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写真家 佐藤健寿氏による初の「バーチャル軍艦島写真」を展示 『渋谷軍艦島展』 軍艦島閉山50年を迎える1月15日(月)まで渋谷文化村通りで開催



渋谷軍艦島展 ロゴ


HERITAGE DATABANK ロゴ1


2F:軍艦島建築解剖展(展示)1


2F:軍艦島建築解剖展(展示)2

世界遺産をはじめとする貴重な自然や文化を3Dデータ化して保存し、さまざまな企業・団体とともにそのデータを活用することで、保全活動に還元していくプロジェクト「HERITAGE DATABANK(ヘリテージ・データバンク)」が始動します。
その第一弾のイベントとして、渋谷軍艦島展実行委員会(HERITAGE DATABANK/長崎市(所在:長崎県長崎市魚の町4-1 市長:鈴木史朗)/一般財団法人産業遺産国民会議)は、共同で制作した軍艦島全土の3Dデータを利用し、写真家・佐藤健寿氏によって撮影された世界初の軍艦島バーチャルフォトグラフィー展示を行う『渋谷軍艦島展』を開催します。
この展示は、2024年1月11日(木)から、「軍艦島閉山50年」を迎える1月15日(月)までの期間限定で、渋谷文化村通りのハビウル渋谷にて無料で開催しております。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_1.png
渋谷軍艦島展 ロゴ

■3Dデータだからこそ撮影・探索可能な“バーチャル軍艦島”の写真・体験型展示『渋谷軍艦島展』
巨大な廃墟として知られる長崎県長崎市の世界遺産・軍艦島は、現在、上陸見学ツアーはあるものの、島の9割が立入禁止エリアであり、海上の天候によっては上陸不可な日も多く発生しているなど、アクセスは容易ではありません。近年では劣化の進行が著しく、文化遺産の保全や修復、観光などへの利活用は地方自治体にとって大きな課題となっています。
そうした背景を受け、新しい世界遺産保全を目指す「HERITAGE DATABANK」は、長崎市世界遺産室とともに最新の3Dスキャン技術によって軍艦島のデジタルアーカイブを実施。バーチャルの世界にもうひとつの軍艦島が誕生しました。
渋谷軍艦島展では、そのデータを活用したさまざまな表現に挑戦しています。
写真家・佐藤健寿氏による「バーチャル軍艦島写真展」や、立入禁止エリアに上陸・バーチャル撮影することができる「バーチャル軍艦島上陸展」、「バーチャル軍艦島解剖展」など。現在の軍艦島を3Dデータとして記録に残すだけでなく、さまざまな表現や体験としてみんなの記憶にも残していく。そして保全活動を、世界中の人や企業を巻き込んだワクワクするものに変えていく。それが、HERITAGE DATABANKが目指す「新しい保全」の形です。


■『渋谷軍艦島展』 コンテンツ
1F:プロジェクト概要(展示)
新しい世界遺産保全を目指す「HERITAGE DATABANK」プロジェクトと渋谷軍艦島展の概要を展示。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_2.png
HERITAGE DATABANK ロゴ1

2F:軍艦島建築解剖展(展示)
軍艦島に現存する歴史的な建築群の一棟一棟を、3Dデータならではの表現によって解剖しデジタルアーカイブ。日本最古の鉄筋コンクリートアパートをはじめ、劣化が進む軍艦島の「今」を記録します。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_3.png
2F:軍艦島建築解剖展(展示)1

3F:佐藤健寿氏 バーチャル軍艦島写真展(展示)
写真家・佐藤健寿氏によって撮影された世界初のバーチャル軍艦島写真の展示。
現実世界では機材が置けない、アングルが切れないなど、撮影不可能なバーチャルならではの軍艦島写真を展示。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_6.jpg
3F:佐藤健寿氏 バーチャル軍艦島写真展(展示)1

4F:バーチャル軍艦島 撮影・探索コンテンツ(体験)
佐藤健寿氏が撮影に使用したバーチャル軍艦島の撮影・探索コンテンツを来場者も体験可能。
軍艦島の立入禁止区域に足を踏み入れて、自分だけの軍艦島をバーチャル写真で記録することができます。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_9.png
4F:バーチャル軍艦島 撮影・探索コンテンツ(体験)1

■『軍艦島(端島)』
長崎港から南西約18kmの海上に浮かぶ無人島・軍艦島。
かつては海底炭鉱の島として栄え、良質な石炭によって日本の近代化を支えていた。1960年代には5,000人以上もの人々が暮らし、埋め立てによる島の拡張や日本初の鉄筋コンクリート造による高層アパートの建築など、小さな島に当時の先端技術が集められていた。
しかし1974年、炭鉱が閉山をむかえると同時に無人島に。以来、建物は朽ち果て、現在進行形で劣化を続けている。2015年には「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして端島炭坑が世界文化遺産に登録されたが、地理的・技術的理由からその保全は困難を極めている。
現在、上陸見学ツアーはあるものの、島の9割が立入禁止エリアであり、海上の天候によっては上陸不可な日も多く発生しており、アクセスは容易ではない。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_11.jpg
軍艦島(端島)

■『佐藤健寿氏』 プロフィール
世界各地の“奇妙なもの”を対象に、博物学的・美学的視点から撮影。著書に写真集『奇界遺産』シリーズ、『THE ISLAND - 軍艦島』ほか。TBS系「クレイジージャーニー」ほか出演。写真展は過去長崎グラバー園、ライカギャラリー東京/京都、群馬県立館林美術館などで開催。

<コメント>
過去に何度か上陸した軍艦島に、今回は全く新しい方法で「上陸」した。廃墟となった荘厳なビルの隙間から溢れる光、時間の移ろいで変わる島の独特の陰影。画面を見つめながら島を「歩く」うち、島の記憶がフラッシュバックして、眼前のリアルな光景に没入した。それは懐かしくもあり、同時に新しい、未知の体験だった。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_12.jpg
佐藤健寿氏

■『HERITAGE DATABANK』 プロジェクト概要
ヘリテージデータバンクは、「デジタルアーカイブ×クリエイティブデザイン」で、世界の貴重な自然や文化を保全し、新たなカルチャーを創り出すプロジェクトです。
世界有数の3Dスキャン技術による、超高精細なデジタルアーカイブの実現と、メタバースやWEB 3.0時代における、3Dデータの新たな活用と体験の開発で、保全活動だけでなく、観光やエンターテイメントまでも、アップデートします。


■『渋谷軍艦島展』 イベント概要
イベント名 :渋谷軍艦島展
開催場所 :ハビウル渋谷
所在地
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町26-6
アクセス
JR山手線・東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線「渋谷駅」徒歩3分
イベント期間:2024年1月11日(木)16:00~21:00:一般開放
2024年1月12日(金)~1月15日(月)11:00~21:00:一般開放
主催 :渋谷軍艦島展実行委員会
(HERITAGE DATABANK/長崎市/一般財団法人産業遺産国民会議)

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/381722/LL_img_381722_13.png
渋谷軍艦島展KV1
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