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脱PPAPソリューション「matriXagent」の新オプション 大容量ファイル転送およびダウンロード画面カスタマイズのサービスを開始



マトリックスエージェント概要図


大容量ファイル転送手順の概要


ダウンロード画面カスタマイズイメージ


マトリックスエージェント構成イメージ

アイマトリックス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:小島 美津夫)は、安全性と利便性を両立させた新しいメール・添付ファイル配送方式を実現した製品「マトリックスエージェント」の新オプションとして「大容量ファイル転送機能」「ダウンロード画面カスタマイズ」のサービスを開始いたしました。Emotetやランサムウェア対策としても実施が急がれている脱PPAPの最適なソリューションとして、ファイル共有時の情報詐取や漏洩の確実な防止だけでなく、メールに添付できない大容量ファイルに関しても、マトリックスエージェントの仕組みを用いた安全な送付を実現します。
また、企業イメージの統一や送信経路の信頼性向上を図るための画面カスタマイズサービスにより、送信元企業様のロゴやコーポレートカラーを配置し、宛先企業様に対して、送り元がわかりやすい形でサービスをご利用いただけます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/341994/LL_img_341994_1.png
マトリックスエージェント概要図
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/341994/LL_img_341994_2.png
大容量ファイル転送手順の概要
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/341994/LL_img_341994_3.png
ダウンロード画面カスタマイズイメージ

■背景 - パスワード付きZIPファイルがもたらす危険
大きな被害を生んでいるEmotetは、パスワード付きZIPファイルとそのパスワードをメールで送付する「PPAP」を用いて攻撃を続けています。特に日本ではこの運用が根強く、諸外国よりも多くの被害が出ております。政府が暗号化添付ファイルの送信手順「PPAP」の廃止を発表してから2年が経過しましたが、まだ多くの企業が廃止に踏み出せていません。Emotetの被害は自社だけにとどまらず、感染源として関連企業にも波及するため、企業の信用に大きなダメージを与えます。また、Emotetをきっかけとしてランサムウェアに感染することもあり、添付ファイルの取り扱いを含むメールセキュリティーは基本かつ最重要の対策と考えられます。


■代替候補の課題
PPAPの代替手段としてクラウドストレージなどの共有サービスを利用するケースも見られます。しかし、共有用のURLとパスワードを同じメールまたは同一経路のメールで共有してしまう「クラウドストレージ型PPAP」に陥ってしまっているケースも多く見られます。また、メールボックスの送信履歴などにファイルが残らず、文面とファイルの紐づけが難しいなどの課題もあります。クラウドストレージを利用したファイル共有は、送信者側のアクセス制限やファイル管理が煩雑で、コミュニケーションに余計な時間的コストが発生しています。
またクラウドストレージは大手海外ベンダーのものが多く、画面のカスタマイズなど企業ごとに合わせた細かい最適化は難しくなります。
テレワークが定着し、企業間のやり取りがメールを中心とした形に変化している中、安全で利便性の高いファイル転送システムの必要性は高まっています。


■パスワード付きZIP問題を解決するマトリックスエージェント
アイマトリックスのマトリックスエージェントは、クラウド中継サーバーによって、メールと添付ファイルの認証と転送を行う手法(特許取得)を用いた、PPAPの最も安全で利便性の高い代替手段です。メール添付ファイル転送のために併用するファイル共有サービス、公開鍵暗号方式、S/MIMEのセキュリティー上の懸念や利用の煩雑さを解決します。
マトリックスエージェントによるファイル転送では、送信者は暗号化処理もパスワードの別途送信も行うことなく、普段利用するようにメールに送りたいファイルを添付し、送信するだけです。送られる添付ファイルは、「imatrix Security Platform」で分離・保存されます。
受信者が、「matriXagent(マトリックスエージェント) クラウド中継センター」に対して認証情報とファイルリクエストを送ると、送信者が管轄するメールゲートウェイに保管された添付ファイルを、クラウド中継センターが取り次いで転送します。受信者は添付ファイルを受け取るために一度だけパスワードを設定する必要がありますが、送信者とパスワードを共有する必要もなく、送信者が受信者のアカウントを管理する手間もありません。
「matriXagent(マトリックスエージェント) クラウド中継センター」を用いることで、送信者が管理するストレージ領域に、受信者が直接アクセスすることがありません。転送の経路はSSL/TLSで暗号化され、パスワード付きZIPファイルの主目的であった盗聴への耐性も万全です。ファイル自体の暗号化ではないため、マルウェアスキャンも有効であり、受信者側の安全性も確保できます。


■大容量ファイル転送オプション
新たに実装された大容量ファイル転送オプションでは、最大2GBのファイルを安全に相手先に送付できます。受信者の受取方法は通常サイズ(128MB未満)のファイルと同じで、操作の負担等を増やしません。
通常サイズのファイルはメールに添付する形で、利用者様のメールサーバーを経由しますが、大容量ファイル転送の場合、ファイルをマトリックスエージェントにアップロードし、宛先の指定やメッセージの作成を行って送信します。メールサーバーを経由しないため、社内システムへの干渉が無く、サーバー容量の圧迫もありません。


■ダウンロード画面カスタマイズ
受信者がアクセスするダウンロード画面のサブドメイン、ロゴ、背景色をカスタムいたします。ロゴやコーポレートカラーを指定いただくことで取引先様に対して送り元がわかりやすい形でご利用いただけます。(カスタマイズ作業はアイマトリックスが行います)


■動作環境
マトリックスエージェントを始めとしたアイマトリックス製品はメールサーバーとインターネットの中間で動作します。ご利用の場合は、メールサーバーからアイマトリックス製品を経由しての送信が可能かどうかをご確認ください。

・Micorsoft365の場合 :送信コネクタ設定で連携可能
・Google Workspaceの場合:送信リレー設定で連携可能
そのほかのメールサービスについてもお問い合わせください。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/341994/LL_img_341994_4.png
マトリックスエージェント構成イメージ

■参考価格
(350ライセンスの場合。詳細・その他規模についてはお問い合わせください。)
セキュアファイル転送基本機能:¥150/アカウント/月
大容量ファイル転送オプション:¥90/アカウント/月
画面カスタマイズ初期費用 :¥200,000


■サービス形態
●クラウド
●仮想アプライアンス
●アプライアンス


【アイマトリックス株式会社について】
URL: https://www.imatrix.co.jp/
2000年に創立され、主にEメール、システムセキュリティーに関連するサービス、技術・市場開発を行ってきたベンチャー組織。日本市場シェアNo.1の「マトリックススキャン」に代表されるメールセキュリティーソリューションの開発・販売を主軸とし、アイマトリックス独自開発技術によるハードウェア・ソフトウェア製品を発売しており、累計で約4,500万以上のアカウントのセキュリティーに貢献しています。国内大手通信事業者から、組織、大学、ISPと多岐にわたる多くの団体・組織を顧客としています。


このニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。製品・サービスの内容や仕様、料金等の情報は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。


■製品に関するお問い合わせ先
アイマトリックス株式会社
カスタマーリレーションズ 営業担当
TEL : 044-272-6771
E-mail: sales@imatrix.co.jp
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