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フェムケアに真摯に向き合うハナミスイ、社員インタビュー公開!市場の進化と自社製品の強みを語る







フェムテック/フェムケアという言葉が広まり、多くの企業がこの分野に参入する中、株式会社ハナミスイ(東京都新宿区、代表:方 智煥)は、20年以上にわたりフェミニンケア商品を研究開発してきました。今回、ハナミスイは営業部の女性社員へのインタビューを通じて、市場の変遷や推しの商品、そして女性たちへの応援メッセージをお届けします。(インタビュー実施日 2024年7月30日)


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まずは自己紹介をお願いします。


営業部の金惠振(きむ へじん)です。ハナミスイに入社して今年で9年目になります。入社のきっかけは自身のルーツが韓国で、韓国でも展開している会社だったこともありますが、何よりもその当時(2016年)としては、かなり目新しい商品を扱っていたので、非常に惹かれて入社したいと思いました。特に、腟洗浄器の「インクリア」のようなアプリケーターの商材は、はじめて見る商品でどんな商品かも分からず知識もありませんでした。今でこそアプリケータータイプの腟洗浄器や潤滑ゼリーが市場にでていますが、その当時は他にはない商品で、新たな可能性を感じました。


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入社時と比べてフェミニンケアを取り巻く情勢の違いはありますか?


今とは全く違います。鮮明に覚えているのが、2016年の1月に入社をしてすぐに展示会の現場に参加した時のことです。当時はインクリアをメインにした出展でした。そのころはフェムテックという言葉もない状況で、小さなブース出展をしていました。インクリアの認知度を上げるために、サンプルを何千箱単位で配布しておりました。無料で現品を配っているのに、「腟洗浄器のインクリアです」と伝えると、「私は結構です」とか、恥ずかしくて拒否されたり断られることも多く、それが印象に残っています。
今は展示会で現品を配布することはほとんどなくなりましたが、インクリアのサンプルを配布すると、「使ってみたかったんです!」とか、「わぁ、うれしい!」という前向きの声がたくさん聞けるようになり、お客様の受けが全然違うようになりました。受け入れられ方が全く変わってきているのを実感しています。変化を感じたのはコロナ禍の少し前からで、「フェムテック」という言葉が議連で扱われるようになり、2020年ごろから大きく変わったように感じます。


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昨今のフェムテック/フェムケアのブームについてどのように感じていますか?


個人的な考えではありますが、フェムテック/フェムケアのブームというのはちょっと??と感じています。女性は突如空から落ちて登場したわけではないですし、デリケートな部分も人間が存在している以上最初からあることなので、どうして今更女性の悩みに特化した商品やテクノロジーが話題になってきているのか不思議に感じることもあります。ブームは一定の期間で終わってしまうようなものですが、インティメイトエリアを清潔に保つことはブームでもなくて...ただ、あたりまえだったことが頭にはあったけれど、それが話せるような悩みだと思っていなくて話題になる機会になることがなく、控え目にしていたんだなと思いました。
本来前からあってもおかしくなかったはずなのに、、という感情を抱く時もあります。多くの企業は以前より努力をして、生理用のナプキンも改良されて使いやすくなっていますし、生理痛のお薬もずいぶん種類が多くなっています。


フェムテック/フェムケアは今後どのようになっていくと思いますか?


フェムテックのブームをビジネスのチャンスとだけ考えている企業もあるのではと感じる時もありますし、流行りになってしまうと、消費者は何が本当に良い商品なのかを見極めなくてはならないので少し心配もしています。
自分自身の身体と向き合って正しい知識を取り入れていける女性が増えないと、フェムテック/フェムケアの市場は成長しきれないと思うので、女性たちがもっと自身の体に興味を持って前向きになる世の中になっていくといいなと思っています。当たり前のことなので、流行りだけで終わらないでほしいです。


営業活動をしている時に困ったことはありますか?


私は主に展示会などで接客をしていましたが、展示会に来るお客さまには様々な方がいらっしゃいます。フェムケアの話題に敏感な方もいれば、年代も様々なので、不愉快な気持ちにさせてしまう場合もあるため、表現には非常に気を使いながら商品説明をしています。できるだけ一般論を説明するようにも心がけています。フェミニンケアの話題を避ける傾向にある方もいますが、自分自身の体のことであればもっと前向きにとらえてもらえたらな、と思っています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/MUXLOoa7dwRVZ0E4Aw9p.jpg


ハナミスイ営業部として推しの商品はありますか?


インクリアです!生理の終わりかけのだらだら期が長くて煩わしかったんです。このちょっとのために、ナプキンやライナーを使うのももったいないと思ったし、でも使わないと下着が汚れるしというのを繰り返していました。インクリアと出会って毎月の生理のタイミングで使うようになり、だいぶストレスが減りました。
もう一つがアウトクリア クレンジング ワイプ。こちらはすごくしっかりしたシートなので気に入っています。厚手のコットン100%のシートで、ひっぱっても破れません。肌触りもよいしすっきりさっぱりとした拭き心地です。個包装なので、1枚ずつ持ち歩けるのが便利です。


画像 : https://newscast.jp/attachments/EQUMYMrN6nGPSJpokHhx.jpg


あとは、アウトクリアのケアパウダースプレーも他にはない商品だと思います。もともと体質なのか、汗をかきやすくて蒸れることが気になっていました。冬場でもタイツを履いたり服を着こんだり暖房でも蒸れやすいので、インティメイトエリアがべたべたしたなというときに、ケアパウダースプレーを気に入って使っています。これはもっと推して行きたい商品です!


世の中の女性への応援メッセージをお願いします。


自分の体を一番知っているのは自分だと思っているので、他の人の意見を聞くことも大事かもしれませんが、やっぱり自分にしかわからないと思うんです。少しでも不具合があったら自分自身の声を聞いて、軽視せず前向きに解決をしていってほしいです。それが明日へつながるものだと思いますので、前向きに考えて自分自身のために!


今後のハナミスイの営業活動を教えてもらえますか。


SNS上ではあまり更新をできていなかったので、今後は積極的にフェミニンケアについてや、ハナミスイとして頻繁に発信をしていきたいです。また、10月中旬にはイベントにも参加して人気の商品を会場限定価格で販売する予定です。フェミニンケアを少し広めたいと思っています。少し先の話にはなりますが、年明けには展示会に参加する予定があります。
営業活動を通して様々な課題を知ることができます。営業部で集めた情報を社内で共有し、ハナミスイは今後もさらに女性特有の悩みに寄り添うことができるような商品開発、研究を進めてまいります。


会社概要


企業名: 株式会社ハナミスイ
代表者: 方 智煥
所在地: 東京都新宿区西新宿6-15-1 セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿 609号
設立: 2003年12月
事業内容: 医療用機器の製造・販売及び輸出入、化粧品、日用品雑貨の製造・販売及び輸出入、それに付帯する一切の業務
資本金: 1000万円
URL: https://hanamisui.jp/


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