1_キービジュアル
2_ガネーシャ坐像
3_人面鳥像
4_グリフィン像飾板
今年のテーマは「空想動物園」です。アジアの造形芸術のなかでも大きな位置を占める空想上の動物たちに光をあて、龍・麒麟といったどこかで見聞きしたことのある瑞獣から正体未詳の動物まで、個性豊かな姿をご紹介します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_1.jpg
1_キービジュアル
図録(*1)と「博物館でアジアの旅 2021 調査ノート」(*2)を手に、アジアの多彩な空想動物たちに出会う旅をお楽しみください。
*1 図録:ミュージアムショップにて販売予定。
*2 「博物館でアジアの旅 2021 調査ノート」:会期中、東洋館インフォメーションで無料配布予定(数に限りがございます)。
●主な展示作品● ※すべて東京国立博物館蔵、通期でご覧いただけます。
東洋館の各展示室では、空想動物にまつわる作品のそばに「博物館でアジアの旅 空想動物園」の札を添えています。ご観覧の目印としてお役立てください。
【東洋館11室】
ガネーシャ坐像(ざぞう)
カンボジア・ブッダのテラス北側 アンコール時代・12~13世紀
フランス極東学院交換品
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_2.jpg
2_ガネーシャ坐像
象の頭に人間のからだを持つガネーシャは、富と知恵をつかさどるヒンドゥー教の神です。
【東洋館3室】
人面鳥像(じんめんちょうぞう)
中国、ヨートカン(ホータン) 1~4世紀
大谷探検隊将来品
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_3.jpg
3_人面鳥像
シルクロードでつくられた、男女の顔をもつ鳥がお互いに寄り添った像。
【東洋館3室】
グリフィン像飾板(ぞうかざりいた)
イタリア、タラント出土 前4世紀 谷村敬介氏寄贈
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_4.jpg
4_グリフィン像飾板
ライオンとワシの属性を合わせもつ「最強生物」であるグリフィンを表現し、護符として棺に取りつけた装飾板。
【東洋館4室】
石彫怪獣(せきちょうかいじゅう)
伝中国河南省安陽市殷墟出土
殷時代・前13~前11世紀
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_5.jpg
5_石彫怪獣
謎の生物。殷(いん)という古代王朝の宮殿で用いられていた可能性があります。
【東洋館5室】
三彩鎮墓獣(さんさいちんぼじゅう)
中国 唐時代・7~8世紀
横河民輔氏寄贈
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_6.jpg
6_三彩鎮墓獣
墓を守るために墓室に置かれた空想上の猛獣。
【東洋館5室】
海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)
中国 唐時代・7世紀
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_7.jpg
7_海獣葡萄鏡
たわわに実った葡萄とつる草のなかを獣が駆けまわっています。一説にこれは狻猊(さんげい)という獅子の仲間と考えられています。
【東洋館5室】
仙人騎鳥獣八稜鏡(せんにんきちょうじゅうはちりょうきょう)
中国 唐時代・8世紀
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_8.jpg
8_仙人騎鳥獣八稜鏡
仙人あるいは道士が麒麟や鳳凰などに乗って空を駆けています。
【東洋館5室】
青花龍濤文壺(せいかりゅうとうもんつぼ)
中国・景徳鎮窯 元時代・14世紀
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_9.jpg
9_青花龍濤文壺
いまにも飛び出してきそうな四爪の龍。精確な表現も必見です。
【東洋館5室】
五彩龍鳳文面盆(ごさいりゅうほうもんめんぼん)
中国・景徳鎮窯「大明万暦年製」銘 明時代・万暦年間(1573~1620年) 横河民輔氏寄贈
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_10.jpg
10_五彩龍鳳文面盆
コバルトで下絵付けをし、赤、黄色、緑などの上絵具で彩りを添えた五彩のやきもの。
龍や鳳凰などが描かれています。
【東洋館9室】
饕餮七宝卣(とうてつしっぽうゆう)
中国 清時代・19世紀 神谷伝兵衛氏寄贈
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_11.jpg
11_饕餮七宝卣
古代の青銅器にならって製作された七宝の器物。饕餮という怪獣が目玉を輝かせています。
【東洋館11室】
楣(まぐさ)
カンボジア、タ・セル アンコール時代・11世紀 フランス極東学院交換品
画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/270255/LL_img_270255_12.jpg
12_楣
楣は建物の入口上部を飾るもので、左下、右下に怪魚マカラが表されています。
●関連企画●
当館では、ご自宅等でお楽しみいただけるようYouTubeによる動画を配信しています。
「博物館でアジアの旅 空想動物園」についても、展示に関連したオンラインギャラリートークを配信予定です。
詳細は準備が整い次第下記にて公開いたします。
東京国立博物館YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/user/TokyoNationalMuseum/
博物館でアジアの旅 空想動物園
会期 :2021年9月14日(火)~10月17日(日)
会場 :東京国立博物館 東洋館
開館時間:9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 :月曜日、9月21日(火) ※ただし、9月20日(月・祝)は開館
観覧料 :一般 1,000円/大学生 500円
※総合文化展観覧料および開催中の特別展観覧券(観覧当日に限る)でご覧いただけます。
※当館では事前予約制(日時指定券)を導入しています。
入館にあたって、すべてのお客様はオンラインでの日時指定券の予約が必要です。
詳細は東京国立博物館ウェブサイトをご確認ください。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※障がい者とその介護者1名は無料。
入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。
※春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46(9月4日[土]~11月28日[日])、
伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」
(10月12日[火]~11月21日[日])は別途事前予約(日時指定券)および観覧料が必要です。
※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、
今後の諸事情により変更する場合がありますので、
東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください。
※敬老の日(9月20日[月・祝])は総合文化展が観覧無料です。
ただし、オンラインでの事前予約(日時指定券)が必要となります。
お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)
ウェブサイト: https://www.tnm.jp/