サステナブルと日本の漁業解説セミナー
日本の漁港(イメージ)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/286357/LL_img_286357_1.png
サステナブルと日本の漁業解説セミナー
●サステナブルと日本の漁業解説セミナーとは…
「サステナブルと日本の漁業解説セミナー」は、これまであまり語られてこなかった水産資源管理を取り巻く日本における状況について、さかなプロダクション代表のながさき一生が中立的な視点で解説をするというものです。
セミナーは、YouTubeに動画アップし、全5回にわたり、無料で配信します。
<配信するYoutubeチャンネル>
さかなプロダクション https://www.youtube.com/channel/UCmr8BfbfORn-SjoxaaKFKIw
<配信スケジュール>全5回 (各10分~20分程)
・第1回 12月17日(金) イントロダクション このままだと日本の食文化が崩壊する
・第2回 12月20日(月) サステナブルな漁業とは何か
・第3回 12月21日(火) 日本の漁業はサステナブルではなかったのか
・第4回 12月22日(水) サステナブルが行き過ぎるとどうなるか
・第5回 12月23日(木) サステナブルのその先へ
…当セミナーの概要や配信URLについては、さかなプロダクションのホームページ内に特設ページを設けてまとめておりますので、そちらも参照ください。
<「サステナブルと日本の漁業解説セミナー」特設ページ>
https://sakana-pro.com/sustainablefishies211217/
●当セミナー配信の背景
昨今、世界的な水産物需要の高まりに加え、一部水産資源が枯渇している状況から、水産資源管理の重要性が増しています。その状況も受け、国内では2020年12月に70年ぶりに漁業法が改正されました。
この水産資源管理の手法は、日本では従来、漁業権や禁漁期、漁具の規制といったものが主とされていましたが、昨今は欧米のように漁獲量を規制するものへとシフトされる流れがあります。しかし、日本の漁業は、漁法も様々でより多様なため、どういった手法が合うかは、漁法や魚種、地域の慣習なども考慮して行く必要があり、改正漁業法もそれを考慮したものとなっています。
ところが、最近の水産資源管理に関するニュースや論調には、欧米型の資源管理へのシフトへの偏りがあり、上記のような事情が正確に伝えられていないケースが多いため、混乱が生じています。この状況は、消費者に限らず、水産業に携わる生産、流通現場の者にも起こっている状況です。
このような状況に対し、さかなプロダクションでは、以前から問題意識を持っていました。また、9月に横浜市民を対象として、当該の状況を解説するオンライン講演を行ったところ大きな反響がありました。
今回、漁業法の施行から1年を経過したこのタイミングで、世間一般ではあまり明るみにならない事情を世の中に広く伝える必要があるとの使命感からこの取組みを行うことにしました。日本の漁業を取り巻く状況を中立的に正確に伝え、皆様に事実を正確に認識していただくことで、今後の日本の水産業や魚食文化の発展につながればと思っております。
さかなプロダクションでは、引き続き、
1.魚で世の中を楽しくする
2.魚に携わる人々が報われる世の中をつくる
3.魚を美味しくして、世の中を良くする
の3点を行うことで、世の中を良くする取組みを行っていきますので、よろしくお願いいたします。