『第17回 山井綱雄之會』が2022年11月4日(金)に国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
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山井綱雄(金春流)と佐々木多門(喜多流)による、能〈砧〉を上演します。冒頭に、羽田 昶による演目解説も行います。
【番組】
■解説
羽田昶(能楽研究家・武蔵野大学客員教授)
■狂言〈鬼瓦〉
訴訟ごとがあり長い間都に滞在していた大名が、晴れて勝訴し国元への帰参が許された。これも因幡堂の薬師如来のお陰と、太郎冠者とともにお礼参りをすることに。薬師様を勧請したいとお堂をよく見ているうちに大名は突然泣き出す。国元に残した妻への思いが、温かく伝わってくる作品。
■能〈砧〉
九州芦屋の領主は、訴訟のために三年間も在京している。故郷に残した妻を心配し、侍女の夕霧を使わす。妻は夫を嘆き夕霧に恨みごとを言うが、里人の打つ砧の音に唐土の蘇武の故事を思い出す。秋の夜、夕霧とともに砧を打ち、心をなぐさめる。今年の暮れも夫は戻れぬという知らせが届くと、妻は失意のうちに命を落とす。夫が帰国し弔ううちに、妻の亡霊があらわれ恨みの様を見せるが、読経により成仏していく。
山井綱雄 プロフィール
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シテ方金春流能楽師
重要無形文化財(総合指定)保持者
公益社団法人「能楽協会」理事
公益社団法人「金春円満井会」常務理事
山井綱雄能の会「山井綱雄之會」主宰
謡曲・仕舞「春綱会」主宰
平成26年度 文化庁文化交流使(長期派遣型)
東日本大震災復興支援能楽の会「息吹の会」同人
NHK文化センター青山本校講師
JR東日本「大人の休日倶楽部」講師
藤嶺学園藤沢中学校非常勤講師
能楽金春流は、豊臣秀吉も 絶大に庇護をした、1400年の歴史を持つ能楽最古の流派。
「能楽は世界最高の芸術である」との信念の下、能楽普及と「日本の心」の啓蒙に奔走している。日本国内での能楽公演、初心者の為の能ワークショップ・能講演、若者への普及学校公演を多数開催。海外公演や、他ジャンル芸術家との共演・創作作品多数。能楽の新たな可能性にも挑む。
公演概要
『第17回 山井綱雄之會』
公演日時:2022年11月4日 (金) 17:45開場/18:30開演(※21:00 終演予定 )
会場:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
■出演者
山井綱雄 / 佐々木多門(喜多流) / 舘田善博 / 高澤祐介 / 竹市学 / 大倉源次郎 / 亀井広忠 / 桜井均 / 金春憲和 / 横山紳一 / 山中一馬 / 本田光洋 / 金春安明 / 高橋忍 / 辻井八郎 / 政木哲司 / 本田芳樹 / 井上貴覚 / 中村昌弘 / 前田晃一 / 金田弘明
■チケット料金
S席(前売):10,000円、A席(前売):8,000円
B席(前売):6,000円、学生席B席(前売):3,000円
(全席指定・税込)
<カンフェティ限定>
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