「MATHコン2024」ロゴ
昨年2023年度の「日本数学検定協会賞」表彰式の様子
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/404811/LL_img_404811_1.jpg
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また、同コンクールのすべての応募作品のなかからとくに優れた作品には、優秀賞として「日本数学検定協会賞」を授与いたします。同賞の授与は、昨年2023年度にひきつづき9年連続9回めです。なお、今年度の同コンクールの応募作品の受け付けは、2024年8月20日(火)に開始されます。
塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクール公式ホームページ
https://www.rimse.or.jp/research/
■「なぜ?」「本当?」「どうなる?」からはじまる算数・数学の自由研究
今年2024年で12回めの開催となる塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクールは、全国の小学生・中学生・高校生を対象に、日常生活や社会で感じたさまざまな疑問を算数・数学の力を活用して解決する、あるいは、算数・数学の学びを発展させて新たな数理的課題を探究するなかで気づいたことやわかったこと、自らの解決の方法などをレポートにまとめ、作品として応募するコンクールです。テーマは自由で、毎年さまざまなテーマの自由研究作品が集まります。
■全応募作品のなかからとくに優れた作品に「日本数学検定協会賞」を授与
当協会は、すべての応募作品のなかから、とくに算数・数学の研究として優れた1作品に優秀賞として「日本数学検定協会賞」を授与いたします。今年度は、2024年8月20日(火)に作品の応募の受け付けを開始し、2024年9月6日(金)に締め切ります。受賞作品は2024年12月末にMATHコンの公式ホームページで発表される予定で、2024年12月15日(日)には最優秀賞・優秀賞の受賞者および保護者を招いて表彰式が開催される予定です。なお、同コンクールへの協賛ならびに「日本数学検定協会賞」の授与は、昨年2023年度にひきつづき9年連続9回めです。
■2023年度の「日本数学検定協会賞」受賞作品は、動的幾何ソフトを用いて複素数記数法によるフラクタル図形の研究に取り組んだ中学校3年生が受賞
昨年2023年度の「日本数学検定協会賞」は、動的幾何ソフト「GeoGebra(ジオジェブラ)」を用いて複素数記数法による「フラクタル※図形」の研究に取り組んだ、長野県在住の宮澤希成(みやざわ きなり/応募当時15歳、中学校3年生)さんが受賞されました。
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昨年2023年度の「日本数学検定協会賞」表彰式の様子
算数・数学の実用的な技能を測る「数検」を実施している当協会は、インターネット上の情報に敏感に反応し、動的幾何ソフト「GeoGebra」とプログラミングを駆使した、現代ならではの研究スタイルでアプローチしている姿勢を評価して、「日本数学検定協会賞」の受賞を決定しました。
※フラクタル
フランスの数学者ブノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念。図形の部分が全体と同じ形を有しているものなどをいう。自然界でも、木の枝や海岸線など、さまざまなところでみることができる。
当協会は、MATHコンのような理数教育の充実に向けた普及推進イベントなどに積極的に関わることで、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。
◆開催概要
名称 : 塩野直道記念 第12回「算数・数学の自由研究」作品コンクール(2024年度)
主催 : 一般財団法人 理数教育研究所
協賛 : 株式会社 内田洋行/株式会社 学研ホールディングス/
公益財団法人 日本数学検定協会
応募資格: 小学生、中学生、高校生
※海外の日本人学校も含む。
※グループで応募する場合は、
同じ学校の同学年の応募に限る(1グループ4名まで)。
審査 : 1. 小学校の部…低学年の部(1~3年)、
高学年の部(4~6年)に分けて審査。
2. 中学校の部
3. 高等学校の部(高等専門学校3年次までを含む)
応募期間: 2024年8月20日(火)~9月6日(金)(必着)
結果発表: 2024年12月末に理数教育研究所公式ホームページ上で発表
公式ホームページ : https://www.rimse.or.jp/research/
公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCp7ws7VeMwfovakdf2Fm_Cw
※くわしくは、公式ホームページをご覧ください。
【「数検」について】
実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるIBT(Internet Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【データサイエンス数学ストラテジストについて】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学力とコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 高田忍
会長 : 甘利俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、
理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) 数学や学習数学に関する学術研究
(6) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。