「魚が食べたい」MC解禁
同番組は普段口にできない、市場に出回らない激レアの魚を探しに、全国の漁港、市場、鮮魚店、飲食店、漁師のもとを訪ね、地元の人の情報だけを頼りにディレクターが取材したビデオを見ながら、山口がMCを務める「一魚一会」の捜索バラエティーです。
■POINT
日本周辺に生息する魚は4,000種以上。しかし、東京に入荷される魚はわずか400種。「希少すぎて値段がつかない」「足が早すぎて遠方に届かない」「おいしすぎて漁師が食べてしまう」……。さまざまな理由で3,000種以上の魚が市場に出回らない。そこで、東京では出会えない魚を求めて、ディレクターが全国各地に突撃取材!
この番組は、日常で目にする魚ではなく、普段口にできない、市場に出回らない激レアの魚を探しに、全国の漁港、市場、鮮魚店、飲食店、漁師のもとを訪ね、地元の人たちの情報だけを頼りに取材を敢行する!
まさに「一魚一会」の捜索バラエティーが誕生!
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/226392/LL_img_226392_1.jpg
「魚が食べたい」MC解禁
■「今までになかった番組」
これまでにテレビ番組の企画だけでなく、プライベートでも全国津々浦々の港をめぐったという、ぐっさん。しかし、MCのオファーは意外だったようで、「僕に魚のイメージがあったかな?ロケではよく肉を食べているけれども…(笑)。魚にスポットを当てて、ましてや、普通の魚じゃなくて、地元でしか食べられないというのがいい。今までなかった番組。特化の仕方がタイトルそのままじゃないですか、これからのテレビだなと思いました。だから、オファーは素直にうれしかった」とやる気まんまんです。
この日も静岡・焼津で購入した魚河岸シャツ姿でコメント撮影に登場しました。「漁師さんが陸に上がって、風呂に入った後に着るものなんですけど、1着しかないし、私物なので、ずっと着たら、色があせちゃう。でも、魚絡みのものは身につけたいかな」と話す。番組ではディレクターが取材したVTRをスタジオでさばく役割だが、「漁師さんにコンタクトを取ってもらって、僕が行くというのもいいかな。旅も好きですし、地元の方との触れ合うのも好きです。今回はディレクターさんが行ってくださるのを見させていただく立場ですが、スケジュールが合えば、自分がお邪魔する回もあってもいいかなと勝手に思っています」とロケ取材にも名乗りをあげました。
番組の収録はこれからです。「情報が何でも自分の手元で拾える世の中で、大人のみなさんも情報に頼り過ぎていると思うんですが、実際に行くと、こんなことがある、こんな出会いがある、こんな楽しいことがある、人と人とのふれあいがある。そういう部分が伝わる番組になれば。僕がディレクターさんに深く聞いて、視聴者の皆さんにお伝えできればと思います」と抱負を語りました。
■ぐっさんに聞く
――オファーの感想は?
「僕に、魚のイメージがあったんかなぁ、どっかで言うたかな。ロケでもよく肉を食って、『うまそうだな、ぐっさん』と言われているんだけど。魚って、テレビでは引きが弱い気がする(笑)。でも、だから、(こういう番組が)今までないのかなって。逆にそこが面白かった。「魚が食べたい」って特化の仕方がタイトルそのままじゃないですか。肉好きは見ない(笑)。これからのテレビだなと思いました」
――肉派ですか?魚派ですか?
「失礼ですけども、愚問です。僕も考えましたけど、どっちも譲れない。魚でも肉を超えるものもありますし、その逆もある。ただ、飛行機に乗って、『フィッシュ・オア・ビーフ?』と聞かれたら、『ビーフ』と答えます(笑)。今のが答えになっているかもしれません(笑)。本当にどっちも好きです。間に野菜があれば、最高です」
――釣りはいかがですか?
「大好きなんですけど、やりたいことがすごくいっぱいあってなかなか優先順位が釣りに回ってこないんです。子供の時から釣りは好きですし、やめたわけでもない。家には釣竿の仕掛けもあります。ただ、のんびり釣りをするっていうのは意識にはないんです」
――これを機に興味が芽生えることは?
「それはありますね。もし、おかっぱり(陸から釣ること)でこんなものが釣れるとかが分かったら、やってみたいです。船に出て、いろんな魚が釣れるというのも醍醐味だと思うんですけど、そこに行けば、その魚が釣れるんだというヒントになればね」
――漁に挑戦というのは?
「今まで散々やってきたんで、もういいです。飽きるんですよ。獲物によっては何時間もかかる。10時間、カニ漁をやったことがあるんです。1匹目も100匹目もカニじゃないですか。僕らは漁にお邪魔させてもらっているので、『もう撮りましたから、OKです』と言っても、港には戻ってくれない。それがすごくつらくて……。でも、港に戻ってきたときに、漁師さんが捕れたカニを船の煙突でボイルしてくれた味は忘れられない。もう一度食べたいけれど、それは港に停泊している船でもできるじゃないですか(笑)。五目釣りだったら、次に釣れるかなという楽しみがあると思うんですけど、狙っていくと、同じものばかり。カナダでキングサーモンを釣りに行っても、思いっきり飽きました(笑)」
――では、MCという立ち位置がちょうどいいのかもしれないですね。
「テレビをご覧の皆さんは、“どこも行かんと偉そうに”というかもしれませんけど、行ってないから感じるものもあるんでしょうし、それは視聴者の方と同じ目線だと思うので、『どうして』という疑問をディレクターさんにぶつけようかなと思っています」
――行ってもらいたい場所は?
「南国の魚って意外と紹介されてないんじゃないかな。僕のお袋が奄美大島なんで、ちょくちょく行っているんですけども、南国の魚って、きれいすぎて、おいしそうじゃないけれども、実はめっちゃおいしいものもあるんですよ。そういうのを知りたいですね」
――いろんな漁港に行かれていますね。
「全国行っていますね。仕事でも、プライベートでも。バイクでも行きます。国道を走れば、必ず標識に漁港があるので、メシを食ったりします。奄美大島に行ったときは朝、漁港まで歩いていって、釣りしている人を見たり、時には自分も、ちょっと竿を出したりすることもあります」
■CAST
MC:山口智充
■STAFF
制作 : BS朝日、ABCリブラ
プロデューサー: 大幸 雅弘(BS朝日)、和田 健作(BS朝日)、
奈良井 正巳 (ABCリブラ)