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露地栽培アガリクス(KA21株)研究を行う東栄新薬 カンジダなどの真菌感染症に関連するヒト臨床試験が国際ジャーナルに掲載



ブラジルの大自然の中、露地栽培したアガリクス(KA21株)


International Journal of Medicinal Mushrooms


低用量摂取群(1日900mg摂取群)におけるカンジダ由来β-グルカンに対する抗体価の変動 発表データより一部改編


サイズの比較 左:露地栽培アガリクス 右:ハウス栽培アガリクス

東栄新薬株式会社(所在地:東京都三鷹市、代表取締役:元井 章智)は、東京薬科大学薬学部免疫学教室と共同で行った、当社の露地栽培アガリクス(KA21株)に関するヒト臨床試験結果が、薬用キノコに関する国際ジャーナルであるInternational Journal of Medicinal Mushroomsに掲載されましたことをお知らせいたします。今回の発表により、これまでに発表した露地栽培アガリクス(KA21株)の有用性に関する国際論文数は、アガリクスメーカー最多となる31本となりました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/251473/LL_img_251473_1.jpg
ブラジルの大自然の中、露地栽培したアガリクス(KA21株)

「Open-Label Study of the Influence of Food Containing the Royal Sun Mushroom, Agaricus brasiliensis KA21 (Agaricomycetes), on β-Glucan-Specific Antibody Production in Healthy Human Volunteers」
(日本語訳:アガリクス(KA21株)摂取による抗β-グルカン抗体産生に対する影響、健常人を対象としたオープンラベル試験)


【はじめに】
当社の露地栽培アガリクス(KA21株)に関しては、以前より健常人を対象としたヒト臨床試験において、1日3,000mg1週間摂取によるナチュラルキラー(NK)細胞の活性化*、1日3,000mg3か月摂取による真菌由来β-グルカンに対するIgA抗体価の上昇作用**を確認しています。

*eCAM 2008;5(2)205-209 doi:10.1093/ecam/nem016
**International Journal of Medicinal Mushrooms,Vol.11(2) pp117-131(2009)


【今回の試験について】
この度、東京薬科大学薬学部免疫学教室と共同で、健常人を対象としたヒト臨床試験を行い、露地栽培アガリクス(KA21株)を1日900mg、1,500mgを6週間、12週間摂取することで、病原性真菌であるカンジダ由来β-グルカンに対する抗体価(IgG/M/A)の上昇が確認されました。

今回の結果から、露地栽培アガリクス(KA21株)に関しては、以下の新しい知見が得られました。

1)これまで免疫能に関する指標に関しては、1日3,000mg摂取でのデータしかありませんでしたが、今回1日900mg、1,500mgといった低用量、6週間といった短期間でも免疫に関連するパラメーターの変化が確認されました。

2)病原性真菌であるカンジダ由来β-グルカンに関しては、これまで粘膜免疫に関連するIgA抗体価の上昇が確認されていましたが、今回はIgG/M/A、IgGといった他のサブタイプでも抗体価の上昇が確認されました。

これらのことから、露地栽培アガリクス(KA21株)の摂取は、900mg~1,500mgといった低用量、6週間といった短期間でも免疫系を活性し、再発を繰り返すカンジダ菌などによる真菌感染症予防への応用が期待されます。


■試験デザインの詳細
健常人を対象に露地栽培アガリクス(KA21株)を低用量摂取群(1日900mg、n=12)、高用量摂取群(1日1,500mg、n=10)に分け、12週間摂取したオープンラベル試験。摂取前、摂取6週目、12週目で病原性真菌であるカンジダやアスペルギルス由来β-グルカンに対する抗体価の変動を測定しました。

結果
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/251473/LL_img_251473_3.jpg
低用量摂取群(1日900mg摂取群)におけるカンジダ由来β-グルカンに対する抗体価の変動 発表データより一部改編




●カンジダ(CSBG)に対して
IgG/M/A抗体
低用量摂取群、高用量摂取群ともに摂取開始6週目、12週目で抗体価の有意な上昇

IgG抗体
高用量摂取群12週目で抗体価の有意な上昇

●アスペルギルス(ASBG)に対して
IgG抗体
高用量摂取で、摂取開始6週目、12週目で抗体価の有意な上昇


■アガリクスについて
アガリクスは、補完代替医療の分野で健康食品・サプリメントとして広く利用されている南米ブラジル原産のキノコ。「菌株、栽培条件や産地により、その特性や含有成分が異なる*。」「アガリクス含有製品には、製品により品質に大きな違いがある*」とされます。

*国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報ホームページより抜粋
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail75lite.html


■ブラジル産露地栽培アガリクスKA21株
アガリクスの原産地ブラジルの大自然の中、キング・アガリクス21(=KA21)株を使用して、太陽の下、露地栽培されたアガリクス。暗所で栽培される通常のハウス栽培アガリクスに比べ、サイズは大きく育ち、主要成分のβ-グルカンやビタミンD*などを多く含み、抗酸化活性が高いといった特徴があります。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/251473/LL_img_251473_4.jpg
サイズの比較 左:露地栽培アガリクス 右:ハウス栽培アガリクス
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/251473/LL_img_251473_5.jpg
主成分 β-グルカンの含有量の違い
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/251473/LL_img_251473_6.jpg
産地、栽培方法による栄養成分の違い
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/251473/LL_img_251473_7.jpg
栽培方法の違いによる抗酸化活性の比較

■東栄新薬株式会社
KA21株のメーカーである東栄新薬株式会社は、これまでにKA21株に関する研究開発を25年以上行い、国際論文発表数は31本とアガリクスメーカーの中でも最も多くの研究実績があります。麻布大学獣医学部、慶應義塾大学SFC研究所、国立長寿医療研究センター、順天堂大学医学部、東京大学食の安全研究センター、東京薬科大学薬学部免疫学教室などとの共同研究実績があり、動物実験ではKA21株の抗腫瘍効果、抗がん剤の副作用軽減効果、創傷治癒促進作用、肝臓の保護作用、脂肪肝(NASH)の予防作用、心臓の保護作用、血糖値の低下作用、育毛促進作用、ヒト臨床試験にて免疫増強作用、疲労感の軽減効果、抜け毛の改善作用など様々な有効性を確認しています。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/251473/LL_img_251473_8.png
主要アガリクスメーカー別の国際論文発表数(累計)

商号 :東栄新薬株式会社
本社 :〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-11-23
代表 :代表取締役 元井 章智
資本金 :1,000万円
営業内容:1.医薬品及び各種薬品の製造加工並びに販売
2.衛生用具の製造加工並びに販売
3.食品及び化粧品の製造加工並びに輸入及び販売
4.医薬部外品の製造加工並びに販売
5.前各号に付帯する一切の業務
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