世界初AI通話ノイズキャンセリングICを搭載した 完全ワイヤレスイヤホン「er-CO・CCO・LO」
生体センサ機能(サーミスタセンサ・9軸センサ・脈波/脈拍(開発中))
生体情報管理画面
建設現場などでの労務管理(現場作業員の体調、安全対策)
なお、PALTEKは2021年1月20日(水)から22日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「第7回 ウェアラブル EXPO」に出展し、「er-CO・CCO・LO」およびクラウドへの連携について紹介します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/242693/LL_img_242693_1.png
世界初AI通話ノイズキャンセリングICを搭載した 完全ワイヤレスイヤホン「er-CO・CCO・LO」
■製品の概要
「er-CO・CCO・LO」は、通話ノイズキャンセリングに関するAIアルゴリズムの開発からIC設計、IC製造まで一貫して提供できる世界で唯一の会社であるIntelliGo社(本社:台湾、以下 IntelliGo)のAI通話ノイズキャンセリングICを搭載した、世界初の完全ワイヤレスイヤホンです。
高度なノイズキャンセル機能に加え、生体センサ機能も搭載しており、センサで取得した生体情報をスマートフォン経由でクラウドへ連携することで、イヤホン装着者の労務管理や健康管理サービスなども活用することが可能になります。
「er-CO・CCO・LO(エル・コッコロ)」は、イタリアローマ地区の“可愛らしい”、“お気に入り”の意味。耳(ear)から心に感動を届けたいという想いも込めています。
■製品の特長
●高度なノイズキャンセリング機能
IntelliGoのAI通話ノイズキャンセリングICを搭載した「er-CO・CCO・LO」のノイズキャンセリング機能には、従来製品と比べ以下のような特長があります。
【er-CO・CCO・LO(IntelliGo)】
ノイズ除去能力 :あらゆるノイズに対応可能
マイク(ノイズ除去のため):1つでOK
突然のノイズへの反応 :即時対応可能
その他 :人間の声よりバックグラウンドのノイズが強い
環境下(SNR※2 0dB以下)でもノイズキャンセル可能
【既存のスマートイヤホン】
ノイズ除去能力 :あらかじめ決まったノイズにのみ対応可能
マイク(ノイズ除去のため):2つ以上必要
突然のノイズへの反応 :不可(ノイズと認識すること自体に時間がかかる)
その他 :人間の声よりノイズが強くなると、キャンセル
できなくなるケースが多い
●生体センサ機能
・サーミスタセンサ
内蔵したサーミスタが耳内部の温度を計測することができ、平熱、微熱、高熱などをアプリ上に表示することが可能です。耳の内部は温度が高く安定しています。
・9軸センサ
「3軸加速度+3軸角速度+3軸方位センサ」の機能を持つセンサを搭載しています。これにより、運動時の姿勢を正確に測定することができ、無理な体勢、姿勢による労働作業などを認識することができます。
・脈波/脈拍(開発中:次期バージョンで搭載予定)
耳内部の動脈の振動を捉えて「加速度脈波」を検出するために、現在開発中です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/242693/LL_img_242693_2.png
生体センサ機能(サーミスタセンサ・9軸センサ・脈波/脈拍(開発中))
●クラウドと連携した生体情報管理(開発中)
上記のセンサで取得した生体情報を、「er-CO・CCO・LO」のBluetooth機能でスマートフォンに連携しクラウドに送信することで、生体情報のクラウドで管理・モニタリングすることが可能となります。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/242693/LL_img_242693_3.jpg
生体情報管理画面
■今後想定される利用シーン
・建設現場などでの労務管理(現場作業員の体調、安全対策)
イヤホンに搭載されている生体センサの情報をBluetoothでデータを送信、クラウド上で管理/分析し、必要に応じて作業者のデータを受信することができます。また、AI通話ノイズキャンセリングICが搭載されているので、クリアな音声を相手に届けられるストレスフリーな通話が実現可能となります。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/242693/LL_img_242693_4.jpg
建設現場などでの労務管理(現場作業員の体調、安全対策)
・テレワーク時の環境音の除去
AI通話ノイズキャンセリングICによる高度なノイズキャンセリングにより、オンライン会議時において外部の環境音を除去し、どこにいてもストレスのないテレワーク環境を構築することができます。
■製品リリース時期と搭載ハードウェア
【バージョン:er-CO・CCO・LO E1】
販売開始時期:2021年4月
イヤホン :AI通話ノイズキャンセリングIC ○
サーミスタ ○
生体センサ :9軸センサ ○
脈波・脈拍センサ(注) ×
専用アプリ :○
【バージョン:er-CO・CCO・LO E2】
販売開始時期:2021年末予定
イヤホン :AI通話ノイズキャンセリングIC ○
サーミスタ ○
生体センサ :9軸センサ ○
脈波・脈拍センサ(注) ○
専用アプリ :○
(注)4月リリース予定の製品(E1)と2021年末リリース予定の製品(E2)はハードウェアの内容が異なるため、ファームウェアアップデートで対応できるものではありません。
■仕様
・Bluetoothバージョン 5.2
・連続再生/通話時間 約7時間
・外音遮断機能 ノイズキャンセリングモード
・ケースによる本体充電回数 約3回
・外音取り込み機能 アンビエントモード
・防水性能 IPX4 相当(イヤホン部のみ)
・送信出力 Class1
・対応コーデック SBC, AAC
・重さ 約5.5gx2/充電ケース 約48g
・最大通信距離 10m(ベストエフォート)
・充電時間 約2時間
・使用温度範囲 0~40℃
■「er-CO・CCO・LO」の詳細
「er-CO・CCO・LO」の詳細は、以下URLをご覧ください。
https://www.paltek.co.jp/solution/iot/pdctsevc/ercoccolo/index.html
■展示会について
展示会名: 「第7回 ウェアラブル EXPO」
開催日時: 2021年1月20日(水)~22日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会場 : 東京ビッグサイト PALTEKブースは、W26-37
(東京都江東区有明3丁目11-1)
主催 : リード エグジビジョン ジャパン株式会社
URL : https://www.wearable-expo.jp/ja-jp.html
■専門用語説明
※1 2021年1月現在。当社調べ。
※2 SNR(Signal-to-Noise Ratio):
信号雑音比。信号のレベルと雑音(元の音声との差分)のレベルとの比を表したもの。人間の声など有効な信号と消したいノイズの強弱関係を表します。
■イアフレド株式会社について
イアフレドは、長年デジタルオーディオの研究開発やDVDフォーマットの開発に従事してきた田坂氏を代表に置き、スマートインテリジェンスイヤホンの開発および提供のため2016年11月に設立されました。
イアフレドに関する詳細は、 http://www.earfredo.co.jp をご覧ください。
■株式会社PALTEKについて
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェア等の設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEKに関する詳細は、 https://www.paltek.co.jp をご覧ください。