はい、チーズ!和やかな雰囲気
必要事項を伝える職員とネパール人介護士
エプソンを結んであげる職員
施設のイベントでもネパール人介護士活躍
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/309047/LL_img_309047_1.jpg
はい、チーズ!和やかな雰囲気
【人手不足、改善が急がれる人間関係問題】
厚生労働省によると団塊の世代が全員75才になる2025年には、約243万人の介護職員が不足すると言われています。有効求人倍率も全職業平均1.02倍に対し、介護職は3.64倍と深刻です。対策として賃金などの処遇改善も行われていますが、それだけでは解決できません。公益財団法人介護労働安定センターの調査で介護の退職理由1位になった「職場の人間関係問題」の改善が急がれます。
高齢者の介護は常に安全への配慮が求められ、緊張感が続く職場です。チームを組み介護する中、皆と気が合うとは限りません。些細な事でギクシャクしたり、夜勤では少人数の勤務なので、苦手な人と一緒の時はストレスが倍増します。緊張感の維持と人間関係のバランスに悩む職員も多いです。
【親日家のネパール人受け入れで見えた、思わぬ効果】
外国人の採用が介護現場のチームワークを改善させています。2021年よりネパール人の特定技能介護士を紹介しているH&Sケアサポーター事業部では増員依頼が相次ぎ、6月末までに12施設で約30名の紹介が完了します。初めて外国人を採用する施設は、彼らが申し送りの内容を理解できているか、文化の違いで何か失敗していないか、高齢者と打ち解けられているかなど、皆で目配り気配りしていきます。また、アウェイの環境にある彼らが孤独を感じないよう意識して話しかけるなど、施設全体で配慮していくため、職員同士のチームワークも強くなっていきます。また当社では、現場だけではなく管理職についても日本語が堪能なネパール人を採用しています。
そのためネパール人介護士と施設側、密なコミュニケーションが双方の安心につながっています。
ネパールは親日家が多く、以前の日本のように3、4世代で生活するため、介護人材として欠かせない思いやりの精神が自然と身についている国民性です。信仰心が厚く年長者を敬い、礼節を重んじます。そして彼らは職員にも高齢者にもいつも笑顔で話します。相手が笑顔だと自分も自然と笑顔になります。高齢者の方言が分からなくても、隣で最後まで笑顔で聞いているので、何より高齢者が嬉しそうにしています。施設からは「きつい時もあると思うのにいつも笑顔です。素直で一生懸命な姿を見ると、もっとサポートしたくなります。」と最初の1名を採用後、全施設ですぐに増員依頼がきます。
【きっかけは、優しいネパールの国民性を知ったこと】
当社がネパール人の紹介会社を立ち上げたのは、NPO代表をしている後輩男性から聞いた話しがきっかけでした。男性は石巻出身で2011年の震災で親御さんを亡くされた時、すぐにネパール人ボランティア20名程が一緒に捜索してくれたそうです。その後、恩返しでネパールに学校を作った事や、中でも悪徳ブローカーによる技能実習生の実情は、人材会社を経営する自分にできる事があると背中を押されました。ネパールに特化している会社は、全体の約0.8%とまだ少数です。
代表の声「介護で外国人と言えば、ベトナムやフィリピンが知られ、ネパールは馴染みが薄く、最初は躊躇されます。しかし彼らの優しさや勤勉さなどを知った施設からは、採用して良かったと言われます。この先、外国人職員が当たり前になる時代になっていきます。まだ外国人の採用に踏み切れていない施設には、まずは1名の受け入れから始めてみてほしい。」
出入国在留管理庁によると、2021年度の在留ネパール人は、アメリカやヨーロッパ諸国を上回る約10万人です。2011年と比べると約5倍、2001年と比べると約24倍にまで急増しており、今後も増える事が見込まれます。現在対応エリアを拡大中で、5月より北海道での提案営業を開始しました。
H&Sケアサポーター 特定技能外国人紹介
https://www.miyagi-care.com
【会社概要】
会社名 : 株式会社H&Sケアサポーター事業部
代表 : 代表取締役 八重樫 慶悟
本社 : 〒983-0852
宮城県仙台市宮城野区榴岡4丁目6-1 東武仙台第一ビル6F
事業内容: 特定技能外国人紹介事業
取得資格: 登録支援機関 19登-000151/労働派遣事業許可番号 派04-300535
有料職業紹介事業許可番号 04-ユ-300154
URL : https://www.miyagi-care.com