気仙茶のブールドネージュ「緑の妖精」1
今田美奈子さん(左) 三陸鉄道・中村一郎社長(右)
三陸鉄道本社で開催された「緑の妖精」発表会1
三陸鉄道本社で開催された「緑の妖精」発表会2
陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」と気仙茶を主原料に、東京の洋菓子研究家・今田美奈子さんにレシピ・監修を依頼。甘さひかえめでフワっとした食感、気仙茶の風味が口いっぱいに広がる上品な味が特徴です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185310/LL_img_185310_1.jpg
気仙茶のブールドネージュ「緑の妖精」1
ブールドネージュ「緑の妖精」
https://sanrikutetsudou.shop-pro.jp/
◆岩手の三陸鉄道 リアス線 163キロ 2019年3月全線開通◆
三陸鉄道は、東日本大震災津波による被災から、2014年4月に北リアス線宮古~久慈間71.0kmと、南リアス線盛~釜石間36.6kmで運行再開を果たすことができました。
同じく大震災で大きな被害を受けましたJR山田線(宮古―釜石間)の復旧工事が東日本旅客鉄道により行われ三陸鉄道に移管、2019年3月23日に盛駅(大船渡市)から久慈駅までの163kmが三陸鉄道リアス線として一つにつながりました。
第3セクター鉄道としては、全国一長い鉄道の誕生となります。三陸沿岸の皆様の大切な足として、また観光列車としても注目を集めています。
◆三陸防災復興プロジェクト2019開催◆
2019年岩手の三陸は、三陸鉄道全線開通、陸前高田市の東日本大震災津波伝承館の開館、ラグビーワールドカップ2019の釜石開催など、日本国内のみならず世界的に注目される年となります。この機会に合わせ、6月1日から8月7日の期間、「三陸防災復興プロジェクト2019」が開催され、オールいわてで様々なプロジェクトが実施されます。
地域の復興の様子や、ご支援への感謝をお伝えするとともに、震災の記憶と教訓や、三陸の自然・郷土料理など多種多様な魅力と情報を発信していきます。
◆三陸鉄道が土産菓子を開発 陸前高田産の米粉など使用◆
復興に取り組む三陸沿岸の今を発信する「三陸防災復興プロジェクト2019」の一環『三陸お土産品プロモーション大作戦』のために三陸鉄道が土産菓子を開発。5月29日に三陸鉄道本社で中村一郎社長をはじめ商品開発を監修した洋菓子研究家・今田美奈子さんら4人が出席し、発表会が開催されました。
開発した洋菓子「緑の妖精」は、フランスの伝統的な焼き菓子・ブールドネージュ(雪の玉)を、希少価値高い気仙茶を粉にしたものと、ブランド米「たかたのゆめ」の米粉を主な原料として作ったもの。グルテンフリーで小麦粉アレルギーの方にも召し上がっていただけます。
ほのかな甘さと、とろける軽い食感、気仙茶の香りが口いっぱいに広がり、幅広い世代に愛される味わいです。パッケージには三陸鉄道の車両のイラストなどをあしらいました。製造は一般社団法人 ドリームプロジェクト内「菓子工房 ゆめのみち」が担当。
三陸鉄道・中村一郎社長は「県内の皆さんだけでなく、全国の皆さんに情報発信し、多くの人に愛されるお土産に育てていきたい」と意気込みを話しました。
◆レシピと監修は洋菓子研究家 今田美奈子さん◆
以前より陸前高田の復興支援として「たかたのゆめクッキー」の開発にご尽力をいただいているつながりから、レシピと監修は東京の洋菓子研究家 今田美奈子さんに依頼致しました。
「米粉と気仙茶がヨーロッパの味というより日本と融合した味で完成したことが嬉しいです。米粉の甘さと気仙茶の風味を生かし、ほんのり緑色の幸せを呼ぶお菓子に仕上げました。ひとつ一つ手作りの逸品です。気軽にふだんおいしく食べていただけるとうれしいですね。軽くてふわっとした食感を楽しんで欲しい」と今田美奈子さん。
食べた方の心の癒しになって欲しいという願いを込めて開発に当たったそうです。
◆発売は6月1日◆
価格は1箱5個入りで税込850円。6月1日に三陸鉄道の久慈・宮古・釜石・盛の4駅で発売し、同社オンラインショップでも販売されます。
品名 :ブールドネージュ「緑の妖精」
名称 :洋菓子
内容量:5個
販売者:三陸鉄道株式会社(岩手県宮古市栄町4番地)
TEL.0193-63-7738
製造者:一般社団法人 ドリームプロジェクト内「菓子工房 ゆめのみち」
(岩手県陸前高田市矢作町字耳切16-1)
◆写真説明◆
- 三陸鉄道の車両をデザインしたパッケージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/185310/img_185310_6.jpg
- 三陸鉄道の車両前にて。三陸鉄道・中村一郎社長と洋菓子研究家・今田美奈子さん。
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- 三陸鉄道本社で開催された「緑の妖精」発表会。
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- 発表会にて「緑の妖精」の特徴を説明する洋菓子研究家・今田美奈子
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- 「緑の妖精」
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◆今田美奈子(いまだ みなこ)◆
東京生まれ。白百合短期大学英文科卒業。ヨーロッパ各国の国立製菓学校やホテル学校で伝統のお菓子やシュガーデコレーション、テーブルセッティング、プロトコール・マナーを学び、「今田美奈子お菓子教室」を開く。現在「株式会社今田美奈子食卓芸術サロン」代表取締役社長。
日本で初めてヨーロッパ伝統のお菓子や食卓芸術の著書を80冊余り出版。
フランス政府より2003年にテーブルアートで「芸術文化勲章オフィシエ」、2011年に製菓・技術で「農事功労勲章」を受章。
2009年より東京・新宿高島屋4階にミュージアムスタイルのティーサロン「サロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ」をオープン。
世界遺産第一号フランスシャトル大聖堂修復基金や東日本大震災復興支援で陸前高田のブランド米「たかたのゆめ」を使用した「たかたのゆめクッキー」監修、ほか世界各地のチャリティ活動に貢献。
<主な活動>
日仏生活芸術協会(仏政府公認) 会長
一般社団法人 国際食卓芸術アカデミー協会 会長
クラブ・ガストロノミック・プロスペールモンタニエ 名誉顧問
日本ペンクラブ 会員 ほか多数。
<主な著書>
『ヨーロッパお菓子物語』『お姫さまお菓子物語』『名作の中のお菓子物語』(共に朝日学生新聞社)、『ファーストクラスの生き方』(イースト・プレス)、『貴婦人が愛した食卓芸術』(角川書店)、『新・セレブリティのテーブルマナー』(主婦の友社)、『縁は器なもの』(中央公論新社)、『お姫さま養成講座』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。