『価値創造イネーブルメント』実装プログラム概要
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/421545/LL_img_421545_1.png
『価値創造イネーブルメント』実装プログラム概要
本プログラムは、2年間の先行導入・実装(10社)で得られた知見をもとに体系化し、開発されました。導入企業では、主体的に参加した従業員の88%が、半年以内に新たな価値創造に関するプロジェクトを立ち上げました。また、本プログラムの組織文化への影響度を調査したところ、92%が「自己の想いから挑戦を継続して行っていきたい」、82%が「自己の想いを表明し、挑戦をしやすい組織の変容に(本プログラムの)影響があった」と回答するなど、個人および組織の変容に大きな影響を及ぼす結果が出ています。
■開発の背景
多くの変革期にある企業が、社員の自発的な挑戦を促す組織づくり、行動様式の変革に課題を抱えています。当社の研究調査では、従業員の98%が「自社は変革する必要がある」という課題意識を持ち、68%が「新しいことに挑戦したい」と考える一方で、実際に行動に移せている従業員は11%に留まっています。
その原因を分析した結果、個人の意欲や能力以上に、「周囲からの理解・支援の不足」が最大の障壁となっていることが判明しました。これが、「個人の挑戦」と「マネジメントおよび組織環境による支援」の両輪で組織を変革するアプローチの共同研究につながりました。そして、パーパス・ビジョン実現に取り組む先進企業と「人財と組織の両面の変容」を実現するアプローチを共創的に実践・実装する中で、統合プログラムとして開発、リリースすることができました。
■プログラムの特徴
1. 挑戦と支援を結びつける独自の組織変容のメソッド
・挑戦者の発掘・育成プログラム
・挑戦の支援者(価値創造イネーブラー)の育成プログラム
・両者の相互作用を促進する仕組みづくり
2. 約6カ月の実践重視プログラム
・社員個人の内発的動機、想いを起点とした価値創造のプロジェクトを創造
・リアルプロジェクトでの挑戦、実践し、具体化する行動体験
・経営層に対する挑戦構想のストーリーテリングと対話機会の設定
3. 組織変容と定着を支援する仕組み
・ビジョン・戦略に紐づいた重要人的資本指標の設定
・行動変容、組織文化変容を可視化する仕組み
・組織全体へ波及していくための継続的なフォローアップ体制の構築
■主な導入効果(実装企業のカルチャー指標に関する全参加者の平均値)
・値創造プロジェクトの創出率:全参加者の88%が価値創造の取り組みを創出
・挑戦を通じた自己変容度:全参加者の92%が自己変容を実感
・価値創造の自己効力感:全参加者の平均値 38%→90%へ向上
・自己の挑戦における支援行動の実感(イネーブルメント):全参加者の平均値 45%→82%へ向上
・価値創造の組織文化指標診断スコア:価値創造カルチャースコアの平均値 45→53ポイントへ向上
■提供概要
開始時期 :2025年2月
対象 :事業変革や社員の挑戦を重視する人的資本経営を推進する企業
標準実施期間 :約6カ月
プログラム詳細:人と組織の可能性を最大化する「価値創造イネーブルメント」実装プログラムのご案内
https://japan.wilsonlearning.com/special/enablement/
■今後の展開
2025年度は30社への導入を目標とし、日本に拠点を置く企業の価値創造が持続的に生まれる組織文化変容を支援します。また、アジア地域における展開も予定しており、グローバルに価値創造、組織文化変容の実現を支援していく計画です。