渋谷区公式ウェブサイト 渋谷区ポータル
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/372551/LL_img_372551_1.png
渋谷区公式ウェブサイト 渋谷区ポータル
デジタルが社会生活に浸透した現在、自治体のウェブサイトにおいても一方的な情報発信だけでなく、新型コロナ対策や避難誘導、各種手続き、海外向け観光案内、企業とのビジネスのハブなど、さまざまな行政サービスを提供するポータルとしての役割を求められるようになってきています。
渋谷区は、基本構想で「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」という未来像を掲げ、ダイバーシティ&インクルージョンに重点を置き、ウェブサイトを訪れる利用者に対して、誰ひとり取り残さないウェブサイトの構築を目指していました。
博報堂アイ・スタジオはビジネスパートナーとして、ブランドパーソナリティの具現化とアクセシビリティに注力。ユニバーサルデザインも採用し、庁舎に訪れることなく行政サービスを受けられることを目指した「渋谷区公式ウェブサイト 渋谷区ポータル」を構築し、今回の受賞にいたりました。
【デザインのポイント】
1.UI/UX :様々な目的を持つ訪問者のスムーズな課題解決を目指し
膨大な情報コンテンツを再整理・構造化
2.ブランド :多様性や先進性といった「渋谷区らしさ」を表現、
非言語の視覚伝達のため独自ピクトグラムを開発
3.アクセシビリティ:本質的なユニバーサルデザインを追求、
基準はクリアしつつも健常者にも使いやすさを実現
博報堂アイ・スタジオは今後も、生活者と行政とのコミュニケーションの円滑化を図れるよう、デジタル社会に適応した自治体サービスの提供を目指してまいります。
【渋谷区様からのコメント】
渋谷区ポータルがグッドデザイン賞ベスト100に選出されたことを大変光栄に思います。渋谷区は、公式ウェブサイトを「お客様との重要な接点」であり「デジタル上の行政窓口」と位置づけ、より良いUI/UXを実現するために博報堂アイ・スタジオ様と一丸となって取り組みました。強力なパートナーシップによって、基礎自治体としての一つの新しい形を実現することができ、今後も共に新しい行政サービスを追求するパートナーとして、期待を寄せています。
渋谷区公式ウェブサイト「渋谷区ポータル」
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/
【審査委員の評価コメント】
役所のウェブサイトの分かりにくさ・使いづらさは日本の課題のひとつであるが、渋谷区ポータルは、多様性を重んじる渋谷区らしさをしっかり表現しつつ、視認性とアクセシビリティの高いデザインとなっており素晴らしい。公共機関の情報発信およびDXはそれぞれの機関ごとにバラバラに行うのではなく、イギリスのWWW.GOV.UKのようなトータルデザインがなされているべきであり、この渋谷モデルが日本全国に広がると面白い。
■グッドデザイン賞とは
1957年に創立されたグッドデザイン商品選定制度が、現在の公益財団法人日本デザイン振興会に承継された日本唯一の総合的デザイン表彰制度。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、人々を取りまくさまざまなものごとに贈られ、かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質が評価、表彰されています。受賞シンボル「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
■グッドデザイン・ベスト100とは
その年の「グッドデザイン賞」に選出されたものの中から、生活・産業・社会を導き、明日を拓き得るデザインとして特に高い評価を受けた100点です。
■博報堂アイ・スタジオについて
博報堂アイ・スタジオは、オウンドメディアを中心に、データを起点としたマルチタッチポイントでの顧客体験(CX)設計とUIデザイン、企画制作、テック活用、システム開発、PDCAマネジメント運用までをクロスボーダーで提供することで、クライアント企業の「ブランド創造」と「顧客創造」に貢献するデジタル領域のスペシャリスト集団です。
また、蓄積したノウハウからイノベーションを吹き込み最適なクリエイティブを提供する研究開発と新たなビジネスを生む自社事業にも積極的に取り組んでいます。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 株式会社 博報堂アイ・スタジオ
【所在地】 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 新国際ビル5階
【URL】 https://www.i-studio.co.jp/
【広報Fb】 https://www.facebook.com/hakuhodoistudio.pr
【代表者】 代表取締役社長 兼 CEO 兼 CCO 川又 昌弘
【設立年月】 2000年6月
【資本金】 2億6,000万円
【事業内容】 インタラクティブ・クリエイティブ業務、
システム開発業務、CRM業務