サービスイメージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/270334/LL_img_270334_1.png
サービスイメージ
従来、情報セキュリティ対策は、組織内へ侵入する外部脅威からの防衛に主眼を置いた境界型セキュリティ対策でした。しかし、働く場所がオフィスから自宅テレワーク環境と、パソコン端末は組織ネットワークの境界外に移りました。また、業務システムも、サーバールームやデータセンターからインターネット経由で提供されるクラウド環境へと変化しました。
従来の、境界内は安全という前提に立ったセキュリティ対策から、パソコン端末がどこにあっても、適切に情報資産へアクセスできるように正規の利用者であることを常に確認するゼロトラストという概念で脅威に向きあう必要性が叫ばれています。
本サービスは、アカマイがゼロトラストの概念で提供する、EAA/ETPの2つのエンタープライズソリューションを運用支援するラック独自のサービスです。EAA/ETPは、リモート環境での企業システムの安全なアクセス制御を容易に実現できることから、2017年の登場以降、多くの組織でセキュリティ向上に貢献しています。しかし、EAA/ETPを十二分に活用するためには定期的なログの分析を行うためのセキュリティ専門人材の確保、組織変更などの環境変化に合わせた適切な運用管理が欠かせません。
ラックは本サービスの提供により、EAA/ETPの構築導入から運用管理まで一貫した支援を提供し、利用者は容易にEAA/ETPサービスの機能やメリットを最大限に活かして、リモートワークやクラウド移行に対応したセキュリティを実現できるようになります。
■ラックのAkamai EAA/ETP運用支援サービスの特長
・出力されるアラートやログに対して、分析を行います。ラックが保有するEAA/ETPの知見を活かし、専門的な知識を有する技術者が対応します。
・ログ保管期間を拡張し、3年分のログを保管します。インシデント発生時の調査など保管したログが必要な時にダウンロードして分析に活用可能です。
・ラックの国内最大級のセキュリティ監視センターJSOCが提供する独自の脅威情報を、防御フィルターに追加登録することで製品の持つ防御能力を飛躍的に向上することができます。
今回の発表に際し、アカマイ・テクノロジーズ合同会社様よりエンドースメントをいただいておりますので、ご紹介をいたします。
■アカマイ・テクノロジーズ合同会社 職務執行者社長 山野 修 様からのエンドースメント
アカマイ・テクノロジーズは、ラック様における「Akamai EAA/ETP運用支援サービス」の提供開始を心より歓迎します。企業のクラウドシフトやデジタルトランスフォーメーションが加速する中、EAA/ETPはゼロトラストに基づいたセキュアなテレワークの実現をサポートします。今後もラック様とのパートナーシップによって、ゼロトラストによるテレワークの実装と運用を支援してまいります。
ラックは、デジタル推進や働く環境の変化などで大きく変わるサイバー脅威に対応する、組織防衛の運用支援やコンサルティングを通して、国や組織をサポートします。テレワーク環境への急激な変化でサイバーセキュリティ対策が課題となる組織のサポートを通し、初年度、サービス提供15社、アカマイソリューション全体で30億円の売上を目指します。
■アカマイ EAA/ETAについて
EAA:社内アプリケーションやクラウドアプリケーションへの安全なアクセスと柔軟なID管理を実現するアイデンティティ認識型プロキシです。柔軟で強固な認証・認可機能によって侵害される恐れがある脅威からアプリケーションやデータを守ります。
ETP:端末から送信されるDNSクエリのリスク評価機能やペイロード分析機能など複数の防御層を有するセキュアWebゲートウェイです。端末が利用される場所を問わずマルウェア感染、フィッシングサイトなどの脅威から端末を守ります。
【株式会社ラックについて】( https://www.lac.co.jp/ )
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」など、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、企業・官公庁・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。
*ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載している会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。