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AnsysとIPG Automotive社、自動車メーカーの自動運転車の市場投入を加速



IPG Automotive社のCarMaker

新たなパートナーシップにより、IPG Automotive社のシミュレーション技術とAnsysの没入型自動運転シミュレーションソリューションが統合される。


【主なハイライト】
・戦略的なパートナーシップにより、Ansysの高忠実度物理学シミュレーションとIPG Automotive社のクラスベストの運転シミュレーションが統合されました。
・Ansys VRXPERIENCEとIPG Automotive社のCarMakerにより自動運転車の検証と妥当性確認が迅速化されます。

ペンシルベニア州ピッツバーグ、2021年8月12日 ― Ansys(NASDAQ:ANSS)とIPG Automotive社( https://ipg-automotive.com/jp/ )は協業して、先進運転支援システム(ADAS)機能や自動運転車(AV)の開発、統合、検証を迅速化します。Ansys(R) VRXPERIENCE(R)( https://www.ansys.com/products/optics-vr/ansys-vrxperience-perceived-quality?utm_campaign=brand&utm_medium=press-release&utm_source=pr-newswire&utm_content=corp_announcement_ipg-valeo_press-release_learn-more_na_en_global&campaignID=7013g000000HR5IAAW )とIPG Automotive社のCarMaker( https://ipg-automotive.com/products-services/simulation-software/carmaker/ )を組み合わせることにより、両社のお客様はセンサーの設計と性能を検証、妥当性確認し、開発を加速して市場への投入を早めることができます。

厳しい安全性基準を満たすために、自動車のOEMやサプライヤーは、自動非常ブレーキ等のADAS機能や自動運転車がその走行環境、道路状況、天候等の何百万ものシナリオにおいてどう作動するかの複雑な相互作用を試験しなければなりません。実際の道路走行試験は何十億マイルもの安全性試験を必要とし、これは非常にコストと時間を要します。シミュレーションを使うことによってのみ私たちが生きている間にAVの実用化が可能となり、だからこそOEM企業はAVの性能を試験、検証し、仮想的にAVを運転することが可能なAnsys VRXPERIENCEを活用しています。
VRXPERIENCEと組み合わせることにより、CarMakerは開発プロセス全体を通じて使用可能なオープンテストプラットフォームとなります。CarMakerには、インテリジェントなドライバー、詳細な車両、道路および交通状況の柔軟なモデルで構成されるすべての環境が備わっています。イベントベースおよびマヌーバベースのテスト手法により、実際のテストドライブが柔軟性のあるバーチャルテストドライビングで実現できます。

「Valeo社はADASで世界的リーダーであり、当社の製品の設計と検証ではシミュレーションが重要な役割を担っています。Valeo社はAnsysとIPG Automotive社との協業を大変歓迎しています。この協業により私たちはコンポーネントの物理的な特性やビークルダイナミクス等の実際のシステムの挙動を正確にシミュレーションすることができるようになります。これにより新しい革新的なADASやAV機能の検証、妥当性確認をさらに進めることができます。」(Valeo社、Comfort and Driving Assistant Business Group、CTO、Joachim Mathes氏)

VRXPERIENCEを用いるとヒューマンマシンインターフェース(HMI)試験、物理的なセンサーシミュレーション、組込みソフトウェア制御の統合やヘッドランプシミュレーションが可能となり、シミュレーションデータの管理やシステム安全性の解析につながります。

「車両のシステムはますます複雑となってきており、実際の状態で試験することが非常に重要になっています。Ansysと共に当社は、自動車のOEMがAVやADASの安全性と信頼性を高めながら、コストを削減し市場への投入時期を早める支援をしています。」(IPG Automotive社、販売・事業開発部門、ジェネラルマネージャー、Martin Elbs氏)

「IPG Automotive社とパートナーシップを組むことにより、両社のお客様は産業界をリードする運転シミュレータを当社のVRXPERIENCEソリューションにシームレスに統合することができるようになります。このパートナーシップを通じて、当社はお互いのお客様に必要な技術を提供してADASやAVの開発とデリバリーを改善、迅速化し、さらに安全性を高めることにより道路での事故の削減に繋がります。」 (Ansys、製品部門、シニアバイスプレジデント、Shane Emswiler)


【IPG Automotive社について】
バーチャルテストドライビング技術の世界的なリーダーとして、IPG Automotive社は車両開発のための革新的なシミュレーションソリューションを開発しています。シームレスな使用が可能となるように設計されたソフトウェアとハードウェア製品は、開発プロセス全体を通じて適用することができます。IPG Automotive社は、バーチャル開発手法を自動運転車、ADAS、パワートレインおよびビークルダイナミクスに適用する分野でのエキスパートです。世界中のお客様やパートナーと共に、IPG Automotive社は開発プロセスの効率を大きく向上させるシミュレーション技術の開発を先導しています。


【ANSYSについて】
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、Ansysのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。Ansysは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、Ansysは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。
詳細は、 https://www.ansys.com/ をご覧ください。

Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。
アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/271630/LL_img_271630_1.png
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