり必携アプリ「ニッポン城めぐり」を運営しています。
このアプリの、位置ゲームにとどまらない細やかで丁寧なコンテンツの数々は、城の普及と啓蒙に貢献していると評価します。また、位置情報アプリを活用した、地域活性化・集客の事業実績も豊富。自治体とタッグを組んだ城への理解深化を目指す企業としての姿勢も併せて評価しました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/431303/LL_img_431303_3.png
ニッポン城めぐり(1)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/431303/LL_img_431303_4.png
ニッポン城めぐり(2)

◆「調査・整備・活用賞」
【鳥取県米子市 ~米子城跡につながる尾高城跡の国指定史跡認定~】
尾高城は、戦国時代に西伯耆地域支配の拠点となった山城です。米子市は未調査であった本丸・二の丸について令和3年度から発掘調査を行い、中世城館から石塁や石垣を持つ近世的な城郭への変遷が分かる遺構が良好に残っていることを明らかにし、国史跡に指定されました。
米子市が調査に基づいて史跡の価値を顕在化し、その成果を短期間でまとめて国史跡の指定につなげたことは、現在進行中の米子城跡の整備・活用の取り組みとの連動を可能にしました。今後、米子市が両城跡を一体的に調査・整備・活用していくことで、山陰地域の戦国史をより豊かにすることを期待し顕彰します。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/431303/LL_img_431303_5.jpg
尾高城跡本丸石垣
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/431303/LL_img_431303_6.jpg
米子城跡三の丸発掘調査現場

◆「審査員特別表彰」
【故 香川元太郎 氏 ~城郭イラストの第一人者~】
第2回日本城郭文化特別賞を受賞された香川元太郎氏が2024年12月急逝されました。香川氏の鳥瞰城郭イラストは現在では他の追随を得ないものでした。城郭に携わる関係者を代表して哀悼の意を表すると共にその功績を顕彰します。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/431303/LL_img_431303_7.jpg
小田原城鳥瞰イラスト

◆受賞者の表彰は6月4日に開催予定の日本城郭協会総会にて執り行う予定です。また、年末にパシフィコ横浜で開催される「お城EXPO2025」(主催:日本城郭協会・株式会社ムラヤマ・城びと・パシフィコ横浜)にて受賞者による記念講演等を予定しています。


◆第4回日本城郭協会大賞概要
・主催 :公益財団法人日本城郭協会
・後援 :東京都教育委員会
・協賛 :ブックオフコーポレーション株式会社
・審査員:小和田哲男(協会理事長・文学博士・静岡大学名誉教授)
三浦正幸(協会評議員・工学博士・広島大学名誉教授)
中井均(協会評議員・滋賀県立大学名誉教授)
加藤理文(協会理事・文学博士)
小和田泰経(協会理事・静岡英和学院大学非常勤講師)
萩原さちこ(協会理事・城郭ライター)
安形哲夫(協会会員・株式会社ジェイテクト前社長)
森忠彦(毎日新聞元編集委員)
宮代栄一(朝日新聞編集委員)
多可政史(読売新聞文化部)


◆公益財団法人日本城郭協会
日本城郭協会は、昭和30年に設立後、昭和42年に文部省の認可を受け、「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与すること」を目的として城郭関連団体で唯一の公益財団法人として活動しています。
主要な事業としては「日本100名城・続日本100名城」の認定とスタンプラリーの運営や「お城EXPO」「日本城郭検定」「城の自由研究コンテスト」の主催などを行っています。


◆日本城郭協会大賞
2022年に公益財団法人移行10周年を記念して城郭文化の振興に貢献した団体・個人を顕彰する制度として創設しました。過去の受賞は以下の通りです。

第1回 2022年4月6日発表
日本城郭協会大賞
・大東市・四條畷市「国指定史跡につながった飯盛城跡の発掘・調査」
日本城郭文化振興賞
・番場の歴史を知り明日を考える会「鎌刃城跡の啓発・普及・保存活動)」
日本城郭文化特別賞
・春風亭昇太師匠

第2回 2023年4月6日発表
日本城郭協会大賞
・久野城址保存会(静岡県袋井市)
日本城郭文化振興賞
・可児市山城連絡協議会(岐阜県可児市)
日本城郭文化特別賞
・香川元太郎氏(イラストレーター)
・島充氏(模型作家)
調査・整備・活用賞 ※第2回から創設
・福島県白河市「東日本大震災で被災した石垣を復旧した白河小峰城跡」
・福山城「福山城の天守外観復元・全国唯一の北側鉄板張りを復元」

第3回 2024年4月6日発表
日本城郭協会大賞
・増山城解説ボランティア曲輪の会(富山県砺波市)
日本城郭文化振興賞
・山名氏城跡保存会(兵庫県豊岡市)
日本城郭文化特別賞
・余湖浩一氏(歴史研究家)「「余湖くんのホームページ」とその鳥観図」
調査・整備・活用賞
・飛騨市教育委員会「姉小路氏城館跡の国指定史跡認定」
審査員特別表彰
・大津市/株式会社三王不動産流通「坂本城遺構保存に向けた活動」
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