『一人称単数』村上春樹（文藝春秋）
『素晴らしき家族旅行』林真理子（毎日文庫）
作家・林真理子さんが自著とおすすめの本を紹介するYouTubeチャンネル「マリコ書房」の第7回目では村上春樹の新作『一人称単数』（文藝春秋）と自著『素晴らしき家族旅行』（毎日文庫）を取り上げています。
村上春樹さんはいわゆる文壇との付合をしない孤高の作家として知られていますが、林さんも「立ち話」しかしたことがないと語っています。その村上さんが新作を世に出す際の驚きの逸話が披露されています。村上春樹さんや吉本ばななさんなど、世界中で読まれる作品には「良き翻訳者の存在がある」と語る林さんは自虐的に自分の作品は海外受けしないと話しています。
2度のドラマ化をされた『素晴らしき家族旅行』は元は新聞連載小説。長編を書くには「健康」だけでなく「努力」「集中力」が必要だったと自らを振り返り、本作は文庫になってもなお読まれる「親孝行」な作品と話しています。
本が売れない時代に、現役ベストセラー作家が自腹で本を勧める動画チャンネル「マリコ書房」。「週刊文春」での連載エッセイが「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に公式認定されたことや、菊池寛賞受賞について林真理子さんが語る動画撮影も予定しています。ぜひチャンネル登録を願いいたします！
【林真理子公式YouTubeチャンネル】
チャンネル名：マリコ書房
チャンネルURL：https://www.youtube.com/channel/UCUUABmT1NxSBKcIA4pvfHJQ/channels
画像 : https://newscast.jp/attachments/jHKPcoLPaKeAVvnhY0NE.jpg
『一人称単数』村上春樹（文藝春秋）
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『素晴らしき家族旅行』林真理子（毎日文庫）
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【林真理子（はやしまりこ）プロフィール】
1954年山梨県生まれ。コピーライターを経て作家活動を始め、82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第九四回直木賞受賞、95年『白蓮れんれん』で第八回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第三三回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。
2018年紫綬褒章受章。2020年菊池寛賞受賞。
「週刊文春」でのエッセイが「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に公式認定。
現在「風と共に去りぬ」を超訳した『私はスカーレット』（小学館文庫）など執筆中。
2020年9月11日(金)～11月23日(月・祝)の期間、山梨県立文学館にて、生い立ちから現在までの作家としての軌跡と、幅広い活動を紹介する初の展覧会「企画展 まるごと林真理子展」開催中。
https://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/exhibition/Hayashi_chiraA4.pdf
