患者リクルートメントソリューション「Enroll」利用イメージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/233193/LL_img_233193_1.png
患者リクルートメントソリューション「Enroll」利用イメージ
革新的な医薬品をいち早く患者さんに届けるためには、治験プロセスを滞りなく進めることが必要です。治験によっては対象患者がなかなか見つからず、組み入れ予定人数への到達に時間がかかる場合があり、より多くの対象患者をいち早く見つけ出す体制が求められています。そのような中、従来の医師間における対象患者紹介は、電話やFAXが主流で医用画像などの検査結果が十分に共有されていないため、治験実施医療機関での再検査で不適格になることもあり、転院患者への負担も大きくとても非効率でした。
この度アルムは、自社で開発・提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」で培われた医療関係者間のネットワークを活かし、患者さんへの治験の案内と治験実施医療機関への紹介を促進する患者リクルートメントソリューション「Enroll」を開発いたしました。適格性判定チェックリスト(Enrollアプリ)と医用画像を、Joinを経由して医療関係者へ共有し、患者の紹介・相談をサポートします。治験フェーズだけでなく、市販後フェーズでの活用も可能です。
2020年10月15日〜17日に開催された第79回学術総会 脳神経外科学会にて、実際の治験における本ソリューションを活用した事例が発表されました。
アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、今後も医療現場に貢献できるサービスを提供してまいります。
■Enrollについて
患者さんへの治験の案内と治験実施医療機関への紹介を促進する患者リクルートメントソリューションです。
●医用画像などの検査結果をJoin経由で共有
Joinを活用して病院内外の協力・情報連携体制を構築できます。
<病院内>
院内での患者紹介や相談手順を共有しておくことで、その病院における患者さんの組み入れの可能性を最大化します。
<病院外>
紹介元医療機関と紹介先の治験実施医療機関の間で、適格性判定チェックリスト(Enrollアプリ)と医用画像を共有することにより、対象患者の紹介や患者の治験適格性についての遠隔相談などができます。
●適格性判定チェックリスト
治験プロトコルに規定された選択基準・除外基準に基づいた適格性判定チェックリスト(Enrollアプリ)です。
従来は冊子で持ち歩いていたプロトコルを、スマートフォン・タブレットのアプリでいつでもどこでも確認できます。複数の治験に関わる場合にもとても便利です。
※ソリューションには、システムのインストール・利用および紹介促進のためのサポートサービスが含まれます。
▼「Enroll」紹介サイト
https://www.allm.net/enroll/
■Joinについて
株式会社アルムが開発・提供する、医療関係者がセキュアな環境でコミュニケーションをとることができるアプリです。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院の際の病院間連携・情報共有などに利用されています。日本ではじめて保険収載されたプログラム医療機器です。
(販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join)
https://www.allm.net/join/
■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、医療・福祉分野におけるモバイルICTソリューションの提供をしています。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として21カ国へのソリューション提供を行っています。
○ 社名 株式会社アルム
○ 本社 東京都渋谷区渋谷3丁目27番11号 祐真ビル新館2F
○ 代表 坂野 哲平
○ 設立 2001年4月18日
○ 資本金 15億6,813万円
○ ホームページ https://www.allm.net/