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将来の修繕費に影響も 後悔しない外壁選び ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~



家の印象を大きく左右する外壁。性能はどのような点に着目すべきなのだろうか


外壁と屋根は、寒暖や雨風など、過酷な自然環境から住宅と家族を守る性能が求められる


以前はモルタルが主流だったがサイディングの登場で施工性・品質ともに向上


古くから日本人に愛されてきた「陶器」でつくられた積水ハウスの陶版外壁ベルバーン

積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。
第16弾として3月18日に、積水ハウスが提案する、オリジナル外壁材「ベルバーン」についてのストーリーを公開しました。


■デザインだけでない 家の外壁に求められる重要な性能とは?
人生において、大きな買い物のひとつとして挙げられるマイホーム。
確かに、一般的に、家を建築・購入する機会は、人生のうちで何度もあるわけではありませんよね。ですから、初めてマイホームを建築していくにあたって、何をどう選んで決めていけばよいのか、わからないことだらけなのは当然のこと。

そうした中で、家選びの際に注目してもらいたいものの一つが、“住宅の顔”ともいうべき外壁です。
好みの色や柄、デザインなどに目がいきがちですが、その性能についても考えて選ぶことが重要なのです。

マイナビニュースが新築・戸建て物件に30年以上住んでいる人に実施したアンケート調査では、これまでに最も修繕にお金がかかった場所として、「外壁」が第1位に※1。耐久性など外壁の性能を考えて家を選ぶことが、“一生の買い物”でもある家に長く、コストをかけずに住む秘訣につながるとも言えますよね。
※1:マイナビニュース「戸建て住宅で最も修繕にお金がかかった場所、2位は「屋根」 - 1位は?」
https://news.mynavi.jp/article/20220215-2271991/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_1.jpg
家の印象を大きく左右する外壁。性能はどのような点に着目すべきなのだろうか

では、家を選ぶ際、外壁のどんな性能に着目して選ぶとよいのでしょうか。

まずは“家を守る”性能として、雨が住宅に侵入しないようにするための防水性、隣の家など近隣で火事が起きた際に燃え移らないようにするための防火性、台風などの際の飛来物に耐えうる耐衝撃性などがあげられます。加えて、“室内環境を向上させる”性能として、断熱性や遮音性も重要です。

さらにこれらの性能を長く維持することができるように、耐久性や耐候性が必要であるなど、家を長く安全に維持するためには、外壁には多くの性能が求められるのです。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_2.jpg
外壁と屋根は、寒暖や雨風など、過酷な自然環境から住宅と家族を守る性能が求められる

■時が経つほど重要に 外壁寿命の要となる耐久性
戸建住宅における外壁の仕上げの約9割が、「サイディング」と呼ばれる、仕上げ用の外壁材を外壁に貼るもの。中でも、最近は、セメントと繊維質を主な原料とする窯業(ようぎょう)系が主流です。改良によって、耐久性や遮音性、防火性などの性能が向上しているほか、デザインや色もたくさんあり、以前と比べると選択肢は豊富になりました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_3.jpg
以前はモルタルが主流だったがサイディングの登場で施工性・品質ともに向上

しかし一方で、一般的な外壁材の主成分であるセメントは、材質自体に防水性能が低いという欠点もあります。そのため、そうした外壁材にする場合は、定期的に防水性能を補うための外壁塗装が必要になります。また、外壁材の間の継ぎ目の部分の劣化に気をつける必要があります。劣化した継ぎ目の部分から外壁に水が染み込むようになると、雨の日に水を含んで膨張し、晴れの日に乾いて縮むように…。これを繰り返すことで、歪みが生じてひび割れが発生してしまうのです。そうしたことを防ぐため、10年程度での定期的な塗装や、継ぎ目のメンテナンスが必要になってくるなど、昔よりは改善しているものの、まだ耐久性に課題が残っているのも事実です。


■外壁の「耐久性」に“陶器”という選択肢
新築当初のように美しいまま高い性能を長く維持できる外壁の実現に向けて、積水ハウスでは、オリジナル外壁材の研究開発に力を入れています。

中でも「ベルバーン」は、皆さんが食事の際に使う茶碗や湯呑、皿などと同じ素材である「陶器」を外壁材にしてしまった、ちょっと変わった外壁です。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_4.jpg
古くから日本人に愛されてきた「陶器」でつくられた積水ハウスの陶版外壁ベルバーン

「ベルバーン」は、素材だけでなく、製法まで陶器と同じ。原材料は、粘土を焼いた「シャモット」や「ロウ石」と呼ばれる岩石など自然素材を使っていて、陶器をつくるように形づくり、釉薬(ゆうやく)をかけ、焼き上げることで、唯一無二の表情が生まれます。また焼き物と同様に釉薬による発色のため塗装が不要で、紫外線による色褪せもなく、時が経つほど味わいを増していくのです。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_5.jpg
太古の地層から掘り出される粘土などの自然素材を混錬

約1100℃という高温で焼くことで、優れた防耐火性があるほか、鉄釘よりも高い硬度の耐傷性や、裏側に補強を入れることで強い耐衝撃性も備えているのです。また、寒冷地での試験では、凍結にも強いことが確認されていて、外壁として必要な性能を十分に併せ持っています。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_6.jpg
隣家が火災した際の外壁表面温度840℃を超える防耐火性をもち、もらい火を防ぐ

開発の際には、自然素材による陶器であるがゆえに、その製造工程の品質管理は非常に難しいものでした。寸法の統一や色のムラ、曲がり、凹凸など、安定した品質を確保するために試行錯誤がありましたが、近年では品質検査システムにAIを導入し、最新のセンサーカメラで歪みや反りをチェック。自然素材の「陶器」でありながら、工業製品としての高い精度も実現しています。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_7.jpg
最新のセンサーカメラで歪みや反りをチェック。自然素材の焼き物でありながら、工業製品として高い精度を両立

長い間、安心して住むための家づくりに重要な外壁。
皆さんもデザインだけでなく性能にもこだわった外壁選びから家づくりを考えてみるのはいかがでしょうか。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/302586/LL_img_302586_8.jpg
ベルバーンをまとったその佇まいは、歳月を感じさせず、美しさと風格を深めていく
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