赤坂真理さん
鈴木涼美さん
小説『ヴァイブレータ』で多くの女性に「わたしのことが書いてある」と共感を得、『東京プリズン』で戦後論のさきがけとなり、『愛と暴力の戦後とその後』などの評論で現代を描いてきた作家、赤坂真理さんと、『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』で鮮烈なデビューを果たした後、割り切れない現代社会の機微を的確に捉えたエッセイを発表し続けている作家・社会学者の鈴木涼美さんが、初顔合わせとなるトークイベントを12月3日、新宿ロフトプラスワンにて行います(会場参加・オンライン配信)。赤坂さんが新書としては6年ぶりとなる 『愛と性と存在のはなし』(NHK出版新書)を11月10日に刊行、出版を記念してのイベントとなります。
本書で「性的多様性を認めよう」と言うけれど「マジョリティ」である異性愛者こそこじらせやすい、「マジョリティ」のグラデーションを見ていくと「マイノリティ」とぴったりである、などの目からウロコの視点を、映画『ボヘミアンラプソディ』、朝ドラからセクハラ、そして自らの物語などを、縦横無尽に語った赤坂さんが、鈴木さんと、いくつかの社会的トピックをもとに、男女それぞれの生きづらさと分断について対談する予定です。
【イベント概要】
■タイトル:赤坂真理×鈴木涼美「今こそ愛とか性をキレイゴト抜きに語ろう」
/赤坂真理『愛と性と存在のはなし』刊行記念
■日時:12月3日(木)OPEN 18:30 / START 19:00
■会場参加チケット:会場参加(※限定50名様)¥2,000(別途ドリンク代¥600)
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/reserve?event_id=163149
■オンライン視聴チケット:¥2,000
https://twitcasting.tv/loftplusone/shopcart/39777
※購入受付期間:12/17(木)21:00まで※アーカイブ:12/17(木)23:59まで視聴可能
■必要スペック:ツイキャス
https://twitcasting.tv/helpcenter.php?pid=5368
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赤坂真理さん
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鈴木涼美さん
【赤坂真理さんプロフィール】
東京生まれ。高円寺育ち。少しアメリカ育ち。90年に別件で行ったアルバイト面接で、アート誌『SALE2』の編集長に任命される。同誌に寄せた小説が文芸編集者の目に留まり、95年に「起爆者」で小説家デビュー。代表作に、寺島しのぶと大森南朋主演で映画化もされた『ヴァイブレータ』、『ミューズ』(野間文芸新人賞)、アメリカで昭和天皇の戦争責任を問われ惑う少女を通してこの国の戦後を描いた『東京プリズン』(毎日新聞文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部賞)が大きな反響を呼び、戦後論の先駆けとなった。
大きな物語と個人的な物語は関連するという直感を持ち、社会と個人を結ぶ、批評と物語の中間的作品にも情熱を持つ。そうした作品に『モテたい理由』『愛と暴力の戦後とその後』など。本作もそうした系譜の作品のひとつであるといえる。
【鈴木涼美さんプロフィール】
1983年東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。
大学在学中からキャバクラ嬢などを経験し、20歳の時にAV女優デビュー。大学院卒業後は日本経済新聞社に入社し、都庁記者クラブや総務省記者クラブなどで5年半勤務。退社して著述家に。大学院での修士論文が2013年に『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』として書籍化。
世相や男女・人間関係を独自の視点と文体で表現するコラムやエッセイが話題を呼んでいる。
赤坂真理×鈴木涼美「今こそ愛とか性をキレイゴト抜きに語ろう」/赤坂真理『愛と性と存在のはなし』刊行記念 : https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/163149
画像 : https://newscast.jp/attachments/vyleqouunBQIhOovUiJZ.jpg
『愛と性と存在のはなし』
発売日 : 2020/11/10
新書 : 256ページ
ISBN : 978-4140886403
出版社 : NHK出版