ヤスハラケミカルのシステム概要
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL: https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下:アシスト)は、世界有数のテルペン化学品メーカーであるヤスハラケミカル株式会社(本社:広島県府中市、URL: https://www.yschem.co.jp/ 、以下:ヤスハラケミカル)が、データ連携基盤として、アシストが提供するEAIツール「DataSpider Servista」(開発元:セゾン情報システムズ、以下:DataSpider)を活用していることを発表します。
データ活用ニーズの高まりに対応するシステム基盤の整備に着手
ヤスハラケミカルは松やオレンジなどから採取される天然由来のテルペン油を原料に、テルペン樹脂や化成品、ホットメルト接着剤、ラミネートフィルム等の安全で高品質な製品を製造・供給しています。カーボンニュートラルな原料であるテルペンは、再生可能な資源としてさらなる可能性が期待されています。
同社では、基幹システムの刷新時よりBIプラットフォームとDWHを活用したデータの可視化に取り組んでいます。しかし、Excelによるデータ管理が入力負荷や転記ミス、業務の属人化をもたらす要因となっていたことに加え、データ抽出・加工処理を外部に委託していることから、納期やコストの圧縮も求められていました。一方で、DX推進の大きな流れとともに、製造現場やインターネット上の情報も組み合わせて業務で活用したいというニーズが高まりをみせていました。
こうしたデータ活用に対する多様なニーズに応えるため、社内外のデータを集約し、業務現場からの要求に的確な対応を可能とする、新たなシステム基盤の整備に着手しました。
データ連携基盤としてDataSpiderを導入し、多様なデータを集約
既存システムの改修には多くの工数やコストが必要となるため、システム間をつなぐデータ連携基盤の導入が効果的ととらえ、以下の点を評価してDataSpiderを導入しました。
・データ連携処理の内製化を実現し、工数やコストを大幅に圧縮できる
・大規模なシステム改修を行わなくても従来の範囲を超えたデータ活用が期待できる
・業務部門からのリクエストへのタイムリーな対応が可能になる
内製化の実現により新たな発想に基づくデータ活用が拡大し、DXを加速
DataSpiderの導入後、アシストの支援によって開発・運用ルールの策定などを行い、新たな発想に基づいた内製化によるデータ連携基盤の整備が進みました。基幹システムから取得したマスター情報と関連情報を組み合わせて業務部門用DBに集約する仕組みは、品質管理や購買をはじめとした業務の効率化に効果を発揮しています。また、労務管理における勤務実績の自動メール通知や、貿易統計などオープンデータの利活用と、データ活用の範囲は広がりを見せています。
今後は蓄積したノウハウを活用し、IoT連携やRPA連携も視野に入れており、さらなる業務の効率化とともにDXを推進するためのデータ連携基盤として活用が期待されています。
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ヤスハラケミカルのシステム概要
事例詳細URL:
https://www.ashisuto.co.jp/case/industry/manufacture/yschem_ds_2021.html
■「DataSpider Servista」について
「DataSpider Servista」は、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、すばやく簡単に「つなぐ」ことができるデータ連携ソフトウェアです。プログラミングの高い知識を必要としないGUI開発環境を提供し、クラウドやSAP、データベースといった様々なタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援します。
URL: https://www.ashisuto.co.jp/dataspider/
■「DataSpider Servista」に関するお問い合わせ
URL: https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/dataspider.html
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