新建新聞社(東京都千代田区・長野県長野市)は、3/20に『郊外を片づけるー住宅はこのまま滅びるのか』を発売します。故 建築家・野沢正光氏による郊外の住宅地を考え、その対応策を模索し、提示する1冊。
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人口の減少期にあって、有り余る空き家はいかに活用されようか。いまある住宅地は再編可能か、より良い居住のかたちはどこにあるのか。求められる持続可能社会の住宅、住宅地、特に郊外住宅地はどのような形で生き残るのか。郊外の住宅地を考え、その対応策を模索し、提示する。
人口減少は必ずしも嘆くことばかりではないが、人口が縮減したのちの社会像を描きながら、住宅と住宅地のあるべき姿を考える時期にきている。特に減縮が顕著な郊外住宅地の空き家、廃屋が放置された絶望的な風景は危機でもあるが、再び豊かな自然景観が復活する可能性を思えば千載一遇のチャンスであろう。
■Contents
1. 住宅は個人のものだろうか
2. 住宅が滅びる根拠
3. 住宅と住宅地の変遷
4. 規制と緩和が奇景を生む
5. 資源としての住宅を考える
6. 高性能住宅のトリック
7. 共のものとしての住宅地
8. 公・共・私
9. 宅地デザインの可能性
10. 整えること、片づけること
座談「片づけることのクリエイティブ」
『郊外を片づけるー住宅はこのまま滅びるのか』
2024年3月20日発売
定価2860円(税込)
ISBN 978-4-86527-150-8 C2052
四六判/336頁
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新建ハウジングDIGITAL : https://www.s-housing.jp/archives/378952